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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 16時間の事情聴取
2006年06月05日 (月) | 編集 |
■秋田の米山豪憲君殺害事件の死体遺棄容疑で、やはり4月に死体で発見された彩香ちゃんの母を昨夜7日に任意で事情聴取、同夜逮捕した。
日曜日はニュース番組が少ないので、朝早くから事情聴取を受けている母親の状況がわからず、いらついた気分にさせられた。つれあいのたくろー氏が「まだ事情聴取? こんなに拘束しておかしいんじゃない?」と何度も言う。そして任意同行から16時間後の深夜に、逮捕のスクープが流れた。

その瞬間、「近所の33歳の女性」という呼び方が「近所の33歳の女」と変わり、顔のぼかし(モザイク)もなくなった。なんだか皇太子妃が「さん」から「さま」にいきなり変わった時のような軽い違和感を感じた。

この母親は豪憲君事件の直後から怪しいと疑われ、報道は過去のロス疑惑やカレー事件さながらの「メディア・スクラム」状態で日々加熱していた。こうした報道姿勢もさることながら、16時間にも及ぶ警察の事情聴取と見込み捜査は、たとえ限りなくクロに近い容疑者に対しても許されるべきものではない。

私自身の5月28日のブログ「共謀罪を髣髴させる―警察でっち上げの恐怖」でも書いたが、取調室という密室の中で何が行われているのか記録を残して常に外部チェックできるように変えていかないことには、監視体制がますます強化される社会の中で通常の暮らしを守っていくことさえ難しい。



■インサイダー疑惑で渦中の人である村上ファンドの村上世彰代表の記者会見が午前11時から東京証券取引所で開かれ、村上氏は「プロ中のプロである自分のミステイク」とインサイダー容疑を認め、ファンドから身を引くと表明した。(写真は毎日新聞のもの)


記者会見を見ていて、さすがに村上氏は頭が切れるなと思った。理路整然とこれまでの経緯を説明し自分のミスをいち早く認めることで、いわゆる「男を上げた」って結果になったからだ。
しかし日本中の至るところで、既得権益を守るというか、縄張り争いというか、新興勢力と古くからの連中との軋轢が勃発している。時代の過度期に当たるからか。

それにしても緊急会見だったので、最後まで写していたのはNHKだけという情けない結果になった。民放は相変わらず機動性に劣る。NHKの民営化などとんでもない。むしろ番宣もなくして報道専門に特化すべきだ。国会中継もすべて流すこと。ドラマやバラエティーは教育テレビに移すとか、いくらでも工夫できると思うのだが。


■だけど何よりの一番の懸念は、またまた再々、村上ファンドだのご近所殺害だのの国民的な下世話な関心事にマスコミを動員して目を向けさせているうちに、裏側でこそこそ「悪法」「毒法」を採択してしまう危険性である。

皆様、大きな事件を利用した政府の目くらましにご用心を!
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