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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 愚か者づくし
2006年07月16日 (日) | 編集 |

愚か者で連想するのがこの絵。
15~16世紀に活躍したネーデルランドの画家ボシュ(またはボス)の『阿呆船』または『愚者の船』
右がボシュの肖像画、というか挿画の木版画。


ボシュは昔の画家とは思えない斬新な視点で造形している。
私はダリとかルッソー、マグリットが好きなのだが、ボシュの絵はそうした彼らの作品と比べても遜色ない。


特に有名なのが『快楽の園』と『聖アントニウスの誘惑』である。





         

さらにボシュと同時代のドイツの作家、セバスチャン・ブラントが書いたのが『阿呆船』
右は挿画。
これはありとあらゆる種類の愚か者である111人の阿呆(112人という説も)が同じ船に乗って、阿呆国ナラゴニアをめざすという物語である。
フランスの哲学者ミシェル・フーコーも、著書『狂気の歴史』の中で、この阿呆船はかつて実際に存在したと書いている。





時代がぐんと下って、こんな映画もあった。
タイトルはずばり『愚か者の船』

出演は豪華に、リー・マーヴィンとヴィヴィアン・リー。
原作はキャサリン・アン・ポーターの『愚か者の船』。
1933年、メキシコのベラクルスからドイツのブレーメルハーフェンに向かうドイツ客船ベラ号に乗船した人々の、人間模様を描いた映画だ。

さしずめ、現代の『阿呆船』ってとこか。








んでもって、極めつけがこれ!



7月15日の朝日新聞によると、
小泉首相、今度はらくだで大はしゃぎ ヨルダンで

ヨルダンを訪問した小泉首相は14日午後、同国南部の世界遺産に登録されているペトラ遺跡を視察した。
巨大な岩盤をくりぬいて作られた遺跡内ではラクダに乗るなどおおはしゃぎ。






まさしく『愚か者のラクダ』 『阿呆駱駝』。




愚か者グランプリは、あんたに決定じゃあ!!


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