激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
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 原発事故から5年半 東京湾に新たなセシウムが蓄積
2016年12月02日 (金) | 編集 |

 あのフクイチ原発の過酷事故がまるで収束したかのように原発の再稼働が
進み、東京湾岸の豊洲市場やオリンピック競技施設をめぐって、政治的駆け引き
バトルが日々展開されている。
で、東京新聞が独自に東京湾の放射性セシウム濃度を調査して、今年で3回目に
なるのだが、その結果では印旛沼につながっている花見川が最も高い濃度で、
荒川や隅田川でもセシウム汚染が継続的に供給されている事実が明らかになった。
どの川も以前には慣れ親しんできたものばかりなので、いつまでも汚染され続けて
いるのが本当に悔しい。




    

左:東京新聞 12月2日朝刊一面。
右:最終面(裏面)。
 





拡大図





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 68年ぶりの超特大スーパームーン 地震との関係は?
2016年11月14日 (月) | 編集 |

 満月、十六夜…など何かにつけて月を愛でる風習のある日本だが、
本日14日は最大のサイズの「スーパームーン」が見られるそうだ。
スーパームーンという呼称がまだなかった子どもの頃は、なんでこんなに
大きく月が見えるんだろうと不思議に思ったものだった。





写真:朝日新聞
雲間から現れた「スーパームーン」
=14日午後6時40分、沖縄県北谷町、林敏行撮影



 さてこのスーパームーンについては、以前から地震と関係がある、いやない
と論争されてきたが、たまたま前日13日の夜にニュージーランド南島で大きな
地震(マグニチュード7.8)が起きたため、にわかに不安視する声があがった。
ちょうど5年前の2011年2月にもニュージーランドでM6.3の地震が起きて、日本人
留学生28人も犠牲になった。そして3月11日に東日本大震災が発生したのだ。
スーパームーンはその8日後、3月19日に観測された。


 果たしてスーパームーンと地震と関連があるのだろうか。
そして日本にも影響が及ぶのだろうか。
11月4日のニューズウィークに、ちょっと気になる記事があった。


     ニューズウィーク 11月4日
      http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/681114.php

            68年ぶりの超特大スーパームーン、11月14日に
                     気になる大地震との関連性


 地球を回る月の公転軌道が楕円形であるため、通常よりも大きな満月が観測されることがある。この通称「スーパームーン」は今年3回あるが、なかでも今月14日のスーパームーンは、21世紀に入ってからこれまでで最大のサイズになることから、広く関心が寄せられている。
(中略)
 「スーパームーン」は正式な天文学用語ではない。Wikipediaによると、占星学者のリチャード・ノール氏が1979年、雑誌への寄稿記事で「軌道中で地球に最接近(90%以内)した新月または満月。即ち、地球と月と太陽が直線上に並び、月が地球に最も接近した状態」と定義したという。
(中略)
 先述の占星学者ノール氏は自身のサイトで、巨大地震の前後にスーパームーン現象が起きている例を多数挙げて、スーパームーンが大地震を引き起こすと主張してきた(一例を挙げると、2011年3月11日の東日本大地震の8日後、3月19日にスーパームーンが起きている)。こうした主張に対し、スーパームーンと大地震を関連づける科学的な証拠は存在しないというのが、従来の科学者らの共通認識だった。

 ところが今年9月、東京大学地震科学研究グループの井出哲教授らが、「巨大地震は、潮の満ち引きの原因となる月の引力が強くはたらく時に発生しやすくなる」という研究結果を英科学誌『ネイチャー』のオンライン版に発表した。同チームは、マグニチュード5.5前後の地震1万件以上と、潮の満ち引きを起こす力のデータを分析。すると、高潮の力がはたらいているときにM5.5クラスの地震が始まると、M8かそれ以上の巨大地震に発展するケースが多いことがわかったという。

 調べてみると、68年前に地球と月が最接近した1948年1月26日の近くでも、わずか1日違いの1月25日に、フィリピン・パナイ島近くを震源とするM8.2の地震が発生している。もちろん、11月14日前後にこうした大地震のリスクが高まるかどうかはわからないが、少なくとも、防災グッズや非常用食料・飲料水といった常備品を改めてチェックするいい機会にはなりそうだ。







