激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
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 台湾企業に見るCM観光スポットへの対処法
2013年10月10日 (木) | 編集 |

暑い(;´Д`A 10月もすでに10日というのに(1964年のオリンピック開催日)
30度近い暑さだ。反面ヨーロッパでは寒波に見舞われているというのだから、
四季のメリハリが失われ、夏と冬だけのサイクルに変わりつつあるのかもしれない。

さて久々に金城武クンの話題など(^^;;
明日10月11日で40歳になる金城は、現在ジョン・ウー(呉宇森)監督の最新作
『THE CROSSING』(中国版・タイタニック号)の撮影中で、ファンとしてもようやく
待ちに待った新作映画にありつけそうだ。C= (-。- ) ふう、待ちくたびれたわ。

そんな金城は台湾エバー航空のCMに出演中だが、それに関する興味深いエピソード
が載っていた。







   フォーカス台湾 8月28日
     http://japan.cna.com.tw/news/atra/201308280003.aspx

      エバー航空が「金城武の木」の維持管理申し出/台湾・台東

(台東 28日 中央社)エバー(長栄)航空CMの木の下でお茶を飲む俳優・金城武のシーンが話題となり、大勢の観光客がこの木をひと目見ようと村に押し寄せ住民からの苦情が相次いだ台東県池上郷だが、エバー航空では27日会見を開き、この木のケアを今後同社で行っていくことにしたと発表、同時に毎週週末や祭日には現地を訪れる観光客に無料でお茶を提供、さらにCMロケ地紹介の無料パンフレットも準備するという。また、台東県でも100台湾元(325円)での自転車レンタルと祭日には無料で観光解説サービスも行う。

 話題のシーンはエバー航空の航空連合加盟を記念したキャッチコピーを「I SEE YOU」とするCMで、パリや奈良の風景のあとに出てくる台湾・台東の部分。風になびく美しい稲穂の中を金城が自転車で走りぬけ、シーンが切り替わると金城が今度はアカギ(茄苳)の木の下に座ってお茶を口にしているというもの。6月18日に放映が開始されてから木の下で金城と同じポーズをとっての写真撮影を楽しもうと台湾各地から大勢の観光客が押しかけ農道は連日の大混雑。多くの車が気ままに停車、田にゴミが捨てられるなどの無秩序ぶりに地元の農民は頭を抱え、いっそ木を切り倒してしまおうかという声さえ出たほどだ。

 エバー航空では27日、台東県や池上の地域代表者らとの合同会見の席上で池上の住民の皆さんに迷惑をかけてしまい申し訳ないと述べ、現地を訪れる人々にゴミを残さず静かで美しい池上の田園風景を大事にしようと呼びかけた。一方、肝心の池上の村民らは「金城の木」ブームが長引く中でも決してその素朴な生活を変えることはなく、観光客がいくら押し寄せようともお祭りの定番、屋台車を引いてくるどころか村の外からたまにやって来る飲料販売業者にもお引取り願っているほどだとか。

 金城の木、“金城武樹”は台東県池上郷の伯朗大道・天堂路付近。お茶の無料サービスは週末と祝祭日、5~9月(夏とその前後)は朝7~9時、夕4~6時、10~4月(冬とその前後)は朝8~10時、夕3~5時。(編集:谷口一康)




で、これが問題の「金城武の木」





エバー航空社長や台東県長らが「金城の木」の下でお茶を一服。
27日、台東県池上にて。



この記事に私が注目したのは、日本でもまったく同じ現象が起きていたためだ。
8月だったか9月だったかは忘れてしまったが、テレビのワイドショーで北海道の
富良野にある新名所「嵐の木」について報じていた。
何でも人気グループの「嵐」がJALのCMに出たことで、その背景になった5本の木が
「嵐の木」として有名になり、観光客が押し寄せた結果、畑が踏み荒らされたり農作業
の邪魔になったりで土地の所有者が怒っているといった内容だった。
しかしながら警告してもいっこうに被害がなくならないので、最近では小さな木を2本植えて
7本の木にするような険悪の事態に至っているようだ。

CMやドラマ、小説の舞台が人気スポットになるのはよくあることだが、エバー航空のように
上手にトラブルを回避しながら新たな観光スポットとして定着するようにできればいいのに…と
思った次第である。




以下、エバー航空のCMを日本語版、英語版、台湾語版の3本まとめてどうぞ( ^ω^)_凵 



 日本語版






 英語版






 台湾語版








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 金城武がようやく活動再開?
2013年06月03日 (月) | 編集 |

