激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 お騒がせサーカシビリ氏のウクライナ国境突破をメディアはどう伝えたか    「ロシアTV」の場合
2017年09月14日 (木) | 編集 |

 お騒がせ男報道第2弾! 
西側に対する、いわゆる東側のロシアはどう伝えたか?




   「ロシアTV」の場合   





7月にウクライナ国籍を剥奪された、前オデッサ州知事で、元グルジア大統領のミハイル・サーカシビリ氏は、きょう国境検問所を通りウクライナに入国しました。本人は市民の支持で入国できたとしていますが、内務省が氏の入国を阻止しなかった裏側には、別のところからの指示があったとみられます。報告をご覧ください。






法治国家であれば、法を無視して国境を越えることは犯罪ですが、ウクライナでは観客を楽しませるショーさながら、テレビカメラと議会の支援グループに迎えられ、サーカシビリ氏は無事ウクライナに入国しました。






入国の理由はもちろん、ポロシェンコ大統領への反旗です。






サーカシビリ「あの大統領は倒れます! あの政権はなくなります!」
なかなかに過激な発言ですが、実は今年の夏、サーカシビリ氏はウクライナ国籍を剥奪されています。パスポートを所持していないため、検問所では審査が長引きます。






そこへ現れたのが、入国を支援しようという一群の若者。
国境の警備をものともしません。






サーカシビリ氏のそばには常に、全ウクライナ連合「祖国」のティモシェンコ党首が付き添います。






過去のいきさつは水に流したということでしょうか。
(大統領時代、会見の最中にむしゃむしゃネクタイを口にほおばって周囲を唖然とさせたことなど)






政治評論家のコメントをお聞きください。
「ティモシェンコ氏は、最近アメリカを訪問しています。たぶんそこで、すべてが決まったんじゃないでしょうか。ウクライナの現政権を倒すための、いわば魚雷として選ばれたのが、元グルジア大統領のサーカシビリ氏というわけです」






ティモシェンコ氏は、ウクライナのアバコフ内相(上の写真)と内密に会っていたといいます。すると、今回の治安機関の対応も納得がいきます。






アバコフ内相はきょう、サーカシビリ氏に移民局に出頭するよう指示しましたが、本人はリボフ市内を散策。ホテルの前でスピーチを行いました。
サーカシビリ「皆さん、ご心配は無用です。私はきのう、ここに到着しました。ポーランド側にウクライナの正式な書類を提示し、スタンプを押してもらいました。ウクライナ市民として入国したのです!」
専門家は、難民の資格を与えられるとみています。




 ロシアの方が、さすがにより詳しく今回の出来事の真意を見て取っている。
それにしても米国にいいように使われているサーカシビリが、少し哀れでもある。





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 お騒がせサーカシビリ氏のウクライナ国境突破をメディアはどう伝えたか    「オーストラリアABC」の場合
2017年09月13日 (水) | 編集 |

 ジョージア(旧グルジア)の前大統領サーカシビリ氏は米英イスラエルの傀儡であり
プーチン大統領に無謀なグルジア戦争を仕掛けたり、その後精神を病んで奇行に
走ったりと何かとお騒がせな人物である。最近も唐突にウクライナ入りしてオデッサ
州知事になったり解任されたり…、好意的に言えばトリックスター的キャラであり、
嫌いだけどなぜか気になってしまう(;^_^A 当ブログでも何回か彼の足跡を追って
きたわけだが、さてさて今回はどんな騒動を起こしたのだろうか。

 サーカシビリ氏のニュースは「オーストラリアABC」と「ロシアTV」で報じていたので
その2つを比較することによって、同じ彼の言動を両者がどのようなスタンスで伝えた
のか、実に興味深い。

まずは下記の、サーカシビリ氏のウクライナ国籍剥奪の件から。



 時事通信 7月27日
   https://www.jiji.com/jc/article?k=2017072701281&g=int

          前ジョージア大統領のウクライナ国籍剥奪 

【モスクワ時事】ウクライナ移民当局は27日、かつて南部オデッサ州で知事を務めたジョージア(グルジア)のサーカシビリ前大統領のウクライナ国籍を剥奪したと発表した。ポロシェンコ大統領が決定した。
 親欧米派のサーカシビリ氏は2003年のジョージアの政変「バラ革命」を主導したが、13年の任期満了後に失脚。職権乱用などの容疑で指名手配され、ウクライナに逃れた。ポロシェンコ大統領はサーカシビリ氏にウクライナ国籍を付与し、15年にオデッサ州知事に任命。しかし、両者の関係が悪化し、サーカシビリ氏は16年に知事を辞任した。 