 熊本大地震のさなかでも稼働しつづける川内原発と、再稼働をめざす伊方原発
2016年05月14日 (土) | 編集 |

 4月14日に起きた熊本地震から、ちょうど一ヶ月。
東日本大震災の記憶がまだ新しいうちに、これほどの大地震が発生するとは、
地震国日本の現実とリスクを改めて思い知らされた。
それにしても腹立たしいのが、政府の対応の遅さと冷たさである。
東日本大震災のさいの民主党政権の対応について散々批判していたのに
いざ同じ災害に合うと激甚災害の指定もなかなかしないし、米軍に頼みこんで
オスプレイを飛ばしたり、緊急事態条項の必要性を声高に持ち出したりと
被災地や被災者よりも政権の支持率や選挙対策を優先しているからだ。



   愛媛新聞 5月14日
     https://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201605144123.html

        熊本地震1カ月 被災者の住環境改善を急ぎたい

 震度7の猛烈な揺れを2度も観測した、一連の「熊本地震」発生から1カ月。全ての学校再開が決まるなど日常が戻りつつある一方、今も1万人以上が避難所での暮らしを強いられる。生活再建をはじめ、インフラ復旧や産業復興などに、支援を的確に届ける必要がある。
 中でも被災者の住環境改善は待ったなし。損壊した住宅などは熊本、大分両県で8万棟を超え、不自由な避難生活で体調を崩す人も少なくない。本格的な夏を控え熱中症も懸念される。政府はきのう閣議決定した総額7780億円の2016年度補正予算案に、6300戸の仮設住宅建設などを盛り込んだ。被災自治体と連携し、戸数の精査と完成を急がねばなるまい。
(中略)
 自治体は、改めて避難の実態に向き合わなければならない。避難所の環境改善はもちろんだが、心配なのは車中泊を続ける住民だ。エコノミークラス症候群と診断される人が相次ぎ、死者も出ている。行政から一度も聞き取りや支援の説明を受けていない人が多数いるとの、市民団体の調査報告もある。必要な情報や支援が届かず、取り残されることを強く危惧する。
 広域避難も進む。熊本県外の自治体が提供する公営住宅などに避難している人は、千人を超えた。親類を頼ったり、ホテルや旅館に宿泊している人もいるため、実際ははるかに多い。
 避難先の把握など、被災自治体の多くが対応に苦慮する。東北、兵庫、新潟などの自治体の震災経験を生かし、支援の充実につなげる必要がある。全国規模でノウハウを共有し、人材を育成する仕組みを構築することこそ、熊本地震を含めた震災の教訓と受け止めたい。
 余震が今も続いているとはいえ、生活再建が思うように進まぬ現状がもどかしい。例えば、熊本県内の罹災りさい証明書の発行は申請の3割にとどまる。庁舎が損壊したり、職員が避難所運営などに忙殺されたりして、業務に支障が生じたことも背景にあろう。国や全国の自治体が負担軽減に知恵を絞るべきだ。被災自治体の行政機能の回復が、被災者支援の加速につながる。



 と上のように、地元に近い四国の愛媛新聞は被災者支援のさらなる加速を
求めているが、なかなか沈静化しない今回の地震に、原発への影響を心配して
いる人は少なくない。
稼働中の鹿児島県の川内原発はもちろんのこと、愛媛県だってこの夏に四国電力が
再稼働をもくろんでいる伊方原発3号機の危険性を放置していくわけにはいかない
だろう。再度原発事故が起きれば、日本そのものが巨大な廃墟と化してしまう。
詳しくは、以下のサイトをご覧いただきたい。







   伊方原発をとめる会 5月11日
     http://www.ikata-tomeru.jp/

        「地震が来るのに」パンフ配布とカンパにご協力を

四国電力は、5月11日~6月10日の間で、伊方原発20km圏内の2万8000世帯の訪問を開始しました。「伊方原発3号機再稼働に向けた使用前検査の申請と、1号機の廃炉決定について地域住民に説明する対話活動」としています。私たちは、20キロ圏内の世帯に「地震が来るのに」まんがパフレットを配布します。