野心とは無縁の控えめな性格の金城だが、引っ込み思案もいい加減にしてって
言いたくなるほど映画出演が途絶えたまま待ちくたびれていたところ、ようやく消息が
ぼちぼち伝わってきた。
とはいえ、はっきり作品の形で出てこないかぎり安心はできないのだが(´・ω・`)
とりあえず新作に期待…ということで。

  





    レコード・チャイナ 6月1日
      http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=72847

    金城武が航空会社のイメージキャラクターに、
              ジョン・ウー監督の最新作も―台湾


 2013年5月31日、俳優の金城武がジョン・ウー(呉宇森)監督の最新作「太平輪」に出演。某航空会社のイメージキャラクターにも抜てきされた。新浪網が伝えた。
この半年あまり、活動情報が聞かれなかった金城武がいよいよ起動。08年のジョン・ウー監督「レッドクリフ」に続き、再び同監督の最新作となる「太平輪」への出演が明らかになった。同作は1949年に発生した“中国版タイタニック”こと大型客船が沈没した「太平輪事件」を描くものだ。

 台湾メディアによると、このほど奈良で鹿と触れ合う姿が目撃されたが、これはCM撮影風景だった。スターアライアンス加盟の某航空会社のイメージキャラクターに抜てきされ、奈良をはじめパリや台湾でも撮影が行われた。近年、活動スタイルは“量より質”となっている金城だが、今回のCM出演ギャラは3000万台湾ドル(約1億円)と伝えられている。(翻訳・編集/Mathilda)






 金城の最新CM
2012年10月18日 (木) | 編集 |

昨日から雨ばっかり 
憂鬱なお天気のときは、気分転換できる映像など…(^_^)
金城武の新しいCMを見っけ。
下の画像をクリックすると、スポンサーサイトに行けますよ。
タケシの声がステキ









おまけ
香港で放送された爽健美茶のCMとメイキング。
こちらは You Tube から。















 いま一番ほしいのは…
2012年08月26日 (日) | 編集 |




このDVD。11月に発売予定。
以前休みが取れたときに観に行こうとしたら
すでに上映が終了してた がっくし。
最近また金城の映画露出が減っているので
なんでもいいから撮影してほしい。
お願いしますダニ。







 バレンタインデー 恋人たちに贈るシンボルスカの詩
2012年02月14日 (火) | 編集 |








■きょうはバレンタインデーということで、日本中にチョコのプレゼントが
行きかっているんだろうな。うちは、もう関係ないけどね
はるか昔、私が高校生の頃(関が原の戦いの頃)のバレンタインデーには
現在とは反対に、クラスの男子からオーデコロンをもらったもんだった。
どちらかというと、この男性から女性へのプレゼントの方が本来のやり方だけどね。


■そんなわけで、チョコレートのかわりに、今夜はステキな詩など贈ろうかな。
2月7日の朝日新聞・夕刊にこんな記事が載っていた。



    

左が記事の上半分、右が下半分。



■ポーランドの女性詩人ヴィスワヴァ・シンボルスカが2月1日に88歳で亡くなった
という内容だ。聞きなれない名の詩人かもしれないが、私はすぐにある映画を思い出した。





金城武とジジ・リョンが主演の香港映画
「ターンレフト・ターンライト」(2004年公開)である。




■売れないバイオリニストのジョン(金城)と売れない翻訳家のイブ(ジジ)。
少年少女の頃に初恋をしたジョンとイブは、大人になってからもすぐ近くに
住んでいるにもかかわらず、なぜかすれ違ってばかりでなかなか出会えない。
物語は、イブが翻訳したシンボルスカの詩「一目惚れ」をメインテーマに展開していく。
バレンタインデーにふさわしい、ファンタジックで心温まる映画だ。






イブが愛するシンボルスカの詩集。






公園で偶然出会ったジョンとイブは、互いに初恋同士だったことを知る。





■映画の中でイブが読むシンボルスカの詩「一目惚れ」(字幕より)。


二人は信じている
突然の感情によって結ばれたのだと
そう信じることは美しい
でも気づかぬことはもっと美しい
知り合うまでは
何もなかったように思えるが
通りや階段や廊下で
気づかぬうちに
二人はすれ違っていたかもしれない
私は彼らに尋ねてみたい
回転扉でゆき合ったのを?
人込みで「失礼」と声をかけたのを?
間違い電話で言葉を交わしたのを?
答えは分かっている
二人は何も覚えていない
知れば驚くだろう
「偶然」が彼らをもてあそんだと
そのころの「偶然」は
まだ「運命」ではなかった
「偶然」は二人を近づけたり遠ざけたり
立ちはだかったり
笑いをこらえながら傍らへ
飛びのいたりしてきた
人生はいつも偶然だらけ
平行線もいつか交わる














