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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 豊かさの本質とは何か
2007年07月02日 (月) | 編集 |




■連日にわたる政府閣僚の失態や茶番劇、社会に蔓延する閉塞感や怨嗟の声…。
それらを日常的聞きし肌に感じていると、このじめついた梅雨空とあいまって、ひどく憂鬱な気分に襲われる。

そんな折、毎日新聞朝刊のコラム「余禄」を読んで、久しぶりに一陣の爽やかな風を感じた。
以下その記事を転記する。


 米中央情報局(CIA)が先週、キューバのフィデル・カストロ国家評議会議長の毒殺計画を公表したことに驚かされた。マフィアを使おうとした具体的手口や、実行者が最終的におじけづいたというのも興味深い▲80歳になったカストロ議長はいま病床で死と懸命に闘っている。ソ連崩壊などの危機を乗り越え、「生ける伝説」ともいわれる存在だが、ハリウッドの社会派、オリバー・ストーン監督が02年に長時間インタビューした映画「コマンダンテ(司令官)」(東京、大阪で公開中)は見応えがある▲「死を避けたいか」と問われて「避けられない」と即答。「人生を二度過ごせたらいいと思うか」と聞かれ、「そんな考えを自分は持たないし、また持つべきではない」。独裁者が陥りがちな生への執着からは遠く、知性とユーモアに満ちていた▲今春、現地を訪ねると、広告看板はなく、50年代の米車が走り、時が止まったような街並みは意外と心地よかった。医療と教育は無償で、日本大使館員は「うちの家政婦さんもフロイト流の夢分析をするほど人々の教育レベルは高い。貧しさの問題はあっても、トップは腐っていない」と語っていた▲カストロ議長に象徴されるキューバ社会の生命力は、実際にその地の空気を吸わなくてはわからない。後継者によってキューバは混乱するのではないかという外部の見方に「国民の政治的成熟を信頼している。この点では心配していない」と強調するカストロ議長の姿が印象的だ▲米国が流すキューバ社会のイメージと異なるせいかこの映画は米国内で上映禁止だそうだ。懐の深いはずの国がどうしてと不思議でならないが、そのことが情報は権力によって意図的に偏向されている現実を教えてくれる。





■映画「コマンダンテ」公式サイトはこちら

   http://www.latin-america.jp/modules/weblinks/visit.php?lid=445






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