 甘利騒動の陰で、高浜原発3号機が再稼働! しかもプルサーマル!
2016年01月29日 (金) | 編集 |

 昨日28日の甘利経済再生相辞任の大ニュースの陰に隠れるようにして、
高浜原発3号機(福井県)の再稼働が、どちらかというとひっそりと 報じられた。





すっかりテレビの上のスペースを占拠した
あき(右・ピンクの首輪)とまれ(左)の猫姉妹。
1月28日。





と、いきなりテレビ画面をのぞきこむ姉妹。

「日テレNEWS24」
高浜原発3号機 明日午後5時頃再稼働
新基準での再稼働は鹿児島・川内原発に次いで2例目


福島の悲劇はもう忘れたかのような、相次ぐ再稼働に
猫だって、お腹の底から「びっくりぽん(゚д゚)!」だわい。
しかもプルサーマル






福井新聞:関西電力高浜原発3号機(手前)
29日、福井県高浜町田ノ浦



     福井新聞ONLINE 1月29日
       http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160129-00010004-fukui-l18

            高浜原発3号機が再稼働 プルサーマルは新基準で初

 関西電力は29日午後5時、高浜原発3号機(福井県高浜町)の原子炉を起動し、再稼働した。東京電力福島第1原発事故後、原子力規制委員会が定めた新規制基準に合格した福井県内原発の再稼働は初めて。30日午前6時にも、原子炉で核分裂が連続して起きる「臨界」に達する予定で、2月下旬には営業運転を始める見通し。

 新基準施行後の再稼働は、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)に次いで国内3基目。プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使用するプルサーマル発電は、新基準施行後初めてとなる。

 暫定基準で稼働した大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が2013年9月に停止して以来続いた県内原発の「稼働ゼロ」は、約2年4カ月で終わった。高浜3号機は12年2月、定期検査のため運転を停止しており、約3年11カ月ぶりの稼働となった。

 関電は13年7月に高浜3、4号機の再稼働に必要な安全審査を規制委に申請した。想定する地震の揺れを550ガルから700ガルに引き上げ、津波対策として海抜8メートルの防潮堤を設置。電源や事故時の冷却手段を増やし、水素爆発を防ぐ設備を設けた。審査は昨年2月に事実上合格。同年12月22日には西川一誠・福井県知事が再稼働に同意し、地元同意手続きも終了していた。

 福井地裁が昨年4月、再稼働を認めない仮処分を決定していたが、同年12月24日に決定が取り消され、再稼働できる状態になっていた。

〈高浜原発〉  関西電力が福井県高浜町に所有する原発。1号機は1974年、2号機は75年に運転を開始し、出力は各82・6万キロワット。3、4号機の運転開始は85年で、出力は各87万キロワット。いずれも加圧水型軽水炉(PWR)。避難計画の策定が必要な半径30キロ圏には福井、京都、滋賀の市町が含まれる。









 関東地方で地震 「インド5弱」?
2015年05月25日 (月) | 編集 |

午後2時すぎ、突然スマホから地震警報が流れた。
あわててテレビをつけてNHKにしたら、画面に箱根の景色が映ったのでゲゲゲ(゚o゚;;と
驚いたが、これは旅の情報番組で(まぎらわしいわ~っ)、震源地は埼玉県北部。
茨城県土浦市が震度5弱で、関東地方広域がかなり揺れたらしい。
私は自宅で仕事中だったが、なぜかまったく揺れを感じず(振動には人一倍敏感なのに)
同じ頃猫のエサを買いに駅前のスーパーにいたツレは、最初はめまいかと思ったほどの
揺れが襲い、店内のエスカレーターは全部自動停止。店員さんが頭を抱えて床にしゃがん
でくださいと叫び、店内はパニック状態になったという。
これはついに箱根山が噴火したかと覚悟したそうだ。
3キロ程度離れただけでこんなに揺れ具合が違うのかと、逆に驚いた次第だ。






親友のMさんが送ってきた画像。
震度5でなくて「インド5」の打ち間違い。
後ろの震度分布も間違ってるし。
大丈夫か、NHK?




