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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 ミサイル危機を煽るものたち
2006年07月11日 (火) | 編集 |

今日のわが国民の大多数は、あの当時、子どもだったか、生まれてさえもいなかった。
心ある人は、彼らがドイツ人であるというだけで罪を着せようとはしないだろう。
だが、罪があろうとなかろうと、われわれは過去を受け継がねばならない。
若者と老人は、戦争の記憶を生々しく保つことの重要性について理解しあわねばならない。
それは過去を克服するためではない。そんなことはできるはずもない。
しかし、過去に目を閉じる者は、現在に対しても盲目だ。
あの非人間的行動を記憶しようともしない者は、新たな狂気の伝染に対し、再び抵抗力なしに染まるだろう。


   1985年5月8日  リヒャルト・フォン・ワインゼッカー
                                     北村正任:訳 






「日本海」に「着弾」

■あいかわらずテレビでは「ミサイル発射許すまじ」の言説が声高に垂れ流されている。
鬱陶しいのでテレビを消し、ちょうど原稿の締め切りも重なっていたので、昨日はブログの更新も見送った。

さてそのミサイルだが、まるで核爆弾を搭載していたかのように過剰に騒いでいる様がいかにも見苦しい。
ことにタレントの女性(離婚アナウンサー)が、爆弾が海に落ちてお魚さんたちが被害を受けたのがかわいそうと発言したのには、まさしく目が点になってしまった。もうバカ丸出し。
爆弾なんか積んでないし、ミサイル本体も大気圏で燃え尽きて、たとえ落ちても誘導の計器の破片だけ。人工衛星の落下と同じ類いだ。

■この点は新聞も同罪で、いかにも日本海沿岸に核弾頭が撃ち込まれたかのような、不正確でヒステリックな見出しや文面を載せて脅威を煽っていた。以下、いくつかの新聞の見出しを転記する。


朝日新聞 7月5日
  「北朝鮮がテポドンなどミサイル3発を発射、日本海に着弾

安倍官房長官は5日早朝に記者会見し、北朝鮮が3発のミサイルを 発射し、日本海に着弾したと推定されると発表した。

産経新聞 7月5日 
   「北朝鮮、7発目のミサイル発射 日本海に着弾

毎日新聞 7月5日
    「北朝鮮:ミサイル6発を発射 日本海に着弾

デイリースポーツ

着弾地域は新潟県沖北北西700-800キロや同530キロ辺りで、発射から約10分以内に海上に落下した。





戦争プロパガンディストたち



関係悪化は「北朝鮮の責任。憤りを感じる」安倍長官会見  
朝日新聞 7月7日

安倍官房長官は7日午前の記者会見で、北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)・日朝国交正常化問題担当大使が日朝関係が「対決局面に入っている」と語ったことについて「大変残念で憤りを感じる。誰がこのような関係になる原因を作ったか、よく考えて頂きたい」と批判した。

安倍氏は「拉致問題、核問題、ミサイル問題、すべて北朝鮮が引き起こしてきた。こうした問題を解決しなければ、北朝鮮の経済上の困難、食糧の問題、エネルギーの問題等は解決できない」と指摘した。そのうえで、「(北朝鮮が)そう認識するよう国際的な連携連帯を強め、北朝鮮に強く圧力をかけ、促していかなければならない」と述べた。






新スカッド実験の可能性も、額賀氏
中国新聞 7月8日

額賀福志郎防衛庁長官は八日午前、フジテレビの番組などで、五日に北朝鮮が発射した弾道ミサイルのうち「テポドン2号」以外の六発について「従来の(中距離弾道ミサイル)スカッドCの能力を高めノドンに近い飛距離にのばした新スカッドの実験との話がある」との見方を示した。日米両政府が連携して分析を急ぐ。

その上で、この六発の発射状況に関し「日本海の一定の地域に集中して着弾し、それほど外れずに飛んだという意味で重大に受け止める必要がある。日本にとって直接的な脅威だ」と指摘した。

額賀氏は弾道ミサイルを迎撃する地対空誘導弾パトリオット(PAC3)や海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の配備を「できるだけ前倒しして整備する」と述べた。

「テポドン2号」再発射の可能性に関し「北朝鮮当局は今後も軍事訓練を行うと明言しており、いずれやることになると受け取らざるを得ない。(発射が)失敗しただけに余計にそう思う」と述べ、五日の発射を失敗と断定、警戒態勢継続の必要性を強調した。

ただ「再びテポドン2号が発射される環境には、いまはない」とも述べ、現段階で北朝鮮の再発射態勢は整っていないとの認識を重ねて示した。






外相「北朝鮮制裁望む意見多い」
中国新聞 7月9日

麻生太郎外相は八日、広島市中区のホテルで講演し、北朝鮮のミサイル発射を受け日本を含む四カ国が国連安全保障理事会に提出した北朝鮮の制裁決議案について「断固たる制裁を迅速に、との意見が多いのは明らか」と述べ、国際社会と連携して安保理での採択を目指す決意を強調した。

十日夜の採決を見込むものの、ロシアと中国の動向は「予断を許さないのが現状」と分析。両国の拒否権発動で不採択の可能性もあるとした。

さらに、ミサイルの発射について「夜間にやるのは実戦訓練と考えるのが常識。日朝平壌宣言に違反しているのは明白だ」と北朝鮮を強く非難。ミサイル発射で北朝鮮へ主要国の関心が高まった点には「金正日氏に感謝しないといけないかも」と皮肉った。






■小泉ポチ首相のポチ、つまり「ポチのポチ」から小ずるく転身し、「安倍のポチ」となった痩せ犬。
テレビを中心にキャンキャンとうるさく吠えまくり、相手の話を吠え声でかき消す特技を持つ。
イラクの場所がどこにあるか知らないという赤っ恥を、全国のお茶の間に晒した。

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