     
  「オーストラリアABC」の場合   





9月12日の「キャッチ!世界のトップニュース」より

旧ソビエトのジョージアの元大統領で、その後、去年までウクライナ南部の州知事を務めていたサーカシビリ氏がウクライナに戻ってきました。現政権と対立しているサーカシビリ氏は、去年7月にウクライナ国籍を剥奪されており、今回は支持者とともに国境を強行突破しました。「オーストラリアABC」です。

  



(前略)
サーカシビリ「皆さんを誇りに思い、一生感謝します」






サーカシビリ氏がウクライナに戻ることを発表して以来、報道陣がずっと後を追ってきました。






当初国境越えを計画していた場所では、支持者が警備隊員と衝突し…






トップレスで抗議する女性もいました。
支持者は、腐敗に声高に反対しているサーカシビリ氏を高く評価しています。






支持者の男性「彼はジョージアを救った。ウクライナに来てわれわれのことも救ってほしい」
 






別の支持者の男性「オデッサ州知事だった時、ウクライナのひどい腐敗ぶりを明らかにしてくれた。だから支持しているんだ」 






サーカシビリ氏はウクライナのティモシェンコ元首相とともに列車でウクライナに入ろうとしましたが、当局が阻止しました。






そこで一行は国境越えの別の場所へ向かい、夕暮れ時になってウクライナに勝利の凱旋を果たしました。






サーカシビリ「われわれは法的手順に沿って行動しましたが、当局はすべてそれを阻止しようとしました。誰が正しく、法律は誰の味方なのでしょうか?」






サーカシビリ氏は関係が悪化しているポロシェンコ大統領によるウクライナ国籍剥奪の決定に異議を申し立てる計画です。






サーカシビリ氏は大統領として経済改革を指導したジョージアに送還される恐れがありますが、今は一連の刑事訴追に直面しています。




 「目くそ(サーカシビリ) 鼻くそ(ポロシェンコ) を笑う」 といったこのドタバタ劇は
いったい、いつどこに着地するのだろうか(・・?
ま、別に着地する必要もないけどね(^^;





 トルコで、安倍政権とよく似たエルドアン独裁政権に抗議する、17万人の大規模集会
2017年07月10日 (月) | 編集 |

 日本ではあまり報じられていないが、トルコでは強権的な統治を続ける
エルドアン政権に抗議する集会が9日、大都市イスタンブールで開かれ、
17万5千人の人々が終結した。





7月10日の「キャッチ!世界のトップニュース」より。

始まりは、エルドアン政権に抗議するため野党第1党の
共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首が
首都アンカラからイスタンブールまでの約450キロを
歩き通したことだった。





そしてその「正義の行進」に賛同する市民たちが
続々と結集していった。





行進の最終日、イスタンブールの広場は
17万超の人々で埋め尽くされた。





彼らが求めるのは「公正なトルコ」である。



 実はトルコのエルドアン政権と日本の安倍政権とでは、その強権的な
政治手法がとてもよく似通っているのだ。

エルドアン大統領は、反政府デモに集まった人々を
「左翼のテロリスト」と呼んだ。
そして安倍首相も都議選で安倍退陣を叫ぶ人々を
「こんな人たち」と呼び、
さらに、「こんな人たち=選挙妨害の左翼活動家」と
バッシングするフェイスブックの投稿に、「いいね!」を
押していた。



     lite-ra 7月6日
       http://lite-ra.com/2017/07/post-3295.html 

        安倍首相が「こんな人達=選挙妨害の左翼活動家」と
                      攻撃するFBに「いいね!」を押していた!