 
その同じNHK。地震のあとは必ず〇〇原発に異常はありませんっていうのが最近の定番だが、なんと今回はさらにそのあとに「横須賀の核燃料製造施設にも異常ありません」とサラっと言ったので、思わず耳を疑った。
(‘ jjj ’)じぇじぇじぇじぇじぇ~! 
横須賀で核燃料を作ってるって?
急いで調べてみたら、GNF-J(株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン)というところで、正確には横須賀市久里浜にある。

GNF-J 事業内容
   http://www.gnfjapan.com/business/index.html

横浜市議・藤野英明氏のサイト「福祉のまち、よこすか」をめざして
   http://www.hide-fujino.com/blog/2014/09/26/25132







2年前に横須賀に行ったときの写真。
ここは京急久里浜駅前。
久里浜駅周辺や久里浜天神社、ペリー公園、花の国にも行った。
核燃料を作ってる施設がすぐそばにあるなんて知らなかった(ーー;)
地震以上に怖いわ。






 これが神奈川県温泉地学研究所だ!
2015年05月10日 (日) | 編集 |

前回の続き。大涌谷の帰りに立ち寄った温泉科学研究所が閉館していたので
改めて翌月2014年5月7日に行ってみた。まだ午後3時頃だったので、見学オーケー。






研究所の門。




正面入口。





1階は展示室になっている。





芦ノ湖の逆さ杉とその成り立ちの説明。




 研究所の説明パネル。

 【温泉地学研究所の研究業務】
県土の地質に関する研究を中心に、所内外の様々な分野の研究者と連携を図りながら、 地震・火山災害の軽減や地下環境の保全に役立つ様々な研究を進めています。
温泉資源の保護・地震活動の監視・地質構造の解明・地下水の保全







湯河原温泉の泉質について。
場所によっても成分や温度が異なる。
ちなみにうちの温泉は日本温泉協会の認証済み(湯河原では2軒)。





温泉スケール。
源泉を汲み上げるパイプに沈積した源泉成分。
これが本当にやっかいで、常にメンテナンスが欠かせない。
源泉が金食い虫と言われる所以だ。





成分によって色や形状も異なる。





大涌谷の温泉の花。






箱根の群発地震や大涌谷の噴煙の活発化は、
今に始まったことではない。




    

左:箱根群発地震による歪変化。
2001年、2006年、2008年。
右:箱根山2013年1月~3月の活動。
 





地震の化石。
石の表面に触れてみてください。
上下に細かい線が感じられます。
地震によって石が一瞬にして切断されたもので
磨いたものではありません。
地震の力のものすごさがわかります。
カルサイト(岐阜県)










引き続いて同じ2014年10月29日に、今度はおかみの会で研究所を見学した。
日頃温泉を扱っているのに、意外と当事者に温泉の正確な知識がない場合が多い。
ちょうど私が日帰り見学ツアーの担当になったので、ここを選んだというわけだ。






2階の会議室で、温泉地学研究所の研究員さんから
講習を受けた。






スライドにて。
まずは研究所の沿革と業務内容について。






下の赤字部分を強調!
ぜひこの現実を拡散してほしいとのこと(~_~)

思うに、今回の箱根山騒動は、以前から火山活動が活発化し始めたのに
きちんとした情報を出さず、大涌谷の一部の岩場が崩れたのは台風の
せいだと隠蔽し続けたため、たまたま御嶽山の噴火に習って気象庁と
箱根町が正確な情報を発信した結果、こんな騒ぎとなったのである。

その原因は、上に指摘されているように研究費の少なさにある。
日本は世界でも有数の火山・地震国であるにもかかわらず
火山や地震の研究者は驚くほど少ない。
気象庁も同様で、予算が少ないので全国の主要な火山にさえ地震計を
設置できず、大涌谷をはじめ箱根山で観測しているのはこの研究所のみだ。
上で紹介したとおり、研究所内のパネル説明でもわかるように
温泉地学研究所は箱根山の異変についてずっと発表してきたにもかかわらず
気象庁の正式な発表でなければメディアに取り上げてもらえない。
で今回、ほとんどの人がテレビで初めて箱根山の現状を知って驚いたというわけだ。