 金城武の久々の映画『捜査官X』は4月公開
2012年02月05日 (日) | 編集 |

■以前にも紹介した金城の新作が、いよいよ日本公開される。
ピーター・チャンとドニー・イェンが組んだ『孫文の義士団』
(私の好きなニコラス・ツェーも車夫役で出ている)は一足先に公開されたので
金城の新作も近々来るだろうとは確信していたが、ようやく公開日が決まって
ホッとした。これを観るまでは、くたばれんわ

■ピーター・チャンは金城主演の3作品を撮ると以前から言っていたが
3作にかぎらず、これからもどんどん撮ってほしい。
また本作には、いわくつきの古株ジミー・ウォングも出演ということで、その点も
香港映画ファンには見所のひとつだ。






金城武&ドニー・イェンがW主演を務める『捜査官X』
[C]2011 We Pictures Ltd. Stellar Mega Films Co., Ltd. All Rights Reserved.



   Movie Walker 1月26日
     http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120126-00000012-mvwalk-movi

 ウォン・カーウァイ監督の『恋する惑星』(95)で一躍脚光を浴び、ジョン・ウー監督の『レッドクリフ』シリーズでは諸葛孔明を演じ、堂々たる風格さえ漂わせた金城武が、ドニー・イェンとW主演を務める『捜査官X』。本作が4月21日(土)より公開されることが決まった。

 本作は中国の辺鄙な村を舞台に、ふたりの無法者が不可解な死を遂げた強盗事件の真相をめぐるミステリー。強盗殺人の犯人ふたりが謎の死を遂げた事件を担当する捜査官シュウは、死体を調べるうちに彼らが指名手配中の凶悪犯であることを知る。当時、事件現場には製紙工場に勤める職人リウが偶然居合わせており、リウの必死の応戦により、ふたりは打ち所が悪くて死亡したのだという。正当防衛の末に強盗犯を退治したリウは一躍、村の英雄に。なぜ平凡な男が、たった一人で凶悪犯を倒すことができたのか。シュウは入念な検死や現場検証を重ね、これが偶発的な正当防衛ではなく、リウが致命傷を意図的に狙ったのではないかと疑念を抱く。

 主人公シュウ(Xu)の頭文字を冠したタイトルの、“捜査官X”を演じる金城。帽子と丸ぶちメガネを着用したユニークな風貌で、そのひょうひょうとした装いと振る舞いは金田一耕助をはじめとする和製ミステリーの歴代名探偵を彷彿とさせる。そのシュウが随所に披露する“脳内推理”のプロセスも見どころの一つ。現場に残されたわずかな物証も見逃さない眼力の鋭さ、人体構造から武術まで、あらゆる分野に精通した博識ぶり。それらの手がかりを高速解析し、事件の全貌を具体的なイメージとして再構築してみせるイマジネーションの奇抜さは見るものを興奮させる。そんなシュウの前に巨大な謎として君臨するのが、リウ役のドニー・イェン。驚くべき二面性を内に秘め、静から動へと転じるその鮮烈な演技や、全ての謎が明かされるクライマックスでは、カンフー映画ファンを驚喜させる荒技&神業を惜しげもなく披露している。

 監督は、珠玉の感動作『ラヴソング』(98)を世に送り出し、『ウィンター・ソング』(06)、『ウォーロード 男たちの誓い』(09)で金城と組んだピーター・チャン。本作では、ミステリー&アクションという対極的なジャンルの融合に挑戦。ハイスピードカメラやCGを駆使し、濃密にしてスタイリッシュかつ迫真のエモーションが息づく映像世界の構築を成功させた。金城、ドニー・イェンのほか、リウの妻役に『ラスト、コーション』(08)の大胆演技で注目されたタン・ウェイ、カルトムービー『片腕ドラゴン』(74)のジミー・ウォング、懐かしのカンフー女優クララ・ウェイが出演している。【Movie Walker】




