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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 悪法はまとめて廃案に3
2006年06月14日 (水) | 編集 |

■今回もしつこく、朝日ニュースター『愛川欽也 パックイン・ジャーナル』を観て、ふ~んなるほどと思った箇所の文章化の続き。第3弾ですニャ!
写真はPAC-3ミサイル(パトリオットの改良型)


6月3日(土)放送分の「米軍再編閣議決定の中身が見えぬ」から。


首藤信彦(東海大学教授)
「これも共謀罪と同じように、憲法からぶっ飛んだ話だ。座間に第一軍団が来て、自衛隊と統合の司令部ができて、世界のいろんな問題に関与していくという形になっている。
これは憲法9条を守れとか憲法の問題とかいうのでなく、それを超えたことが行われている。どうして一番大きな基本的なことを論議せずに、もっと小さな辺野古沖の滑走路がどうのこうのとかの話だけで行くのか。
しかも一番悪いのは、沖縄の負担軽減というところで、また国民がだまされちゃう。沖縄の人はかわいそうだからある程度…とかの話になっている。
どの米軍再編案を見て、そのどれが沖縄の基地軽減になるというのか。全部増強だ。増強なのに、どうして国民は騙されてしまうのか」

川村晃司(テレビ朝日コメンテーター)
「海兵隊員がそれだけいなくなるというのは、沖縄にとって犯罪も減るだろうし、という面はあるかもしれない」

首藤信彦
「戦闘部隊がいなくなるんじゃなくて、戦闘部隊はむしろ北部を中心に新しい戦闘を準備して訓練する。新しい人員も海外から来る。また戦場から帰って来て、訓練してまた送り出す。だからもっと荒っぽい人たちが来るわけ。必要なくなった家族とか事務関係の人たちがグアムに引き上げていく」

愛川欽也(司会)
「100歩200歩譲って、日本は日米安保条約で守られているのだから―TVでもどこでも皆言ってる―多少の負担は仕方がないと。ではそこから出てくるのは応分の負担ではないのか」

首藤信彦
「私は300歩でも500歩でも譲る。では安保条約とは何か?安保条約第6条には日本が攻められたらアメリカが守ってくれる、アメリカが攻められたら日本は別に守られくてもいい、その代わり日本は経費、基地をくださいという話になっている。ただし基地を攻められたらいけないから、日本と一緒になって守るのは極東の範囲―ようするに、日本が本当に守られた時だけは一緒にやりましょうねという形になっている。
変な話で、今度の米軍再編を拒否するには日米安保堅持というか、日米安保をしっかり守って米軍の再編を拒否しようという路線があるくらい、日米安保そのものが、今大変身を遂げている。われわれの知らないところで。

では日本はどうやって世界の脅威に対してアメリカと一緒にやっていくのか、そこのところは何にも国民の同意がない。国民の納得部分は、地元利益とか地元の納得というところにすり替えられている。だから大変なペテンを今政府は展開しているわけだ」

愛川欽也
「応分な負担がなぜ過分な負担になるのか」

川村晃司
「閣議決定の文章は『所要な経費を分担し』と応分から所要になっているが、この所要とは何かを説明しないとわからない」

吉岡忍(ノンフィクション作家)
「日米軍事同盟というのは単に極東の範囲ではなくて、対イスラム圏だ。そこに向けて、単に給水活動だけの自衛隊を送るだけでなくて、実際に戦闘をするというところに踏み込もうとしている。
ヨーロッパは一定の距離を置いているが、そこを日本とアメリカでやろうじゃないかと、むしろアメリカを誘い込もうとしている。つまりグローバルな日米同盟になっていく。
また首藤さんが言ったように日米安保が完全に変質して、このプロセスの入り口にいる。かなり進んでいるが」

首藤信彦
「アメリカが何を狙っているかは、もうはっきりわかっている。
例えばトーマス・バーネットの『戦争はなぜ必要か』という本があって、アメリカは冷戦後の世界で市場経済民主主義の世界を作っていくと。そこから外れている国から攻撃されるから軍事力で抑えていく。
それも今までの軍事ではなくて、軍事のインターネット化をして、つまり至るところにサーバーがあって、いろんなところから情報を集めるというように、いろんなところに(基地を)設ける。その重要な拠点の一つが座間になるという話。

そうした大きな話と、普天間基地の問題―すなわち96年の10年以上前に決めておかなければならなかった策の問題をからめて、応分の負担をみんなでいろんなところで負担しましょうねという話にすり替えられている。

だから原点に戻って、普天間基地自体のの問題だって、日本がこないだ加盟したジュネーブ条約追加議定書第一、第二で『軍民施設の分離』というのがある。普天間基地の存在そのものが街中にあるから、それは国際法違反になる。
それを変えなきゃいけない。その変えるところが、今度はシュワブ沿岸に作るもので、これは滑走路が2本になっているし、港もつけて、世界最新鋭の軍事ヘリコプター基地ができる。
このように全然話が違うことがほとんど国民に知らされないで来ている」




6月10日(土)放送分の「小泉後継争いと小沢民主」から。


藤井裕久(前衆議院議員)
(ポスト小泉の候補者・麻垣康三について)「いろんな世論調査と言ってるが、人気投票だ。政策がどうのということは誰も言っていない。マスコミがこれとこれはこうらしいと言うだけで。こんなものに左右されることは全くないと思う。
日本の将来にとって誰がトップリーダーにいいかだけ。それが票が多いとかツラがいいとかの話は全く論外。それから議論をしなければならないが、残念ながら日本の将来像を描いている人はないと思っている。

