激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 共謀罪見送り…(・・。)ん?
2006年05月31日 (水) | 編集 |
■夜の7時過ぎに湯河原に帰還。
片道3時間の道程はやはりちょっとキツイ。
母は明日手術だが、2泊は無理なので、少々後ろ髪を引かれる思いで帰途に就いた。義母の介護と自分の母の入院と。こちらに来て以来、父母の入院手術も重なって、もう3度も実家に帰った。親友のまくずさんも現在故郷で父の介護中だし、Tieさんも母の介護で定期的に遠い故郷に戻る日々である。
ただでさえ大変な介護に、介護保険改定後の費用負担が加わって、どの家庭も頭を悩ませている。今でさえこの状態が、今後ますます少子化が露わになってきた時、親の介護は一体誰が看るようになっているだろうか。


■どうやら共謀罪の成立が見送りになったもようだ。
東京新聞の記事の最初の部分を引用する。

  『共謀罪』成立見送り

   総裁選へ動き活発化

 小泉純一郎首相は三十日、六月十八日までの今国会の会期は延長しない方針を最終的に決めた。これにより、「共謀罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案や教育基本法改正案などの重要法案は、軒並み成立が見送られる見通し。九月の自民党総裁選に向けた動きが一気に活発化するとみられる。(以下略)



■しかしこれで安心してはいけない。私たちがちょっと油断したり安堵した隙を狙って、飽くことなく何度でも登場してくるだろう。
共謀罪だけでなく「悪法パック」のうちの教育基本法改定案などの参院通過を是非とも阻んでいかなければならないのだ。

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 ここにも地域格差が
2006年05月30日 (火) | 編集 |
■母が膝の手術で入院したので午後から久しぶりに実家に戻った。
これは娘のPCから書き込んでいる。
距離的にはそう遠くないのだが、2時過ぎの東海道線に乗り、家に着いたのはすでに夕方の5時。親の入院の時にしかこうして帰れないのが悲しい。

東京駅に近づくにつれて気分が軽くなる。取材のたびに都内へは来るのだが、錦糸町より東に戻れることはめったにない。最寄り駅に降りて、思わず深呼吸をした。都会のよどんだ大気も、今の私にはかえって癒し効果になる。そう、この活気、この喧噪。

人の流れの中に混じって、勝手知ったパルコに入る。ここしばらく手に入らなかった品々がまばゆいばかりの輝きを放って並んでいる。本も服もアクセサリーも食料品も、欲しいものは何でもすぐに手に入る便利さ。マンガ喫茶もスタバも映画館もグルメ街も24時間の大型スーパーも自宅から徒歩5~10分圏内に並んでいる。


■今まで当たり前のように享受していたこうした利便性が、今は改めて新鮮な驚きとなって迫ってくる。半分眠ったような静かな湯河原の町中と違って、久々に訪れた実家の町並みは、特に閉まった店もなく、反対にきれいにリニューアルされたり新しい店が増えて、ますます活気と賑わいを見せている。人だけでなく、地域もまた勝ち組負け組と(この言葉は嫌いだが)格差が開いてしまったのか。富や情報の一局集中の現実を、2つの故郷を通じ皮肉な形で見た思いがした。



本日のおすすめ本



左:『ルポ改憲潮流』 斎藤貴男   岩波新書
右:『憲法とは何か』 長谷部恭男  岩波新書  







 まだまだ安心はできない
2006年05月29日 (月) | 編集 |



■ジャワ島中部を襲った地震で、またも多くの死傷者が出た。
農村部に点在する小さな集落での被害が大きく、救援の手がまだ届いていない状態だという。こんな急な大災害の時にこそすぐに出動できる国際レスキューのような部隊が日本にあればいいのに、といつも思う。
沖縄で開かれた「太平洋・島サミット」は日本の国連常任国入りのための意図が見え見えだったが、そんな下心が透けて見える経済援助よりも、同じ島国で災害多発国同士、アジアの盟友の危機にはどこよりも早く駆けつけるという本物の援助こそ、一番に求められていることではないのか。