「こんな人たちに負けるわけにはいかない」──安倍首相が都議選の応援演説で言い放った言葉がいまなお波紋を広げている。なにせ、一国の総理大臣が国民に対して暴言を吐いたのだから、当然だろう。

 だが、安倍首相には謝罪する意思がないどころか、完全に「敵」だと考えているらしい。というのも、反対の声をあげた国民を「選挙妨害の左翼活動家」とバッシングするフェイスブック投稿に、またも「いいね!」と評価していたからだ。

 安倍首相が「いいね!」したのは、自民党の永田壮一・千代田区議が7月3日にFacebookへ投稿した文章。千代田区といえば安倍首相が件の演説を行った秋葉原を擁する選挙区で永田区議も当日演説に駆けつけていたようだが、その永田区議の投稿では、こんなことが書かれている。

〈安倍総裁の
こんな人達に負ける訳にはいきません
という演説を受け
報道では
こんな人達=都民ファースト支持者
真実は
こんな人達=選挙妨害の左翼活動家〉

 都議選で自民党が歴史的大敗したのは、さまざまな大臣たちの失言だけではなく、森友・加計学園問題において説明責任をまったく果たさない、人を食う安倍首相の傲慢さに下された審判であることは間違いない。いや、特定秘密保護法や安保法制、共謀罪など安倍首相の独裁的で憲法を軽視する政治に対して反対の声をあげてきた国民は数多い。だが、安倍首相はそうした“怒り”をもつ国民を、すべて〈選挙妨害の左翼活動家〉だと決め付けにかかっているのだ。(以下略)








 最近起きたフランス・テロの犯人の多くは、警察も把握していなかった一般人
2017年06月12日 (月) | 編集 |

 安倍政権の推し進める「共謀罪」は、五輪開催に欠かせないテロ対策だと
繰り返し言われているが、本当にそうなのだろうか?
共謀罪があればテロは未然に防げるのだろうか?
そもそも昨今のテロは、どのような人物たちによって起こされてきたのか?
以下、6月8日のフランスのテレビ「F2」で検証したい。






F2のキャスター:
最近のテロは、一見普通の人が起こすものが多い。
フランスはこの1年で7件のテロが起き、実行犯は8人。
全員男性で、年齢は19歳から40歳まで。
そのうち5人がフランス人だった。






実行犯の半数の4人は、情報機関が過激化していることを把握していたが
監視対象になっていたのは3人だけ。
そのうち過去にテロ計画への関与で有罪判決を受けていたのは
マニヤンビルで警官2人を殺害した(2016年6月13日)
ひとりだけだった。






残りの4人のうち2人は、過去に普通法によって裁かれていて
ニース(2016年7月14日)のテロ犯は妻への暴力
オルリー空港(2017年3月18日)で兵士を襲った犯人は
麻薬の密輸入で有罪になっている。
あとの2人、ルーブル美術館(2017年2月3日)で兵士を襲った
犯人と、ノートルダム大聖堂前(2017年6月6日)で警官を襲った
犯人は、警察にも司法にもまったく知られていなかった。







 上海協力機構にインドとパキスタンが正式加盟
2017年06月11日 (日) | 編集 |

 かねてより私が注目していた上海協力機構(SCO)が9日、カザフスタンの
首都アスタナで開催され、インドとパキスタンのの正式加盟が承認された。
将来的にはこれらの地域が、欧米に替わって世界を牽引する力になっていくだろう。






ロシアTVより(以下も同じ)
記念撮影に臨む各国首脳。
向かって左からインド、ウズベキスタン、中国、カザフスタン
ロシア、タジキスタン、キルギス、パキスタン
…で合ってると思うけど (^_^;)




会議の様子。国連事務総長も参加した。
地政学的には「新G8が誕生した」…ともいえるかな。





インドとパキスタンの参加によって
世界の人口の45%、GDPの25%を
一気にカバーすることになった。
スゴいね。





時事通信より。



 以下は、日本を含めた西側メディアの報道。
これらのメディアは、たとえばNHKの【新たに加盟したインドとパキスタンは
カシミール地方の領有権をめぐって対立しているほか、中国とインドも先月、
北京で行われた国際会議をインドがボイコットするなど関係はギクシャクしていて、
組織の拡大と結束を両立できるのかが課題となりそうです。】
のように、上海協力機構に対する批判や皮肉を付け加えることを忘れない(^^;



