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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 原発についてもっと知ろう
2007年07月24日 (火) | 編集 |

■新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原発の被害と微量放射能漏れは、政府と東電のデータ隠しと対応のまずさで国民の不安は治まらず、風評被害で近隣の観光業界も大きな打撃を受けている。

■原発事故は恐ろしい。
だが数々の風評や過剰な噂、そして根拠のないデマも同様に怖い。
こうした風評やデマに踊らされないためにも、私たちはもっと原発についての知識を持つ必要がある。少しでも知識があれば、いざという時に冷静な対処法を取れる確率もまた高まるからだ。


■右の本は瀬尾健(せお・たけし)著
『原発事故……その時、
あなたは!』
  風媒社

瀬尾氏の専門は原子核物理学、ベータ・ガンマ核分光学、放射線計測学、原子炉事故の災害評価など。94年に癌のため死去。
『原発事故…』は翌95年に出版されたが、内容の基本的な部分は今も十分有効である。


本書は帯にもあるように、個々の原発における予測事故のシミュレーションが正確な図やデータと共に明示されている。

個々の原発例は、泊1号炉、敦賀2号炉、美浜3号炉、大飯2号炉、高浜4号炉、伊方3号炉、玄海3号炉、川内1号炉、女川1号炉、福島第一6号炉、福島第二4号炉、東海2号炉、浜岡3号炉、柏崎1号炉、滋賀1号炉、島根2号炉、そしてもんじゅである。

この他にも
<CASE STUDY>重大事故は、なぜ起きた!?
 スリーマイル島事故、チェルノブイリ事故、事故からの教訓
<防災編>放射能から身を守るには
<知識編Ⅰ>原発の基礎知識
<知識編Ⅱ>重大事故の予備知識

と、丁寧で実用的な内容構成になっている。


この中の<CASE STUDY> 事故からの教訓
は、今回の柏崎刈羽原発にもあてはまる箇所が多い。

①事故は思いがけないことから起こり、予想外の経過をたどる。
 事故が起こってからの責任者たちの第一声は、いずれの事故でも驚くほどよく似ている。つまり「こんなことが起こるとは信じられない」というのである。思わず出る言葉には真実がある。この場合、一つは責任回避、もう一つは発言者の気持ちとは裏腹に、「今後とも何が起こるかわからない」ということをはからずも白状している。(略)

以下タイトルだけ書き抜くと、
②フェイルセーフ、フールプルーフはあり得ない。
③事故の際の現場担当者は、信じられないほど楽観的である。
④事故の通報は遅れる。
⑤関係者はあらゆる手を尽くして事故を秘密にする。
⑥事故の影響は過小評価される。
⑦経済性のためには、少々の安全は犠牲にされる。
⑧被害者は、因果関係がはっきりしないのをいいことに、切り捨てられる。


  




■原子力資料情報室(CNIC)のHPより

     http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=553


       柏崎・刈羽原発は廃炉にせよ  7月20日


7月16日の新潟県中越沖地震は、原子力発電所と原子力施設の「安全性」を根底からくつがえした。
この地震を起こした活断層は、柏崎・刈羽原子力発電所の直下にまで及んでいることが判明した。事前の東京電力による活断層調査は不十分であった。そのことが解らぬままに原子炉の設置を許可した国の責任はきわめて重い。
柏崎・刈羽原発の原子炉や燃料棒、配管・機器類がどうなっているか、情報が公開されていない。余震も考慮すれば、いまだ緊急事態が続いていると考えねばならない。
世界最大の規模を誇る電力会社が、基本的な安全性保持の体制も緊急時に対応できる適切な力もまったく持っていなかったことが判明した。
国は、かつての安全審査の誤りを国民に謝罪し、設置許可を取り消せ。そして、柏崎・刈羽原発は廃炉にせよ。








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 コバルトな沢田研二
2007年07月24日 (火) | 編集 |

 わたしが7名の同乗者と9体のロボットと共に東京スペース・ポートへ降り立った頃には、あたりはすっかり暮れなずみ、11月の乾いた埃っぽい風が容赦なく目に飛び込んできた。
わたしたちはあわてて用意したアイグラスをかけ、鼻と口を手で覆った。
ピットを訪れる者は全員が、紫外線防止と癌予防のための免疫強化カプセル薬を皮膚内に埋め込むことを義務づけられてはいるものの、さすがにみんな緊張の色を隠せない。
今をさかのぼること1世紀以上も前、ここピットの北方に位置するロシア・エリアのチェルノブイリ原発4号炉で核爆発事故が起きて以来、フランス、北アメリカ、そして再びロシアと、小規模ながら世界各地で放射能放出事故が多発し、日本でも時代の要請に取り残された形の高速増殖炉や再処理工場の相次ぐ故障で、最悪の放射性毒物プルトニウムが飛散した過去があった。

 プルトニウムの半減期は2万4000年である。現在でもプルトニウム239や240といった放射性物質の微粒子(ホットパーティクル)が、あらゆる土壌の中に点在し、風に乗って舞い上がり、呼吸を通して肺の中に入り込む危険性は十分あったのである。
それだけではない。ドラム缶等に入れて処分ずみの大量の放射性廃棄物も、地下水や地震などの影響を受けて、じわじわと長期にわたって漏れ続けており、新たな汚染を引き起こしていた。

 寒気が足元から昇ってくる。そのまま5分ほど待ったあとで、3台のソーラーカーが迎えにやって来た。                『スプリング・エフェメラル』より抜粋




    




■上の文章は、はるか昔(^^;;同人誌に書いた私のSF小説のごく一部。
単なる遊びで書いてたものだけど、やはりチェルノブイリの衝撃は大きかったんだと今更ながら思ったりする。
ピットというのは未来における旧地球(ガイア)の蔑称で、放射能汚染や新ウイルスの流行などの壊滅的な環境破壊のために、ミドルクラス以上の人々が新地球(テラ)であるスペース・コロニーに移住したあと、取り残されたロークラスの人々が細々と生きながらえているという設定だ。

実はこのあと、今でいうテロによる原子炉施設の破壊事故や日本で発生した巨大地震でも原発事故が起きていたという事実が明らかになるわけだが、今回の柏崎刈羽原発の事故を目にして、幸い事故の程度が軽くてよかったものの、やはりとうとう起きたかと暗澹たる思いにとらわれた。


■上の写真は、沢田研二の『コバルトの季節の中で』のレコジャケ。
載せたのは特に他意はないが(f^^)
ほんとは主要な登場人物のひとりがJ(ジェイ)と呼ばれる青年で、これはもう実に偶然でビックリなんだけど、そのJ君が写真のジュリーみたいに華奢で繊細でうっとりするような美貌の持ち主。しかも強い。

ま、コバルト(Cobalt)というのは元素記号がCoで、コバルト60は…なんちって。
ええ、まったく他意はないんだけどね(T▽T)



■このあと真面目な話につなげようと思ってたんだけど、予期しない余計なムダ話を書いてしまったので、今回はここで終わり。
カテゴリも「ジュリー」に大修正(T.T)
しかもタイトルまで意味不明…。Ah~!