■それとNHKの大河『平清盛』の8話目から、山本耕史が出演ということで
こちらの方も楽しみだ。美しいお公家姿を早く拝見したいわ~っ







 金城武の新作映画『武侠』(Swordsmen)
2011年07月03日 (日) | 編集 |

■いやあ、実に久々な金城くんの話題。
前作『ウォーロード』と『レッドクリフ』から2年、なかなか情報がなくて
いったいどうなってるのかとイラついていたら``r(^^;) ついに最新作が
カンヌ映画祭で初公開され、まず中国で今月または8月に上映されるそうだ。
ううう、早く日本でも公開しちくれ(^人^) お願いしますだ。

■監督は『ウォーロード』で時代劇アクションに目覚めた(^^; ピーター・チャン。
最初は共産党時代の文芸作品を撮る予定だったのに、いつのまにやら違う作品に。
出演は金城武の他にドニー・イェン、タン・ウェイら。
渡辺謙も出ているという噂もあって、もしそうなら金城とは『スペーストラベラーズ』
以来の共演になる。

■内容はドニーとタン夫婦が暮らす村で起きた殺人事件を、金城の警官(監察医?)が
謎解きしていくといったかんじのもの。
なかなか期待できそうな作品なので、日本での公開が待ち遠しい。







台湾版のポスター







朽ちて崩れ落ちそうな橋を走って渡る。



 「武侠」予告編
   http://www.youtube.com/watch?v=_dvRtHZhHKI&feature=player_embedded


 「武侠」メイキング
   http://www.youtube.com/watch?v=Lb5JEXMwZt8&feature=related


 台湾の金城CM   
   http://www.viera.com.tw/index.html#/tvc







 ユーラル共和国って?  憲法記念日に思う
2010年05月03日 (月) | 編集 |

「ニセコイ」こと「二千年の恋」オープニングシーン




■ユーラル共和国(Eural Republic)は架空の国である。
旧ソ連邦に属し、中央アジアのどこかにあるらしい。たぶん(^^;

かつて同胞であったウクライナやグルジアの変化、最近のキルギスでの倒閣運動、
そして4月24日のブログでも言及した独裁的なトルクメニスタンなどの動きを
見ているうちに、ふっとユーラル共和国のことが頭をよぎった。
そういえば、ユーラル共和国ってどこにあるんだろう?


■ユーラル共和国は、2000年1月から3月までフジテレビで放送された「月9」
ドラマ『二千年の恋』に出てくる架空の国である。

そのユーラルから日本へ潜入した工作員の男と日本人のシステムエンジニアの女が
許されざる恋に落ちるというストーリーで、前年にヒットした韓国映画『シュリ』を
下敷きにしたといわれている。

ということは、ユーラル共和国のモデルは北朝鮮ということになる。げげ
しかしそこは仮にも月9ドラマだし、あくまでオシャレな設定でなくてはならない。
ということで、北朝鮮説は即却下(~_~;)


『二千年の恋』の概要についてはこちらでどうぞ。
  わが身を燃やす「丸太ストーブ」 そんな寒い冬に観たいドラマは?
    http://tekcat.blog21.fc2.com/blog-date-20091205.html



■さてドラマの中では、ユーラル共和国の場所については某国扱いでぼかしてあるが
それらしいヒントはいくつか出てくる。
まずユーラルから来た工作員たちの名前がユーリ・マロエフ、ナオミ・ナーギン、
カイ・モリエトであり、演じているのはハーフっぽいエキゾチックな風貌の日本人たち
である(^^; で、ユーリの父親や工作員たちの上司の大佐になると明らかに西洋人顔だし、
来日した政府要人は名前も顔もロシア人そのものだ。

また日本のドラマということで工作員同士は日本語で会話しているが、ユーリと父ビクトルは
一部ロシア語で、ユーリと政府要人は英語で会話する。ユーラル語で統一せんかいっ。

ユーリの父ビクトルは反政府的立場の化学者で、国家機密を盗んで米国に亡命しようとして
いる。その父の暗殺のために、母と弟妹を人質に取られた息子ユーリが送り込まれたのだ。
そんな独裁制の貧しいテロ支援国家がユーラル共和国ということになる。



■もっともらしい具体的なデータとしては、
民族構成が、ユーラル人85%、ロシア人9%、タリベク人6%。

ユーリと理得(りえる)の会話
「この国の夜は明るすぎる。星明りだけの夜が懐かしい」
「あなたの国の話ですか?」
「…ユーラル共和国」
「ユーラル?」
「なにが採れるわけでもないが、草原だけは広がっている。
小さくて貧しいが、民族は誇り高い」