      時事通信 6月9日
 

            印パが正式加盟=上海協力機構、初の拡大

【モスクワ時事】カザフスタンの首都アスタナで開かれた中国とロシア、中央アジア4カ国が加盟する上海協力機構(SCO)の首脳会議は9日、準加盟国のインドとパキスタンの正式加盟を承認した。
 2001年のSCO創設後、加盟国が拡大するのは初めて。SCOを欧米に対抗する枠組みの一つにしたいロシアが印パの加盟を主導してきた。




      ロイター通信 6月5日
       http://jp.reuters.com/article/china-sco-iran-idJPKBN18W0FP

         中国、上海協力機構へのイラン加盟を検討へ

[北京 5日 ロイター] - 中国外務省の李恵来・部長助理は5日、中国やロシアなどで構成される上海協力機構(SCO)へのイランの加盟を支持し、今週の会合で協議することを明らかにした。

SCOは昨年、ロシアからの要望があったにもかかわらず、イランの加盟を認めなかった。
李氏は、イランがオブザーバーとしてSCOの活動に長期に渡って「前向きに参加し」、SCO発展に向けた積極的な貢献があったと指摘。「中国はこれを高く評価しており、イラン加盟を支持するとともに歓迎する」と述べた。
また「今回の会合では、イランの加盟について協議を通じた意見の総意や関連規則などに基づき、誠実に検討されるだろう」との見解を示した。
今回、パキスタンとインドがSCOに正式に加盟する見通しで、李氏はSCOの求心力や影響力は高まり続けると述べた。
中国は昨年11月、トルコのエルドアン大統領がSCOに加わる可能性を示唆したことに関し、加盟の検討に前向きな姿勢を示していた。
SCOは2001年に中国、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタンで発足。イスラム過激派やアフガニスタンからの麻薬密輸などの脅威に対抗することを目的としている。




      NHK 6月9日
       http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170609/k10011012731000.html

          上海協力機構にインドとパキスタン加盟 人口30億超に

中国とロシア、それに中央アジアの国々でつくる「上海協力機構」の首脳会議が開かれ、インドとパキスタンの2か国の正式加盟が認められました。加盟国の人口は30億を超えますが、加盟国の間で領有権をめぐる対立があるなど、組織の拡大と結束の両立が課題となりそうです。
(中略)
「上海協力機構」は中国と旧ソビエトの国々の国境問題を解決するために結成された組織「上海ファイブ」をもとに2001年、中国とロシアに中央アジアのカザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの4つの国を加えた合わせて6つの国で発足しました。オブザーバーとしてイランやモンゴルなどの国々も加わっています。
国境を越えて活動するイスラム過激派や麻薬の密輸への対策など、ユーラシア地域の安全保障から経済や文化など幅広い分野にわたって協力を目指しています。
2008年、タジキスタンの首都ドゥシャンベで採択された首脳宣言では「一極化を乗り越える」としてアメリカに対抗する姿勢を前面に打ち出すなど、欧米の対抗軸としても存在感が高まっています。
インドとパキスタンの正式加盟を主導したロシアのプーチン大統領としては、ウクライナ情勢をめぐって欧米と対立する中、両国を取り込むことで影響力を強め、欧米に対抗する狙いがあるものと見られます。






 (+。+)アチャー 賭けに敗れたメイ首相 英前倒し総選挙で
2017年06月09日 (金) | 編集 |

 欲張るとこうなる…という見本のような英国の総選挙である。
強気のメイさんてちょっと気に入ってたんだけど(^^; 
この先、果たしてどうなることやら。





     BBC 6月9日
      http://www.bbc.com/japanese/40217231

       【英総選挙】メイ首相「辞任意向なし」 「宙吊り議会」見通しで
   
 8日に投開票された英下院(定数650)の総選挙で、与党・保守党が議席を減らし、過半数議席を握る政党がない「宙吊り議会(hung parliament)」になる見通しとなった。総選挙の実施を決めたテリーザ・メイ首相にとっては屈辱的な結果で、去就をめぐり圧力が高まっているが、本人に辞任の意向はないという。

 保守党の獲得議席は318(13減)、労働党は261議席(29増)、スコットランド国民党(SNP)は35議席(22減)となる見通し。投票率は68.7%。

 労働党のジェレミー・コービン党首はメイ首相の辞任を求めた。一方のメイ首相は、英国には安定が必要で保守党がそれを「保証する」ことができると述べた。またBBCの取材で、首相に現時点で辞任する意向はまったくなく、組閣に取り組む方針だと分かった。