■島国インドネシアに関連して、毎日新聞の「余禄」欄に、作家の島尾敏雄が構想した「ヤポネシア論」について書かれていた。つまり「ネシア(島々)」として日本を見ることで、これまでの大陸中心の中央集権、覇権主義ではなく、「南の島の視点から日本列島の文化を重層的、相対的に考えよう」ということなのだという。
たしかにこの視点こそ、右傾化が急速に進みつつある今の日本にもっとも必要不可欠なものに違いない。

 共謀罪を髣髴させる―警察でっち上げの恐怖
2006年05月28日 (日) | 編集 |



■私は特に感覚に優れているというタイプではないが、時折自分の「勘」に頼ることもある。過去にこの勘を否定して大事な猫を失うという苦い経験があるので、それ以後は非科学的に思えることも少しは受け入れるようになった。
というのはちょっと大袈裟な物言いだけど=^-^=何気に頭の中に「ザ・スクープ」の文字が浮かんだので、そういえばずっとここのサイトを覗いてないなと思いつつ、これまた何気に05年2月13日放送のバックナンバーを開いた―。

■すると番組の特集1が「見えない手錠をはずして!~狭山事件42年ぶりの真実~」で、1963年に起きた狭山事件で冤罪に問われた石川一雄さんの近況と、無実を証明する新たな証拠が映し出された。この狭山事件に関しては私も10代の頃から関心を持って、関連本も何冊か読んでいる。石川さんが被差別部落出身であったがゆえの差別的な犯人決めつけと、警察の証拠でっち上げおよび自白の強要という構造が大きな注目を浴びたのである。

■そしてこの事件の類比として、特集2では「”犯人はこうして作られる” ~検証!鹿児島事件・取調室の闇~」があげられていた。この事件については初めて知ったが、いやぁ番組映像を観て驚いた。以下に番組内容の紹介文を転記する。

ある日、突然犯人に…
一昨年4月、鹿児島県志布志町の人口わずか6世帯の集落で起こった選挙買収事件が、「日本の刑事司法の病理が集約された事件」として法曹界の注目を集めている。

突然、身に覚えのない容疑で警察の任意同行を受け、連日の厳しい取り調べで精神的・肉体的に追いつめられていく高齢の被告たち。結果、3人が自殺未遂、3人が意識不明となって倒れ、5人が救急車で運ばれた。
現金授受を裏付ける物証が一切無く、犯行日さえ特定されない中、警察検察は、「自白」だけに頼って逮捕起訴するが、被告13人全員が自白は強要されたものとして無実を主張している。

参考人が供述してもいない内容の調書でっち上げ。
家族の名前を紙に書いて「踏み字」の強要。
取調室から虚偽の電話をかけさせ録音。
警察のウソで次々弁護士解任に追い込まれる被告たち…

取調室という密室で行われた驚くべき違法捜査の数々を検証する。



■その事件は、「選挙の買収について会合があった」という1本の匿名電話から始まった。まさしく「共謀」の密告だ。もちろん何者かによるでっち上げだが、この電話がきっかけで、それまで平穏に暮らしていたごく平凡な人々の生活は一変してしまったのだ。
たとえ身に覚えのない事柄でも、警察の厳しい取調べに心身共に追い込まれ「自白」を強要された石川さんや懐(ふところ)集落の人々の姿は、もはや他人事ではない。

■番組の中では「取調室の可視化」と「代用監獄制度」の問題点をあげていた。それによると取調室での弁護士立会いと録画・録音を許可している主な先進国はアメリカ、イギリス、フランス(録画録音は少年事件のみ)、イタリア、台湾、香港で、韓国は弁護士立会いのみOK、日本はどちらも×。
これについての法務省の反対意見というのが、
(1)取り調べが録画・録音されると被疑者は真実を話さない。
(2)録画・録音に膨大な費用と手間がかかる。
からというんだが、馬鹿馬鹿しくて理由にもなりやしない。

