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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 沢田研二と手塚治虫
2007年07月23日 (月) | 編集 |

■1992年2月にNHKホールで収録された沢田研二のコンサートDVD
「A SAINT IN THE NIGHT」を観ながら、
沢田研二は手塚治虫に似ていると、ふと思った。
似ているといっても顔じゃない(当たり前だが)。つまり生きる姿勢が、だ。

■「マンガの神様」と称される手塚は60歳で没したが、意識が途切れる瞬間まで、彼は現役のマンガ家であることを止めようとしなかった。
また誰かがどこかの本で書いていたが、彼手塚はその生涯の晩年に至っても、少しも「枯れる」ということがなかった。
同じく60歳で没した手塚のライバルともいえる石ノ森章太郎が次第に日本的な自然回帰志向を見せ、線(ペンタッチ)も水墨画調を好むようになったのに対して、手塚のペンはあくまでも生々しく、あくなき技巧と新しい表現を求めてやむことはなかったのである。

■先月59歳になった沢田も毎年意欲的に新しいアルバムを出し、コンサートを行っている。常に現役のヴォーカリストであり続けているのだ。今は高音が多少出しにくくはなってきたものの、ますます声質は重厚さと艶を増し、表現力もより豊かになっている。

■特にこのコンサートでは、通常のロックやポップスではなく、世界の優れたスタンダード・ナンバーを日本語でカバーしている。しかも演奏はフル・オーケストラ。
さらに編曲・指揮は、大河ドラマ「新選組!」の音楽を手がけた服部隆之という点もうれしい。

手塚治虫がSFから時代劇、ラブコメディー、アニメ、絵本、エッセイ、小説とあらゆる分野にその才能を発揮し、日本のマンガ・シーンの事実上の牽引者となったように、沢田研二も日本のミュージック・シーンの突破者として今もなお燦然と輝き続けているのである。




「A SAINT IN THE NIGHT」曲目

1.誰かが僕をみつめてる
2.この惑星の終わりに
3.絹の部屋
4.昼下りの情事
5.愛の機械
6.次のデイト
7.ジェラシーが濡れてゆく
8.アマポーラ
9.あなたにはかなわない
10.想い出をつくるために愛するのではない
11. 愛してからでは遅いよ
12. 薔薇の行方
13. 胸いっぱいの悲しみ
14. 愛の逃亡者
15. 天使になれない
16. Don’t be afraid to LOVE
17. 紅茶天国
18. 夜の聖者
19. マイ・ラブ
20. 昨日のエデン
21. 素肌に星を散りばめて
22. 単純(シンプル)な永遠







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