 BBCのローラ・クンスバーク政治担当編集委員によると、最多議席と最多得票の第一党として、首相は保守党政権を率いるつもりだという。




 あらやだ、スタージョンまでいっぱい議席減らしちゃって(´・д・`)
イラストは21議席減になってるけど、実際は22減。
一方勝利した最大野党・労働党のジェレミー・コービン党首は、ここぞとばかりに
「国民は未来への希望に投票した」だの、「緊縮に背を向けた」と超強気。


huffingtonpostは今回の結果について、こう解説している。

メイ首相は4月、総選挙を前倒しで実施することを表明。保守党は改選前でも330議席を有し、単独過半数を超えていたが、EUとの離脱交渉を前に政治的な基盤を盤石にしたいとの狙いから「伝家の宝刀」を抜いたが、もくろみは失敗に終わった。

当初は保守党の圧勝とみられていたが、高齢者の一部に負担増を強いる福祉政策案をメイ首相が打ち出したことで情勢は一転。有権者から大きな不評を買い、支持率は急落した。メイ首相はたまらず撤回したが、党勢は回復しないまま投開票日を迎えた。

メイ首相の責任を問う声が党内から出るのは確実で、ロイターは「メイ首相は政治的な求心力を失いすぎて、地位を維持できないかもしれない」などと論評している。




 ま結果はともあれ、国民の声がすぐに選挙に跳ね返るという点は、さすが
デモクラシーがしっかり根づいていて、うらやましいかぎりではあるワ。





 オバマ大統領の光と影 退任演説の裏でポーランドに派兵
2017年01月16日 (月) | 編集 |

 10日、オバマ大統領が退任にあたって最後の演説を行った。
8年前、久々のリベラルな米大統領の誕生に私もワクワクしたものだ。
これで中東の戦火も収まり、世界の行く手に希望の火が灯るだろうと
大きな期待を抱いた。そして日本でもこのオバマ効果に乗って民主党が
圧勝し、奇跡のように政権交代が起こった。

 しかし米国でも日本でも、バラ色の夢は長くは続かなかった。
地検による国策捜査と自民党・メディア・財界の画策で、鳩山小沢政権は
短命で崩壊し、安倍ファシスト政権が君臨する結果となった。
オバマの掲げる理想主義も、軍産・ネオコンにねじ伏せられて早くも色あせ
それどころか経済格差はいっそう拡大し、中東の国々には次々と戦火が
燃え広がったのだった。





写真:ロイター通信



      ロイター通信 1月11日
       http://jp.reuters.com/article/obama-lasetspeech-idJPKBN14V0FN

          オバマ大統領が最後の演説、米国の価値の低下防止を訴える

[シカゴ 10日 ロイター] - オバマ米大統領は10日、シカゴで任期最後の演説を行った。2期8年を振り返り、大統領としての役割を担えたことは自身の人生において光栄だったと言明。国民に対し、米国の価値を守り、差別を受け入れないよう訴えた。

トランプ次期大統領の政策については一部を否定する姿勢をうかがわせた。

オバマ大統領は1万8000人の群衆を前に「米市民としてわれわれは引き続き外部からの攻撃に警戒の目を向けなければならない。われわれの価値が低下するのを防がなければならない」と呼びかけた。

オバマ氏は米大統領選で民主党のクリントン候補の応援演説を行った際、イスラム教徒の入国停止やメキシコとの国境に壁を築くといったトランプ氏の政策への反対姿勢を鮮明にしていたが、この日も自身の立場に変わりがないことを示した。

オバマ氏が黒人として初めて米国の大統領に選ばれたことで、米国が抱える人種差別問題の解決への期待が高まったが、これについては実現が困難だったと認めた。

その上で、若い世代に望みを託し、変革をもたらす力を信じるよう、「私たちにはできる(Yes We Can)」と呼びかけた。最後にオバマ大統領は、「私たちはやり遂げた(Yes We Did)」と振り返り、改めて「私たちにはできる」と繰り返して、演説を締めくくった。