■ついでに98年11月に国連の人権規約委員会で採択された勧告文は以下の通り。この点に関して、日本は一刻も早く「先進国入り」してほしいものだ。

刑事裁判における有罪判決の多くが自白に基づく事実に深く懸念を有する。自白強要を排除するために、取り調べが厳格に監視され、録画・録音されることを勧告する。




■映像はこちらをどうぞ。ADSL(300k)

狭山事件42年目の真相~事件経緯&自白強要/証拠を再検証 【約21分】

狭山事件42年目の真相~斎藤鑑定パート1&2 
  鹿児島事件~人権無視の取り調べ 【約25分】


鹿児島事件~違法捜査のデパート、接見交通権侵害 【約21分30秒】




ヘンリー・オーツさんのサイトからお借りした「共謀罪」の替え歌です。みんなで歌いましょう!


春一番(詞:水瓶座/曲:穂口雄右/歌:ヘンリー・オーツ)

ポチが萌えて バカになって 国を売ります
マトモな子ら 恥ずかしげに ビラを撒きます
キョーボー罪ですね
国を愛しませんか

姉歯ヅラで イーホームズが 告発しました
どこかの子が となりの子を 密告しました
キョーボー罪ですね
ムショに入ってみませんか

泣いてばかりいたって 幸せは来ないから
軽い口を閉じて 黙りませんか
キョーボー罪ですね
ポチを愛してみませんか

http://www.geocities.jp/henrry_d6/haruiciban_vocal.mp3
上のリンクにマウスをあて右クリックして「対象をファイルに保存」を選んでください。




 湯河原湯かけまつり
2006年05月27日 (土) | 編集 |


左:本日午前中に写す。あいにくの雨模様。
毎年恒例の「湯かけまつり」で使う温泉の湯を準備しているところ。
沿道にはこうしたポリバケツがたくさん並んでいる。橋の右手に流れるのは藤木川。







右:黄色いのは内外薬品の「ケロリン」マークの風呂オケ。これはけっこうプレミアもので、うちの大浴場にも置いてある。
消防団がタンク車で回ってきて、ホースでお湯(町営の温泉)をジャブジャブと注ぎ入れるのだ。 




湯かけまつりの由来(観光協会のチラシより転記)

当地の湯が万病に効くことから、徳川時代には樽詰めにして将軍家に献上しており、人々はこれを「湯道中」と呼んでおりました。その献湯神輿の出発の際、道中の安全を祈願してお湯をかけお祓いをする儀式を再現したのが、湯かけまつりです。現在ではお湯に感謝の意をこめて沿道でかけるようになりました。(観光協会さん、原文は「お祓い」が「お払い」になってますが)


…とかなんとか大仰な由来が書かれているが、この祭り自体はけっこう新しいものらしい。また神輿を担いだ連中に温泉をタダでふるまうよう各旅館に協力要請が来るのだが、ほとんどはタダ入浴が目当ての地元の連中だしマナーは最低だしで、うちは去年から協力しないことにした。
観光客が飛び入りで神輿を担いだりできれば協力もするが(オレンジマラソンのように)観光になんら寄与しないことを強要されても腹立たしいだけだ。おまけに主催者側からの「よろしくお願いします」という挨拶だって微塵もないのだ。加えて毎回の神輿の強制ご祝儀徴収にしろ、なんか未だに時代劇のヤクザっぽい習慣を彷彿させて(+。+)アチャーってかんじだね。


■…でもって雨降りなので、以下は2年前に湯河原に来たときに写した写真をUPする。



左:万葉公園に隣接する熊野神社(温泉の神様)に献湯台が設けられ、各旅館が自分のところの温泉を奉納する。








右:朱塗りの入れ物(お酒を入れる持ち手のついた小樽みたいなもの)に自慢の源泉を入れて。
うちはたいてい一番乗りで献湯する。ゆっくり運ぶ人手と時間がないからだけど(^^;;






■夜の7時半ごろ、不動滝から出発した山車や神輿がにぎやかにやってきて、あとは温泉のかけ合い。カメラも浴衣もびしょ濡れになる。







 

