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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 自然災害と戦争(その2)
2006年07月24日 (月) | 編集 |
<1>米国がイスラエルに武器輸送急ピッチ


■きょうは無事でも明日はどうなるかわからない、なんて書いたばかりなのに、昨日の朝食時にいきなり上あごの奥に引きつるような痛みが走り、唾を飲み込むことも呼吸すらも困難になった。
なんとか頼み込んで救急の外科で診てもらえることになったが、病院に行くまでの間に、どうやら喉近くに大きな水泡が出来つつあるような感じがした。案の定その通りで―といっても特に食事の内容に思い当たる原因はないのだが―切開してもらったら、中から血液が噴出した。
大したことなく済んだけれど、けっこう消耗したワ C= (-。- ) フゥー。
1日たってもまだ口の中が激痛。


■グチはさておき、22日の毎日新聞が米国:イスラエルに精密誘導爆弾の輸送加速 米紙報道と伝えていた。以下はその内容。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は21日、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラとの戦闘を続けているイスラエルに対し、米政権が精密誘導爆弾の輸送を加速させている、と報じた。
 同紙が米当局者の話として伝えたところによると、精密誘導爆弾の輸送は昨年認められた対イスラエル武器売却計画に基づいたもの。
 計画では、イスラエルはレーザー誘導爆弾GBU-28を100基購入でき、さらに衛星誘導爆弾も入手できることになっている。
 GBU-28は地下深くにある司令部などを攻撃するよう開発された特殊貫通弾(バンカーバスター)。


■上の図がGBU-28ディープスロート誘導爆弾。
地下塹壕(バンカー)を破壊する目的で作られたので、バンカーバスターと呼ばれている。
重さはなんと2トン強。7メートルの強化コンクリートを貫通できる。こんなに重くて破壊力が大きいのは劣化ウランが含まれているからだ。湾岸戦争からイラク戦争までさんざん問題になっている劣化ウランが、今またレバノンの地に振りまかれようとしているのだ。




<2>イスラエル軍が南レバノンで白リン弾を使用?


Wayne Madsen Reportというサイトにこんな記事があった。イスラエル軍がWMD(大量破壊兵器)を使っていて、white phosphorous attack(白リン弾攻撃)を受けて黒焦げにされた少女たちの写真も添えられている。

■白リン弾は、黄リン弾とも呼ばれる。黄リンは毒物に指定されており、(株)吉崎メッキ化工所のサイト内の説明によると、白リン(黄リン)とは
「白色または淡黄色のロウ様半透明の結晶性固体、ニンニク臭を有する。水に不溶、ベンゼン及び二硫化炭素に溶解。空気中に放置すると50度で発火する。湿った空気に触れると徐々に酸化され、暗所ではいわゆる燐光を発する。空気に触れると発火しやすいので、水中に沈めて瓶に入れ、さらに砂を入れた缶中に固定して冷暗所に貯える。酸素の吸収剤、殺鼠剤(ネコイラズ)の原料、マッチの原料(わが国では禁止)、発煙剤、黄燐焼夷弾の原料として用いられる。致死量 0.1g」とある。


■2004年の11月に行われた米軍によるファルージャ攻撃の際も、この白リン弾が使われたと問題になった。
05年11月30日の毎日新聞はこう報じている。

白リン弾:米軍がイラクで民間人に使用疑惑

 米国が昨年、イラク中部ファルージャでの武装勢力との攻防の際、民間人に対し残虐兵器である白リン弾を使用した疑惑が浮上している。イタリア国営テレビが報じたのがきっかけだ。白リン弾は照明弾や煙幕に使われ、人体に触れると燃焼時の高熱で「骨まで焼き尽くす」といわれる兵器。米国防総省は「民間人への使用はない」との立場だが、「使用が妥当だったか調査すべきだ」と指摘する専門家もいる。【ワシントン和田浩明】

 焼けただれ、溶けたような子供の顔。肉が焼け落ち、手足の骨が突き出た遺体。イタリアの国営ニュース専門チャンネル「RAIニュース24」は、11月8日、米、イラク両軍が昨年行ったファルージャ制圧戦で死亡した住民の衝撃的な映像を放映した。(以下略)




■上記の内容に連動したファルージャでの白リン弾攻撃については
「燃える雨、白燐弾 -米軍による白燐弾使用の実態についてのまとめサイト-」に詳しく載っている。


■白リン弾がファルージャなどで多くの人々を苦しめ命を奪ったのであるなら、それはまったく許しがたい行為である。
とはいえ、タイトルに?をつけたのは、私自身が完全に納得できない点もあるからだ。

白リン弾がファルージャで使われたことは早くから知っていた。ただ沖縄戦でも「いぶり出し」攻撃で白リン弾を用い、耐えかねて出てきた人々を銃などで殺傷したのであり、東京大空襲でもナパーム弾などと一緒に投下している。

確かに白リンは皮膚につくと治癒しがたいほどの火傷を負う。その一方では、現在に至るまで照明弾や煙幕として合法的に使用されているのだ。もちろん照明弾を人間に向けて撃ち込むなどとんでもないことである。しかしながら非道無比な攻撃と憤りつつも、白リン弾単体でこれほど無残な焼死体にできるのか…と、頭の隅でどうしても疑問に感じてしまうのだ。

この点がクリアになるまで白リン弾について書くのをためらっていた。だが今になっても整理がつかない。




しかし白リン弾であろうとなかろうと、現に多くの人々の命が、たった今でも失われている事実には変わりはない。
アフガンでイラクでパレスチナでレバノンで、そして他の地域でなんと多く血が流され続けていることか。
どうすればこの戦いを終わらすことができるのか、誰が戦争で儲け、利権や地位を手に入れているのか。それらをしっかり見据え、日々怒りの声をあげていかなければならない。


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