「魚はダメだ」
「えっ?」
「食べられない」
「そうか。あなたの国には海がないものね」

う~ん。






またまた中央アジアの地図など…。




■大統領独裁国家トルクメニスタンはカスピ海に面しているし、天然ガスの埋蔵量が
世界有数という資源国。
そのお隣のウズベキスタンの民族構成はウズベク人80%、ロシア人6%、タジク人
5%。 ん? 比率がちょっとユーラルに似ているし、タジク人とタリベク人ってのも。
おまけに朝鮮民族も1%いるので、日本人に似ている顔立ちでもおかしくない。
海へ出るにも国境越えが必要だ。カリモフ大統領の独裁政治が続いて、GDPも最低クラスだ。
しかし国民の大半がイスラム教徒で、乾燥した土地と岩場だらけという部分は合致しない。

グルジアやウクライナ方面になるとヨーロッパ系になってしまう。
カザフスタンは草原の国だが、面積が大きすぎる。

で、残りの注目国がタジキスタンとキルギスだ。
タジキスタンは国土の半分が山岳地帯で海がない。イスラム文化が強く
内戦に明け暮れてきた。というか、国内の混乱度が大きすぎる気もするが。
ということで、無理やりこじつければキルギスか?

キルギスのより正確な国名は、クルグズ共和国(クルグズスタン)。
昔は日本でもキルギスタンって呼んでいたのに、いつの間にかキルギスになっていた。
キルギス人65%、ウズベク人14%、ロシア人12%と比較的ロシア人が多い。
宗教はイスラム教が多いが、ロシア正教も20%を占める。
やはり国土の半分は山岳地帯で湖も多い。
かつて遊牧民が住んでいた土地なので、山には草原もあるだろう。
キルギスでは日本人誘拐事件も起きた。
ソ連から独立後、最初は民主派だったアカエフ大統領は次第に強権政治に転向し
反対派を弾圧した。そしてチューリップ革命によってアカエフは追放された。
しかし皮肉なことに新しく樹立したバキエフ政権も独裁的になっていき、今年4月に
野党側がバキエフを追放、臨時革命政府を樹立したのは記憶に新しい。









■ま、所詮架空の国ゆえ、どれにも少し似ているし、かといってずばりこの国というのも
見当たらない。
ただこれら中央アジアの国々を見ていると、いろいろ興味深いことがわかる。
アジア的特徴というと語弊があるかもしれないが、今回のキルギスの動きを見ても
ソ連崩壊後に独立したこれら中央アジア諸国が、必ずしもソ連からの独立を民族的悲願に
していなかったように見受けられる。
英米が仕掛けた一連の民主革命が破綻し始めているのが、その何よりの傾向だ。

私が持っている本には、なるほどと腑に落ちる分析が記されている。
つまり中央アジア諸国はソ連からの【独立以降は、各国の大統領が「建国の父」であるか
のような言説が作られた(特にトルクメニスタン)。】
【こうした傾向は、最近では独立直後以上に強まっている。民族のナショナリズムが、
国家のナショナリズムに回収されたのである。】宇山智彦・著『中央アジアの歴史と現在』

宇山氏は、「中央アジア諸国の政治体制は、いずれも権威主義体制と呼ぶことができる。」
と述べている。
この権威主義体制の特徴とは、
(1)政治的多元性(複数の政党・利益集団などが政治に影響すること)は存在するが限定的。
(2)精巧な支配的イデオロギーを持たない。
(3)民主主義が尊重する大衆の政治参加や、全体主義が力を入れる大衆の政治的動員は、
あまり行われない。

そして一般的には、権威主義体制は民主主義と全体主義の中間だとされる。


■こうした中央アジアの政情はより民主化が進んでいる日本などの東アジアとは似て
非なるものと今までは思っていたが、昨今はどうやらそれも怪しくなってきた。
というのも上記の本の「権威主義体制の強さと弱さ」という項の一部を読むと、あまりに
日本の現状と似通っていることに気づくからである。

【権威主義体制の成立には、権力者の意図だけでなく、反対派が弱体であること、国民に政治参加の意識が弱く、政治を「お上」に任せようとすることも関係がある。そのような条件のもとでは、「強い大統領」のイメージが国民の多くに安心感を与えること、政治・経済上の問題がぼかされて大規模な対立に至りにくいことなど、権威主義体制が社会の安定を保つ面も否定できない。実際、大統領への権力集中を正当化する論理として現地で使われるのは、「経済」以上に「秩序」と「安定」である。】