研究所はもともと温泉を科学し保護するために設立された。






温泉の定義ももっと明確に、厳しくするべきだ。
井戸水(水道水)を加熱しただけなのに温泉と称している施設も少なくない。
ここの下の赤字部分も、研究所の本音だ。
すべて政治の力や利権がらみで成り立っている。






地震観測モニター。






地震計。
東日本大震災の時の揺れもしっかりキャッチした。







 ちょうど1年前の箱根山はこんなだった!
2015年05月09日 (土) | 編集 |

湯河原の殺人放火事件がひとしきり話題になったと思ったら、今度は隣町の箱根が
大騒ぎになっている。
しかしながら箱根山の火山性微震だの水蒸気噴出などは今に始まったことではなく、
私も何年も前からブログで指摘してきたが、数年前に下の写真の温泉造成施設や
黒タマゴを作る場所が小規模噴火で崩れたさいは、箱根町は台風の影響で壊れた
と説明。つまりずっと事実を隠してきたわけで、ここにきて急に―御嶽山の事故が
あって隠しきれなくなり―事態を公表したので、騒ぎが大きくなってしまったのである。







7日、勢いよく水蒸気を上げる神奈川県箱根町の大涌谷
=朝日新聞社ヘリから、堀英治撮影



     朝日新聞 5月7日
       http://www.asahi.com/articles/ASH573GJCH57UTIL007.html

          箱根山の火山活動、観光業を直撃 気象庁、警戒呼びかけ

 火山性地震が続いていた神奈川県の箱根山(1438メートル)について、気象庁は6日、火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベル1(平常)から、火口周辺への立ち入りを規制するレベル2に引き上げた。7日も火山性地震を観測。同庁は、今後、火口付近の大涌谷(おおわくだに)で小規模な噴火が発生する恐れがあるとして警戒を呼びかけている。日本有数の温泉地だけに、地元観光業界への影響も心配される。
(以下略)











大涌谷にはこれまで何度も行ったことがあるが、去年2014年4月23日に訪れた時の
写真を、現在との比較という意味でもご紹介しよう。






人気の大涌谷は観光客でいつもいっぱい。
噴煙の量も日によって多かったり少なかったり、まあだいたいこんなかんじ。





朝日新聞の写真と比べて、この日はあまり水蒸気が上がっていない。






新しくできた箱根ジオミュージアム。
箱根山の成り立ちや大涌谷の温泉の説明、火山の岩石標本など
見ることができる。





ミュージアム内の映像説明
「火山ガスと水を混ぜて温泉を作ります」

つまり朝日新聞の写真で水蒸気がモクモク上がっている場所であり
実はこの装置で、箱根の温泉を作っているのだ。
名づけて「造成温泉」…だそうで。びっくりした?





「大涌谷温泉の湯量は 箱根温泉全体のおよそ1/10です」





「白くにごった湯で 季節によって色や成分が変わります」





「温泉をつくる装置には 硫黄や湯の花がくっつき
固まってしまいます」





「場所によっては半日でつまってしまうので
1日2回点検と掃除を行います」





「温泉ができあがると 最後に行うのが調整作業です」
(画像省略) 「つかう道具はこの3つ 温度計と竹のものさしとガス検知器です」
「ここで温泉の量や温度を調整します」
「火山ガスの濃度もチェックします」



    

左:「この温泉は仙石原や強羅などへ送られています」
右:「温泉は、造成塔で産声を上げる。
温泉の湯量が少なく、安定供給が難しい大涌谷地域。
しかし吹き上げる火山性蒸気は豊富です。
この蒸気の熱と温泉成分を利用して生まれたのが蒸気井温泉です。
大涌谷では、温泉造成塔という装置の中で、地中から噴出する蒸気と
仙石原イタリ池から汲み上げた水を混ぜ合わせることで、
温泉を生み出しています。」
 





冠ヶ岳の成り立ちの映像より。
約3千年前、神山が噴火して崩れた土砂が早川を堰き止め芦ノ湖が誕生。
その後えぐられた斜面で噴火が起こり、盛り上がった溶岩は
冷えて固まり、冠ヶ岳ができた。そのふもとにあるのが大涌谷だ。






実際の冠ヶ岳と大涌谷。






大涌谷から小涌谷方面へ下っていくと、こんな標識が。






配水池(台ヶ岳国有林)と書いてあるので、どんな池かなと
ちょっとのぞいてみることにした。






すると、な、なんと蒸気がモクモク噴出しているではないか!