 毒ダンゴ3兄弟再び!
2006年05月26日 (金) | 編集 |



ダンゴ屋「おいしいダンゴはいかがですか。『改憲ダンゴ3兄弟』ですよ」
お客「なんか胡散臭いダンゴだなあ」
ダンゴ屋「そんなことはありませんよ、お客様。手前どもは与党ご一行様御用達のダンゴ屋でございますからね」
お客「ふ~ん。では味見用のをちょっと一口。う…ペッペッ! なんだこれは! まずいし、舌の先がしびれたぞっ!」
ダンゴ屋「そうでございますか? それぞれ好みがありますし、そのう…なにぶん賞味期限ギリギリのお品だもんで。へっへっへ」
お客「よく見たら、腐ってカビが生えかかってるじゃないか」
ダンゴ屋「へい、すみません。お詫びに半値でお分けしますんで」
お客「ふざけるなっ! こんな毒ダンゴ兄弟、犬も食わんワ」
ダンゴ屋「なにせ主人がアメリカのポチだもんで。ワンワン!」
お客「だから、主人のポチは食えても本物の犬は食わんって。これじゃオチがつかないじゃないか」
ダンゴ屋「心配ご無用。食えば地獄に落ちますから」


 湯河原ロハスフェア2006
2006年05月25日 (木) | 編集 |
         
     

  左:湯河原ロハスライブ   右:出展ブース(予定)

         クリックで拡大




 こんな社会では子供を産み育てることはできない
2006年05月24日 (水) | 編集 |
■毎日のように子供の死傷事件が続く。
水死、絞殺、虐待、ひき逃げ、そしてまた転落死…。朝から晩までニュースやワイドショーで、痛ましい事件・事故内容が繰り返し繰り返し報道される。梅雨時のうっとうしい曇天と重ね合うかのように、やり場のない怒りと大いなる不安が日本列島をすっぽり包み込んでいる。

一方で少子化が叫ばれながら、産科も小児科も救急医療も次々に消え、地域の絆は分断され、学校では監視と愛国教育が強化され、あげくに家の内外を問わず命の危険に晒されている。
こんな社会で誰が安心して子を産み育てられようか。
思い出してほしい。日本の治安を世界に誇っていたのは、ごく最近までのことではなかったか。放課後の公園や路地に子供たちの歓声が響いていたのは、そう遠い昔の話ではなかっただろう。



追記

義母の在宅介護の日だったので、文章が中途半端で、なにやら主旨があやふやなまま終わってしまった。
ようするに私が言いたかったのは、列島を覆っているマイナスの「気」というか、鬱屈した雰囲気は、もちろん様々な要因から発しているものではあるが、マスコミ報道(主にテレビ)によるところも大なのではないかということだ。

早朝からどのテレビ局にチャンネルを合わせても、殺人だの事故のニュースばかり。それが事実である以上、報道するなと言っているわけではない。取り上げ方が問題なのだ。遺族の悲しみの姿だとか被害者の過去の映像とかを、繰り返し繰り返し、これでもかとばかり垂れ流す。バックはもちろん音楽つきで、そこに思い入れたっぷりのナレーションがかぶさる。こうした視聴者の情感に狙いを定めたセンセーショナルな報道は、まさに洗脳そのものではないか。
少し前のタマちゃんや白装束軍団騒動での過熱報道を思い起こしてほしい。そして一連の北朝鮮報道。スパモニの「喜び組」報道では毎回毎回同じダンサーの腰振り映像が流れ、ついには見飽きて、吐き気を催すほどイラついた気分になった。またたとえ金メダル獲得の楽しいニュースであっても、過剰なまでに垂れ流され続けると、むしろ嫌悪感さえ沸き起こってくるから恐ろしい。

