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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 偽装? 失敗? 北朝鮮核実験
2006年10月10日 (火) | 編集 |



訪中・訪韓の安倍へのご祝儀か? 
ここぞとばかりに危機を煽るマスコミの醜悪さ



■昨日9日朝10時半頃、北朝鮮北東部を震源とする人工的な地震波が観測され、北朝鮮は国営朝鮮中央通信を通じて、初の地下核実験に成功したと発表した。

ちょうど11時半頃に、民放のニュース番組(テレ朝だったか記憶が不確か)の中で北が核実験を行った模様という特報が流れ、急いで各局に切り替えたが反応なし。ようやく正午のNHKニュースで輪郭がわかった。

朝10時半といえば、一番遅い団体客のチェックアウト中で、やれやれようやく連休だの連チャンの宴会が終わったかとホッと一息ついた時刻だ。

それにしてもまだ情報が不確かな中ではトップニュースとして取り上げないかなと思っていたら、なんとNHKが大々的に流したのにはちょっと驚いた。



■ただこの地震波の各国の観測にかなりのズレがあり、しかも規模が小さいということから、お昼の時点では、私はふ~ん(・_・?)状態だった。
韓国では揺れはM3.58~3.7、日本はM4.9とか。

このときフッと頭に浮かんだのが、核ならぬ大量のTNT火薬を用いた核実験偽装の映像だった。北朝鮮の国営テレビも「放射能漏れもなく」とかなんとか言ってたしね。

あるいはこの間のテポドンと同様、実験失敗だったのかもしれない。
夕方のニュースでも、軍事評論家の岡部いさくチャン(お父さん似でマンガが上手)が失敗だったと言ってたので、やっぱりそうかな(確実ではないけどね)と思った次第である。


■昨日はこの核実験ニュースもあって久しぶりにブログを書こうかなと思ったのだが、
連日のハードな旅館の仕事と義母の介護と取材原稿書きですっかり消耗して、フロントでもつい居眠りしてしまうε-(ーдー)ハァな状態。
またまた一行も書く体力がなかった。

それはさておき結局のところ、もし本当に核実験が行われたとしたら、TNT火薬換算で約0.55キロトン、長崎型原爆(プルトニウム型)の40分の1の規模だったそうではないか。
こんな小さな規模の核実験には高度な技術が必要だから、そんなに優れてるの北朝鮮の科学技術?ってかんじかな。
いずれにしても、一刻も早く放射能漏れを確認してほしいものだ。


■しかしながら今回の騒動で気になったのはこの2点だ。

まずこの前のミサイル発射を含めて、あまりにも安倍政権の動静にグッド・タイミングなこと。
またまたキム・ジョンイル―安倍―ブッシュ(CIA・ネオコン)の仲良しトライアングルのしかけでしょーが。

そして世論調査に名を借りた、マスコミによる大衆扇動


NHKが昨日のお昼の時点でまず真っ先に、街の人々の声という形で北朝鮮非難の声を流し、今朝は民放が更に一層それを煽り立てていた。

特に中高年女性たちの「北朝鮮は怖い国」「日本はもっと断固たる姿勢を取るべきだ」「日本も核武装が必要」といった声が印象的。
まったく他人事みたいによく言うよね。

自国の人々が未だに被爆による後遺症で日々苦しんでいるというのに、そうした想像力の欠片もないのか。マスコミによる洗脳というか、マインド・コントロールの恐ろしさをまざまざと感じてしまった。




もっと冷静になるべきではないのか、日本人は。
これまで何度も何度もだまされて懲りたはずなのに、更にまただまされるつもりなの?
この国はいったん集団ヒステリーに陥れば、勝手に国民が暴走して破滅への道を突っ走る。
そうした国民性の弱点を冷静に受け止めて、いったん立ち止まり、自分の頭できちんと考えてみよう。
この騒ぎでいったい誰が得して儲け、誰がひどい目に遭うのかを。




■そんなだまされやすい人へのお薦め本。

   佐高信・魚住昭『だまされることの責任』 高文研 

  巻頭に、伊丹万作のエッセイ『戦争責任者の問題が収録されている。





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