  

こんなところに無防備にも蒸気(火山ガス)が吹き出していて大丈夫なのだろうか?
少し気分が悪くなってきたので、早々に退散した。
 
 





そのあとで今や話題の温泉地学研究所(小田原)に立ち寄ったが
時間が遅くもう閉まっていた。
というわけで、地学研究所については次回で。






 まさしく災害は突然やって来る
2015年05月01日 (金) | 編集 |

先月、ブログ再開しますぅ~とか言っておいて、結局またズルズルと休んでしまった。
やっぱり三日坊主の体質がすぐ出てしまう。われながら根性ないなあ

さてそんな4月は、突然の災害に見舞われた月でもあった。
まずは13日(月)の夜9時半頃、突如ブチッと電気が消えた。
ブレーカーが落ちたのかと思ったら、うちだけではなく周辺全部が真っ暗だった。
急いで館内の防火扉(電気が切れると即閉まる)を開けて回った。

そのうち近くの床屋が火事だという声がして、バタバタと近所中が大騒ぎになり
床屋に駆けつけたが(私も行った(~_~))、どこからも出火していない。
しかし周囲には煙が立ち込め、通報を受けて消防車もやってきた。
どうやら木が電柱の上に倒れて、電線がバチバチ火を吹いて燃えているらしい。

なかなか電気がつかないので不安がるお客様を落ち着かせ、各部屋に懐中電灯を
配った。大震災後の計画停電に備えて懐中電灯や電池を備蓄しておいたのだが、
その後何本か壊してしまい、ぎりぎりで本数が間に合った。フウ(o´Д`)

30分後に東電の職員がやってきたが、消防や警察が倒れた木の所有者に連絡が
つかず勝手に切り倒せないと言い出して、事態は膠着。
館内の非常灯や非常口の蛍光灯も徐々に消えていき、あたりは闇の中に。
うちも含めて温泉街の旅館やホテルの「いい加減どうにかしろ」との抗議を受けて
ようやく倒木を動かし電気が点いたのは、11時過ぎだった。
あと少ししたら、10個程ある熱帯魚の水槽が危ないところだった。
一番大きな水槽には、緊急用の酸素発生装置をつけたので事なきを得たが。
しかしこの騒ぎで、かつての計画停電のひどさも思い出し(ショック死した老人もいた)
心身ともにひどく消耗したのだった。

個人宅ならともかく、旅館やホテルは宿泊客もいるし、温泉も止まるし、強制的に
電気が止まれば温泉タンクのモーターやタンク自体も故障するは、配管は温泉成分で
詰まるは…と後のメンテナンスがほんとに大変なのだ。





倒れた電柱。想像したよりも大事故だった。





倒れた木々。





裏の道もこんなかんじで通れない。
道の真ん中に木が鎮座している。





ついに通行止め。その日のうちに電気が点いたのは周辺の旅館、ホテルや
商店だけで、少し山側の住宅は翌日いっぱい停電のままだったとか。
かわいそうに。実は以前は山からの湧水を旅館や一般家庭でも利用して
いたのだが、メンテナンス料金かなにかの関係で現在は利用をやめた結果、
山が水を溜め込んでしまい、木が倒れやすくなったんだそうだ。
自然との共生関係を、いきなり断ち切ってはいけないってことだね。