■日本の場合は、上の「大統領」を「官僚」に置き換えるとよく本質がわかるだろう。
明治維新以降、官僚の力は次第に増してゆき、反対に政治家の力は弱体化した。
その官僚支配体制を打破するために声をあげた鳩山民主党政権は、生き残りをかけた
官僚とその手先となったマスメディアの熾烈な攻撃を受けている。
ところがマスメディアの洗脳を日々受け続けている国民の多くは、ちょっと巧みな
誘導で簡単に寝返ってしまう

鳩山首相を弱腰と批判し、かといって小沢幹事長のことは独裁者と断罪する。
そして小泉政権の延長である「みんなの党」がクリーンかつシングル・イシューで
わかりやすいと支持率を伸ばしているのだから、霞が関(官僚)の笑いは止まらない。


■ドラマ『二千年の恋』は、ユーリと理得(聖母マリアに受胎告知をする大天使
ガブリエルから命名)の忘れ形見の赤ちゃん(キリストの象徴か)を理得の妹まりあが
抱くシーンで終わる。
ユーリと理得は、誰も飢えることのない自由で平等な社会の実現をわが子に託す形に
なったわけだが、直後にユーラル共和国の軍事政権は崩壊し、日本との国交も樹立する。

その後ユーラル共和国は、ユーリが夢見た自由な国へと変貌を遂げたのだろうか?
そして二人の愛をはぐくみ、つかの間の安息の地となった日本は…?
天国のユーリが今の日本を見て、「なんだ…昔のユーラルと同じじゃないか」と
がっかりするようなことがないよう、あせらずあきらめず、自由の灯をともし続けて
いかなければならない。







 高村薫の小説『李歐』を読んだ
2009年12月14日 (月) | 編集 |


■最近は本をあまり読まない人が増えている、とはよくいわれることだが、自分自身を振り返ってみても読書量は確実に減少している。
仕事の拘束時間が長いのと目の調子が悪いのが主な原因だが、かろうじて目を通している本類の中でも、ことに小説の類を近年ほとんど読んでいないことに思い至り、われながらあきれた次第である

で、そのまれな小説の1冊を珍しく(^^;読了した。高村薫の(実は高村の作品も初めて読んだ(;^ω^A )『李歐(りおう)』である。
なぜ初高村作品にこの『李歐』を選んだかも定かではない。というか、その理由も曖昧模糊の霧の中である。わはは。
気がついたらなぜか注文した本が届いたので、なんとなく読んだわけである。そうしたら、これがまた後を引くというか、読み出したらその先が気になってたまらない。そして、この度めでたく読了した。万歳!


■そうそう、もとをただせばスパイ小説を読みたいと思ってググったら、この作品がヒットしたのだった。今ふと思い出した。健忘症だ。やばいなあ
で、李歐っていうのは主人公の一人、美貌の殺し屋というかスパイの名前だ。そして内容的にはスパイものというより、むしろ全編を通して道しるべ的な役割で登場する吉田一彰(よしだかずあき)とのバディ(buddy)ものだったのだ。げげげ。
本の帯にもあるように、「李歐よ君は大陸の覇者になれ。ぼくは君の夢を見るから――」っていう怪しいコピーに、まず目を奪われた。ふ~む、高村薫の作品ってお堅い経済小説が主だとずっと勘違いして思い込んでいたので、その思い込みのギャップを解消させるのにちょっと手間取った。
しかし読んでみれば、緻密で論理的で、私好みの文体だったので満足。ことに旋盤工場や拳銃の部品の過剰とも思えるマニアックな描写には感心させられた。そう、まるで緻密な背景描写と計算されつくしたストーリーを持つ青池保子のマンガ『エロイカより愛をこめて』を読んでいるような気分に浸ってしまった。
確かに両方ともスパイと拳銃、アクション、そして美青年がキーワードだけどね


■本の裏表紙にあった紹介文によると、
【惚れたって言えよ――。美貌の殺し屋は言った。その名は李歐。平凡なアルバイト学生だった吉田一彰は、その日、運命に出会った。ともに22歳。しかし、2人が見た大陸の夢は遠く厳しく、15年の月日が2つの魂をひきさいた。
『わが手に拳銃を』を下敷にしてあらたに書き下ろす美しく壮大な青春の物語。】