今アジア外交はメチャクチャ。僕が0点と言うと、党に関係のない人間がそんな甘いことを言っちゃダメだと。マイナス何十点と言えというくらいに悪い。
もし総理が替わるとしたら、毛色の変わった人に替わらないとダメ。そうでないとアジア外交は復活できない。
例えば吉田茂さんは講和条約があるためアメリカに軸足を置いた。だけどその人じゃダメだから鳩山さんが日ソをやって、国連に加盟できて、抑留者を帰してもらえたわけだ。
沖縄返還があったから佐藤さんはアメリカに足を持っていって、中国封じ込めの第一線になった。それをやっている限りは中国と仲良くできる
わけはない。で、まったく毛色の違う田中さんを持ってきた。それで初めて日中ができた。
毛色が変わらない限り、特に外交はできない。だから小泉亜流の人はみんなダメ。中国問題が一番大事な時だから」

愛川欽也(司会)
「小泉外交を安倍晋三さんは続けていくのか?」

八幡和郎(徳島文理大学教授)
「続けるどころか、極端にした形でやるだろう。さらに彼の場合は、東条内閣の閣僚の孫であるということは、そう甘く簡単に思わない方がいい。
岸信介さんが総理になったんだから孫の安倍さんが何で悪いと言うが、岸さんがなった頃は世界中のいろんな国で、まだなんだかんだ言って残党がいたわけだ。例えば朴正煕さんだって日本軍の軍人だったが大統領になれた。ワルトハイムさんだって国連事務総長になれた。
今世界は―日本では東京裁判史観反対とかが多くなっているが―世界はものすごく極端な形で東京裁判的な考えに動いている。
安倍さんは『岸信介の孫であることを恥じます』と言わない限り、総理をやるべきではない」

藤井裕久
「あの方(安倍)は核を持てと言っている。それは法律論だと言われたが、法律論で言うと核拡散条約を離脱しなけりゃいけない。
しかも核を持ったらアメリカを敵に回す。アメリカだって許さない。そういう発想だ。
それと男女共同参画型社会は反対だと言っている。
私は家族とか家庭は大事だと思う。しかし女性が全部家庭に戻れって、それじゃ今まで築いてきた男女共同参画型社会は何だったのか。
この2つだけでも、あの人は一番ダメだ」

八幡和郎
「岸の孫だと言わないから、むしろ問題なのだ。彼が将来共に総理になる資格がないということではないが、彼がなるためにはやはりアジア諸国との関係―中国だけでなく韓国も含めて―自分の負の遺産についてかなりキチンと意識しないと、なったとたんに火達磨になるかもしれない。
だから彼よりもうちょっとハト派的な人が総理になって、アジア諸国との関係を良くした後になるのならまだわかるが」

二木啓孝(日刊ゲンダイ編集部長)
「早稲田大学の講義で安倍さんがゲストに呼ばれた時に、日本が核武装することは憲法上問題がないという発言をして、サンデー毎日がそれを全部起こして、安倍さんは私的なところで言ったことがなぜ出るんだと怒った。
そうではなくて、言ったかどうかが問題であって、それは明確に言ってることだ」

藤井裕久
「しかもそれを受けて国会で質疑をした。そうしたらその質問に対して、今の答をした。あれは法律論だからいいんだと。それからおじいちゃん(岸)は憲法解釈としても核を持つことは合憲だと、そういうことを言っている。特に法律論として、国会という正規の公の場で言ったことが問題だ」

二木啓孝
「私は安倍さんを小泉さん以下の経済オンチだと思っている。
経済財政諮問会議―去年の10月から官房長官で入ったが、議事録を見ると1回も発言していない。官房長官は発言してはいけないのかと思ったら、前の細田さんはよくしゃべっているわけ。どう見たって議論についていけない。

93年の総選挙の時に、毎日新聞が全候補者に、将来日本は核を持った方がいいですか?とアンケートをした。ハイと答えたのが39%。全候補者だから国会議員ではないが、空気とすれば3割くらいの核を持った方がいいと思ってる人が政治を目指すところにいると考えると、国連常任国入りして世界に発言力を持つということと、アジアの中で舐められないために核を持とうなんて発想が出てくることは、私はわからんでもないと思っている。
ただしそのことが、今核を持とうとする国がいかに世界の中で厄介者扱いされているか、わざわざ厄介者扱いをされるために日本の歴史を全部捨て去って、そういうことを言っちゃうような人はどうなのかなって。

自民党のシステムがいい悪いを別にしても、総理総裁になる人は大臣を3つやるとか、党を経験するとか、キャリアパスでいくつか経験する形で政権与党のコンセンサスというのを取る人が大体出てくるというシステムが、小泉さん森さんあたりで崩れちゃった」

八幡和郎
「僕は安倍さんだけでなく福田さんも総理の器ではないと思う。
彼らは外務とか経済参与とかそういう難しい大臣をやって、自分できっちり責任を取って仕事をやろうという経験を積みたいという意欲さえ示したことがない」



クエスチョン氏のアニメ・バナーをお借りしました。


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 命の沙汰も金次第
2006年06月14日 (水) | 編集 |

■共謀罪の民主党案を丸飲み・譲歩してまでも引き換えに成立させたかった、政府与党にとって本命の医療制度改革法が、本日参院本会議において自公の賛成多数で可決、成立した。

これは市場経済社会で役に立たなくなった年寄りはさっさと死ねという、冷酷無比の法律である。
いやお年寄りだけではない。障害者、病弱者、低所得者、不法滞在者など社会の弱者を切り捨て排除する一連の法案とセットにされているのだ。

これではまるでナチスのやった行為と同じではないか。ナチスはユダヤ人政策に先駆けて、優性思想に基づき、国内の障害者や病人、ロマを「処分」したのだ。

こんな悪法が許されるはずがない。
国家に見捨てられ足蹴にされた国民の怒りと怨嗟は、いずれ国家自体を瓦解に追いやっていくだろう。