突然の災害のその2は、テレビで知った人も多いと思うが、4月21日(火に)起きた
殺人放火事件だ。早朝、火事の無線警報が鳴ってほどなく鎮火したのだが、焼け跡から
額に包丁が刺さった女性の遺体が発見されたという事件だ。
また事件現場の近くに住む男性も鉄パイプで殴られたのだが、駅前の防犯カメラに不審な
人物が映っている上、殴られた男性という目撃証人もいるので事件は早期解決かと
思われたのだが…。不思議なことに未だに小田原警察は写真もモンタージュもなぜか
公開せず、まるで戒厳令のように夜は出歩かないようにと注意を呼びかけ、そこらじゅうに
パトカーと警官を配置しているので、駅前は閑散としてしまった。
夜中過ぎにコンビニに行った家人は不審者扱いされるし、ゴミ出しに出るにもはばかれる
毎日だ。
これでは犯人は関係者で、わざと逃がしたのではないかと疑われてもしかたがない。
あまりに奇妙だと、私は思うばかりである。





 ロシア・トゥデイのドローンが福島県の除染廃棄物置き場を撮影した
2015年04月27日 (月) | 編集 |

首相官邸の屋上でドローンが見つかった事件。
いつかこうした事件が起きるだろうとは予想していたが、出頭してきた男性によると
2週間前に飛ばしたのに警備も誰も気づかないのにがっかりして、自ら名乗り出た
というから、世界のお笑いものだ。どれだけセキュリティが甘いんだか。
で、罪状が威力業務妨害というのがさらに笑える。
別に妨害してないし。というより、妨害もさせてもらえなかったわけで。

しかもそのドローンに取り付けられたプラスティック容器には福島の汚染土が入って
いて、フクイチ由来の微量の放射線が検出されたという。
さらに呆れたのは、ドローンを撤去する際の捜査員らが普通の格好だったことだ。
もし高濃度の放射性物質や生物化学兵器が仕込まれていたらどうするんだろう。


一方こちらは、ロシアのテレビ局ロシア・トゥデイ。
及び腰で官邸の意向に背けない日本のメディアに代わって、独自にドローンを
飛ばし、福島県富岡町に広がる除染廃棄物の黒いビニール袋群を撮影した。
これこそドローンの有効な使い方であり、福島の現状を余すことなく伝えてくれる。

Nuclear Waste: Drone buzzes Fukushima temporary storage facility 4月17日
https://www.facebook.com/RTnews/videos/10153287297529411/?pnref=story






動画の一場面。まるで黒い畑のようだ。
すぐ右側は海。
新たな地震や津波に耐えられるのだろうか。







https://www.youtube.com/user/RussiaToday/featured







 未だ収束しないフクイチの海洋汚染を隠蔽する東電
2014年12月05日 (金) | 編集 |

原発事故から3年9ヵ月。
安倍政権はあたかも事故が収束したかのように再稼働の準備に邁進し、
フクイチでの作業や食品の放射能汚染に関するニュースもめっきり減った。
しかし本当に、原発事故は順調に収束に向かっているのだろうか?


下の新聞記事は、東京新聞12月5日のもの。
フクイチから海洋へ放出される処理水について、これまで東電は簡易分析で
「セシウムは不検出」と公表してきたが、東京新聞が簡易分析と詳細分析を
行ったところ、詳細分析では高い確率で汚染が確認された。

いつもながらの東電による姑息な手法だが、日本で一般向けに販売されている
放射能測定器も、海外のものより低い値が出るように作られていると聞いた。
これまで衣食住すべてにわたって安全・安心志向だった日本は、原発事故を境に
ガラガラと音を立てて国の根幹が崩れ落ち、強権と隠蔽、そして無気力と無関心が
覆う荒野へと変わってしまった。
事故前のあの日本には、もう二度と戻れないのだろうか。



 


東京新聞 12月5日






東京新聞は12月1日にも1面で、同じフクイチ周辺の海洋汚染について報じていた。





東京新聞12月1日




12月1日の2面には、海から見たフクイチの様子が載っている。
未だに防波堤は、津波で傾いたままだ。
記事の最後は衝撃的だ。
今回東京新聞は、独協医科大・木村真三准教授と合同で原発周辺5ヵ所の海水と
海底土(砂)を調査したのだが、

 調査中、東電や海上保安庁から「原発の港内に入っていないか」「テロ対策設備を撮影していないか」と警告の電話が何本もかかってきた。その緊張感で汚染も監視しないと、国民は信用しない。







東京新聞12月1日





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