作品中に何度も象徴のように現われるのが満開の桜の花で、李歐はまるで妖艶でいて透き通った高貴な桜の精のような青年で、北京語、英語、日本語に堪能。容姿端麗で頭脳明晰、冷徹なプロの殺し屋で、あるときは共産ゲリラのリーダー、あるときは優秀な株トレーダー。さまざまに名前を変えて世界を駆け巡る…という設定には、白土三平の『カムイ伝』を思い浮かべてしまった。あらゆる面で超人的な能力を駆使するカムイは、名前が題名にもなっている主人公なのに中盤からは登場場面が減る一方で、別名『カムイ出ん』と皮肉られている(^^;
李歐もその存在の大部分が他人の噂話や回想の中に登場するので、果たして生い立ちや正体は本当なのか、まるで桜の美しい魔術にかかったかのように真相は花霞の中…という具合だ。


■そしてこれはまた後から知ったことだが、『李歐』はWOWOW開局10周年記念ドラマとして2001年に放送されていたのだった。




高村薫が自ら李歐役に望んだというダニエル・ウー。






■ダニエル・ウー? 
どこかで聞いたような…って、ジャッキー・チェンの新作『新宿インシデント』に出てたあのダニエル(呉彦祖)じゃあ~りませんか。あのかわいそうな役の。
うう、おいたわしい
左はもう少し前の新版『香港国際警察』(2004年)。
左が金持ちの息子で武装強盗グループのリーダー・ジョー役のダニエル・ウー。真ん中はジャッキー・チェン。右はシウホン役のニコラス・ツェー。この作品ではニコラスがとてもよかったので、ダニエルの印象はあまり残ってなかった。ごめん。


■ちなみにニコラス・ツェーとダニエル・ウーは「香港小四天王」と呼ばれる人気男優の中の2人で、共にジャッキーの映画によく出ている。ダニエルはアメリカ育ちのインテリで、ジャッキー作品に抜擢され、広東語と北京語をマスターしたという努力家でもある。
余談だが、「香港四天王」はアンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、レオン・ライ それにアーロン・クォックの4人。「歌神」ジャッキー・チュンは、ジャッキー・チェンに似てるということで「スモール・ジャッキー」と呼ばれていた。ジャッキーもぼくの弟分なのでよろしくと売り込んでいて、ふたりがデュエットしている昔のテープを持っているが、当時からチュンの歌のうまさは際立っていた。
さらに余談だが(^^;、「台湾小四天王」は金城武、ジミー・リン、ニッキー・ウー、アレック・スーである。


■話が横にそれたが、確かにドラマの『李歐』役にダニエル・ウーは適役だと思う。理知的な美貌で長身、演技も巧みだ。だが難を言えばちょっと地味目で、桜の花の持つミステリアスな美しさ、透明感、はかなさの体現という点ではどうかな…と思う。まだニコラス・ツェーの方がミステリアスな危険美を漂わせている。
ま、私的には李歐は金城武に演じてもらいたかった。
北京語、英語、日本語を自在に操るという点、それに目の光の強さという特徴でもね。
『天使の涙』や『パラダイス!』『不夜城』の金城の独特の透明感や存在感は、何者にも変えがたい稀有な才能でもあるからだ。あるいは思い切って、李歐=金城武、吉田一彰=ダニエル・ウーというキャスティングはどうだろう?
ダニエルには日本語の台詞が重荷だろうが、某筋の人気ランキングでは、金城×ダニエルが最も人気の高い組み合わせだそうだから(^ー^* )
というわけで、またまた私の趣味で金城の動画を張っておく(^^;











 わが身を燃やす「丸太ストーブ」  そんな寒い冬に観たいドラマは?
2009年12月05日 (土) | 編集 |

■12月に入って紅葉もそろそろ終わりに近づき、日中も暖房が必要になってきた。
そんな寒い冬の野外用にちょっと便利な、ユニークなエコストーブがあるという。



■読売新聞 12月1日
わが身を燃やす「丸太ストーブ」、間伐材で 

杉の丸太で作ったストーブ。
右奥は使用後(徳島県美波町で)。
徳島県美波町の日和佐森林組合は、間伐材を活用して、ストーブ自体の一部を燃やす「丸太ストーブ」を作り、1本1000円で販売している。
外側は丸太のままとあって屋外のどこにでも置け、火の粉が飛ばず安全に6~8時間使えるという。
地元の山で間引いた樹齢約35年、直径20~30センチの杉の丸太が材料。チェーンソーで高さ約50センチに切り、上部に切り込みを入れて煙が出るようにし、中に空洞を設け、下部には空気が流れ込みやすいよう横穴を空けた。点火すると、空洞の内側から少しずつ燃える。
屋外で魚を焼いたり、湯を沸かしたりするのに最適といい、片山喜三郎組合長(64)は「ユニークな仕組みのストーブ。上手に使って楽しんで」と勧めている。問い合わせは同組合(0884・77・0877)。




