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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 インド洋での給油の8割はイラク行き
2007年09月11日 (火) | 編集 |


  上の写真:初の洋上補給でパキスタン海軍の駆逐艦(左)に給油する「ましゅう」
       「朝雲ニュース」より
     http://www.asagumo-news.com/news/hp0501/jsdf/seigen/nt0412.htm





       テロ特措法――海上給油の実態とは?


■仕事を終えた夜中、ベッドに寝転びながら「パックイン・ジャーナル」の音声だけ聞いていたら、「アメリカ第五艦隊云々」とかの単語が耳に入ってきたので、あわててメモを取った。
以下、気になった部分を抜粋する(メモ書きなので発言通りではない)。


   「愛川欽也パックイン・ジャーナル」 初回放送9月8日

テーマ2 テロ特措法の成り行きは

アフガンのために作ったテロ特措法。その実態はどうなの? という話の流れの中で…


ジャーナリスト・二木啓孝氏…アメリカの海軍中央司令部と第五艦隊のオフィシャル・サイトに、「日本政府は不朽の自由作戦(イラク戦争の名前)の開始以来、8620万ガロン(33万キロリットル)の燃料を貢献した」――つまり「日本政府はイラクの戦争に33万キロリットルの貢献をしてありがとう」と書いてある。アフガンでなく、イラクの戦争で。
防衛省の発表では、これまでインド洋で給油した総給油実績は38万キロリットルと書いてある。
われわれが行ってるだろうと思ってる38万キロの8割は、実はイラクへ行ってて、第五艦隊のHPではありがとうと書いてある


朝日ニュースターコメンテーター・田岡俊次氏…いや、インド洋の真ん中で給油してるというだけで、イラクに持って行ったとは限らない。給油されている当人でもわからない。これは単にアメリカ側の記述ミスだろう。


二木氏…しかし、ワッと関心が高まった時点で、この第五艦隊のHPはアクセス不能になってしまった。こういうわけのわからない点がようやく今回の国会で明らかになるだろう。
「詳しくはわからない」ということが明らかになるだけでもいい。


田岡氏…なぜアメリカ海軍やパキスタンがあの海をパトロールするようになったか。アメリカがアフガニスタンに行ってアルカイダとタリバンをやっつけるだろうが、彼らがソマリアなどの国外に広がると困るから、逃亡防止のためにパトロールするはずだった。
ところがアルカイダの制圧は成功しないし、タリバンの勢力はどんどん増えるし、またイラク戦争を始めたものだから、防御線を張ってもうしろで大火になってる。
だからすでにアメリカの策略は破綻している。

アメリカ(シーファー)はいつもこう言う。
「日本は中東に石油を100%依存している。中東の安定のために日本は協力する義務がある」と。
しかし現実は、産油国は石油を売りたいがアメリカが経済制裁をしてむしろ売らせないのだ。
イラン・イラク戦争中は、石油供給の安定のためにサダム・フセインを支援しろとアメリカはさかんに言っていた。今度は同じ理屈でフセインをやっつけろと言ってきた。なんでもかんでも金を出せと。
アメリカがいなくなったら、もっと自由に石油が入る。

スペイン、イギリス、イタリーなどイラク戦争でテロとの戦いを率先してやった連中は全部、政権担当能力を国民から疑われて退陣せざるを得なくなった。

ようするにテロリストが逃げるのを防ぐためのパトロールで、そのための石油だから、アフガンの復興には何の関係もない。

たぶんアルカイダはパキスタンの北部なんかにおるのだろう。
むしろパキスタンの政府の方がひっくり返りかかっている。


二木氏テロ特措法はパキスタンの支援法になっている。ムシャラフ支援法だ。






       テロ特措法はパキスタン支援法?


■第五艦隊のオフィシャル・サイトの件はそれまでちょっと耳にしていた。
確かにアクセス不能になっている。やっぱり怪しい。

■そしてパキスタン海軍への水と燃料の支援は、両方ともなんとアメリカに次いで第2位だ! これって明らかに軍事支援でなくて経済支援でしょ!


       なるほど、こんな過去の出来事が。


8月22日、あの小池百合子元防衛相がパキスタンのムシャラフ大統領と会談していたのだ。

小池「あなたのお国の艦船に給油活動する根拠になってるテロ特措法が、
    11月1日で期限切れになってしまいますのよ」
ムシャラフ「げげげ。そりゃ困るわ。
    水と石油をくれなきゃ港に引きこもっちゃうから。
    ぜひとも活動の延長をお願い。
    そこんとこ、よ・ろ・し・く」
小池「あらあら、すねちゃって。いいわよ~ん」





       そして、揺れるパキスタン情勢



■ムシャラフ大統領の天敵・亡命していたシャリフ元首相が帰ってきたのだ。

写真:10日、イスラマバードに到着し、支持者に手を振るシャリフ元首相(AP=共同)


しかし、帰国後わずか4時間で今度はサウジアラビアに追放されてしまった。

14日には、これまた亡命中のブット元首相も帰国する。






      東京新聞 9月11日記事より転載
   http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007091102047858.html

        

 パキスタン シャリフ元首相、再び追放 サウジへ帰国後わずか4時間

【イスラマバード=大場司】パキスタン政府は十日、一九九九年のクーデター後に国外追放され、滞在先のロンドンから同日帰国したシャリフ元首相を逮捕し、サウジアラビアに再び国外追放した。

政敵の脅威はひとまず去ったとはいえ、ムシャラフ大統領の苦境に変わりはない。今月十五日以降に大統領選を控え、大統領と亡命中のブット元首相との連携交渉も停滞。再選への道筋は定まっていない。

 治安当局はイスラマバード空港に到着したシャリフ氏を汚職容疑で逮捕した。同氏は国外退去か訴追かの選択を迫られ、国外退去に同意。特別機でサウジ西部ジッダに着いた。同氏のパキスタン滞在はわずか約四時間だった。

 シャリフ氏率いるパキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派は、同氏の帰国を認めた八月の最高裁決定の侵害だとして猛反発。拘束された幹部の釈放も求め、十一日に全国ストを呼び掛けた。

 政府がシャリフ氏を国外追放したのは、国内で収監した場合、大統領の打倒を掲げる同氏が「反ムシャラフ」の象徴になり、国民の支持を一気に集める可能性があったためとみられる。

 最近の世論調査でシャリフ氏の支持率は急上昇。大統領側近のアハマド鉄道相は同氏の帰国前、本紙の取材に「英雄にさせる機会を与えてはならない」と述べ、国外追放の方針を示唆していた。

 シャリフ氏の再度の追放にサウジアラビアが協力。二〇〇〇年に同氏の亡命受け入れを仲介したサウジのミクリン王子とレバノンの政治指導者で故ハリリ元首相の息子、ハリリ氏が重要な役割を果たしたとみられる。

 両氏はシャリフ氏の帰国直前の八日にパキスタン入りし、大統領と会談。大統領は両氏とシャリフ氏が帰国した場合の対応を入念に協議し、サウジ側はこの席で再度の受け入れを最終確認した可能性が高い。

 一方、大統領とブット元首相の連携交渉は、与党パキスタン・イスラム教徒連盟クアイディアザム派内で反発が噴き出しており、妥結のめどは立っていない。







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