テレビは恣意的でセンセーショナルな報道を止めて、事実を淡々と伝えてほしい。繰り返しの多用や感情刺激の過剰さは、相手が意識しなくてもその潜在意識に潜り込んで、大衆の行動やムードを作り上げる。その危険性は9.11選挙ではっきりと経験済みである。
陰惨な事件の連鎖は、だからこうした報道の作りによる国民の潜在意識への刷り込みも大いに起因していると私は思うのだ。
他にも人助けをしたり、地域の暮らしを伝える楽しいニュースや話題がたくさんあるはずだ。記者クラブや警察発表だけに頼らず、地道に自らの足でニュースを拾い集めるという、報道の基本に戻ってもらいたい。そしてまだまだ日本人も捨てたもんじゃないなと誰もが明るい気持ちで1日をスタートできるような番組作りを切に願うものである。



 在日米軍再編と梅香里(メヒャンニ)
2006年05月23日 (火) | 編集 |



■今月の「TVウワサの眞相」の番組内容を起こしてみた。
以下のタイトルをクリックしてね。

  「米軍再編の舞台裏と日米新軍事同盟の真相」

   ≪ゲスト≫佐高信(評論家)、
       西山太吉(元毎日新聞記者)
       下地幹郎(沖縄選出の衆院議員)
       石山永一郎(共同通信編集委員)
   ≪番組顧問≫岡留安則(元『噂の眞相』編集長)
   ≪司 会≫小西克哉 


■ちょっと前になるが、この米軍再編のニュースにからんで、TBSの「筑紫哲也NEWS23」で韓国の梅香里(メヒャンニ)の現状について報道していた。

広大で豊かな海産物に恵まれた干潟を持つ漁村・梅香里は、その名のように春には梅の香りが村中に満ちる静かな里だった。
だが1951年に米軍の戦闘機爆弾演習場とされて以来、村人たちは生活手段を失い、米軍機の誤射や誤爆で死傷などの被害を受け続けてきた。
2001年、梅香里と沖縄、湯布院の市民による地域合作ドキュメンタリー映画『梅香里』が製作された。梅香里の人々の生活権と生存権をかけた闘いの記録である。

当時、私は東京・池袋の上映会に参加して(10人くらいの参加者がいた)全員でフリートークの後に、上映PRの手伝いをしたことがあった。梅香里の豊かな干潟は故郷の谷津干潟に酷似していて、とても他人事とは思えなかったからだ。その時の映画のチラシを貼ってみた。(クリックで拡大)

「NEWS23」で映った梅香里は、もはや米軍の戦闘機爆弾演習場ではなくなっていた。住民の闘いが勝利し、米軍は撤退したのである。
だが長年の演習によって海は荒廃し、人々の苦悩はまだ終わっていない。


 こんな裏事情があったとは! トホホ
2006年05月22日 (月) | 編集 |
■日刊ゲンダイに「共謀罪採決見送りのウラ 待ったかけた小泉首相」という、こんなあきれたトホホ記事が載っていた。

小泉首相の「鶴の一声」で、悪法の共謀罪の強行採決にストップがかかった――先週末の朝日新聞などがデカデカと報じた。これだけ読むと、「首相はなかなかやるな」となるが、そんなリッパな事情ではなかった。

▼ 理由は「来月の訪米旅行楽しみたいから」 ▼

19日(金曜)の朝刊は各紙とも「共謀罪法案きょう採決」と報じた。ところが、その朝、官邸から自民党幹部に指示が伝えられ、午後からの衆院法務委員会では強行採決が見送られた。これで共謀罪の今国会での成立は困難になったという。
「目配せしただけでアウト」の共謀罪については野党ばかりか言論界からも反対が強い。小泉首相はそうした世論に配慮したと好意的に受け止められているが、ウラを知ると笑ってしまう。
「小泉首相は共謀罪などどうでもいい。困るのは野党が反対する中で与党が強行採決したら、審議ストップが確実で、国会は大幅延長に追い込まれる。その大幅延長を嫌っているのです。というのも国会が6月18日に閉会した後で、首相は訪米を予定している。最後の訪米ですが、大きな懸案がないことから、食事会や観光を今から非常に楽しみにしています。もし国会が延長されると、スケジュールが短縮されるし、羽を伸ばすわけにいかず、楽しみも半減です。で、仕事抜きでアメリカ旅行を楽しみたいから、強行採決と国会延長にストップをかけたのです」(政界事情通)