■さて、「冬」「わが身を燃やす」といったキーワードで、すぐに頭をよぎったのがこのドラマだ。
2000年1月から放送されたフジテレビの月9ドラマ『二千年の恋』。
主演は、中山美穂と金城武。

物語は99年のクリスマスイブから始まる。
ユーラル共和国(旧ソ連邦の中にあるという設定)の工作員(スパイ)ユーリ・マロエフ(金城武)は弟サミエルと共に日本へ潜入。しかし入国時にサミエルは怪しまれ、逃亡の途中で負傷したため、やむなくユーリは弟を殺害してひとりその場を逃れる。
一方、システムエンジニアの真代理得(ましろ・りえる 中山美穂)は仕事面では充実しながらも、どこか満たされない孤独な日々を過ごしていた。
そして大晦日の夜、コンピュータの2000年問題対策で外務省に呼ばれた理得は、そこで外務省の役人・野上に成りすましたユーリと出会う。
任務のために仲間と共に理得をだまして利用するユーリ。
しかしながら次第にユーリと理得は互いに惹かれあっていく。
だが孤高で純粋な2つの魂の結びつきは、さらなる悲劇を呼び寄せていくことになるのだ。


■出会いの初めのころ、教会の中で揺れて輝いているろうそくの炎を見て理得はつぶやく。
「ろうそくは、わが身をこがしてまで、何がほしいのかしら?」
それに対して野上(ユーリ)は、「何も望んでなんかいないさ。最後に燃え尽きたという誇りを得るほかは」と答える印象的で暗示的なシーンがある。
だけど会話としてはちょっと不自然な言い回しで、台本がぁと憤慨した箇所でもある。
普通だったら、「ろうそくは、何のためにわが身をこがしてまで燃え続けるのかしら?」
「理由なんかないさ。何も望んでもいない。もし得るものがあるとすれば、それは最後まで燃え尽きたという誇りだけだ」くらいの自然な会話にしてほしかったワ(^^;


■とまあ、いろいろ突っ込みを入れたい箇所も満載だが、それにも増して息を呑むほどビューティーな金城と清楚なミポリン(中山)のカップルに、リアルタイムで毎週テレビにかじりついていた私は眼福のため息をついたものだった。
それにしても毎回毎回、これでもかこれでもかというほど不幸や悲劇の谷底に突き落とされるユーリ。ううう、あまりにかわいそうじゃ 
国家のために実の弟を殺し、父を殺し、それなのに忠誠を誓ったその国家に母や残りの弟妹を処刑され、最後は恋人や自分まで殺されてしまうユーリ。

当時はまだ北朝鮮問題が表に出ていなかった頃なので、工作員だ、国家テロだといってもピンとくる人は多くなく、それゆえ時期的に早すぎたドラマともいえる。
また韓国映画『シュリ』を下敷きにした作品ともいわれているが、『シュリ』の方がずっとハードで、『二千年の恋』はラブロマンスものである。
確かにストーリー的には似てるといえばそうかもしれないが、主演のふたりの魅力は『シュリ』の比ではない。


■中山美穂が演じた真代理得(ましろ・りえる)のりえるとは変わった名前だが、これは大天使ガブリエルからとった名前だということだ。いかにもクリスマス的なネーミングだが、実は私も幼稚園のクリスマス劇でガブリエルを演じて以来、天使の中ではガブリエルが一番お気に入りだったので、ちょっとうれしい名前でもあった。

さて大天使ガブリエルといえば聖母マリアへの受胎告知で有名である。
で、理得の妹の名前が「まりあ」(演じたのは仲間由紀恵)。
爆弾テロから人々を守るためやむなく理得に向けて銃弾を放ったユーリだが、奇跡的に息を吹き返した理得はユーリとの間にできた子供を出産して息を引き取る。そしてその子をわが子として育てるのが、自分の子を流産で失った妹のまりあである。とまあ、こんなちょっとした「遊び心」を堪能するのもドラマの面白さのひとつだろう。


■そんなわけで、冬の季節にふさわしいドラマの中の1つとして『二千年の恋』をあげる次第だ。私が仕事をしているフロントでは、この『二千年の恋』の曲が入った「S.E.N.S.」のCDをBGMとして流している。
その美しいメロディーをバックに、『二千年の恋』のストーリーを上手につないだ映像がYou Tubeにあったので、以下にリンクしておく。

















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