 「核なき世界」を力強く訴えたオバマだが、一方でロシアを激しく敵視して
ついに最後まで攻撃の手を緩めることはなかった。
ロシアに好意的(と思われる)トランプの大統領就任間際の12日、ロシアへの
抑止力強化のための米地上部隊3500名がポーランドに到着した。
オバマがまだ大統領職にあるギリギリの最後で、米ロ間の戦争の火種をまいた
わけである。
オバマ大統領とは何だったのか、われわれは今後しっかり考察していく必要がある。






写真:ロシアTV
ポーランドを進軍する米兵。



      NHK 1月13日
       http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170113/k10010837691000.html

             米軍 ポーランドに新たな部隊派遣

ロシアに対する東ヨーロッパでの軍事的な抑止力を強めるためアメリカが新たに派遣した地上部隊がポーランドに到着し、12日、現地で歓迎の式典が開かれました。

この部隊は、ロシアによるクリミアの併合を受けてポーランドなど東ヨーロッパの軍事的な抑止力を強めようと、アメリカが新たに派遣したおよそ3500人の陸軍の地上部隊で、兵士や装甲車のほか戦車80台余り先週から随時ポーランド軍の基地に到着しています。
12日、西部ジャガンにあるポーランドの陸軍基地ではアメリカ軍とポーランド軍双方の兵士が参加して歓迎の式典が開かれ、ポーランド軍のミカ司令官は「今後、合同訓練を通してどんな任務にも対応できる力をつけるとともに、兵士の絆を深めることができると確信している」と述べ、アメリカ軍との活動に期待を示しました。
アメリカ軍地上部隊は、来月、ポーランドからバルト3国やルーマニア、ブルガリアなどにも移動して、合同訓練を行うことになっています。
これとは別にポーランドとバルト諸国には、ことし春までにNATO=北大西洋条約機構が合わせて4000人規模の多国籍部隊を配備する予定で、ロシアに隣接する地域で軍備が増強されることにロシア側がさらに反発を強める可能性もあります。

ロシアは反発

アメリカが、ポーランドに地上部隊を派遣したことについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、12日、「ロシアにとっての脅威と見なしている。ロシアの国益と安全を脅かしている」と述べて、強く反発しました。

ロシア国防省は、去年10月、アメリカが主導するNATO=北大西洋条約機構の加盟国の間に位置するロシアの飛び地、カリーニングラード州に核弾頭を搭載できる弾道ミサイルを持ち込んだことを示唆していて、今後もヨーロッパに近い西部で大規模な軍事演習を繰り返すなど、欧米をけん制していくものと見られます。







写真:ロシアTV
ポーランド・ワルシャワの中心地で
米派兵に反対の人々の集会が開かれた。
「ヤンキー・ゴー・ホーム」の文字が見える。






 東ヨーロッパのモルドバとブルガリアで親ロ派の大統領が当選
2016年11月15日 (火) | 編集 |

 米大統領選でトランプ氏が勝ったことから、世界のあちこちで政界再編が
進んでいる。旧ソ連邦の構成国の一つだったモルドバでは11月13日、親ロの
野党候補が大統領選に勝利した。





11月15日の「キャッチ!世界のトップニュース」より。

モルドバでは親欧米政権のもとでEUに加盟する方針を
目指してきたが、EUとの貿易協定にロシアが反発して
経済制裁を加えたので、国内の景気が悪化。





さらに、親米政権の巨額の汚職への批判が高まっていた。






大統領選に勝利した野党親ロ派のドドン氏。
EUとの協定を破棄すると訴える。
今後、ロシア寄りの政策に変更する
可能性が指摘されている。





一方、ブルガリアでも親ロ派のラデフ氏が大統領に当選。
しかし大統領は象徴的な存在なので
モルドバほどの影響力はない。





新大統領のラデフ氏。
むしろ当選の背景には、EUの難民・移民政策に反対する
世論の支持を集めた側面がある。





モルドバとブルガリアの位置関係。
東西の政治がせめぎ合う場所だ。
モルドバとブルガリアの間にあるのはルーマニア、
モルドバの北にはウクライナがある。






 お騒がせサーカシビリ氏、今度はオデッサ州知事を辞任
2016年11月11日 (金) | 編集 |

 このサーカシビリという変人(^^; あまりにお騒がせのろくでなし男で
面白いので、現ジョージアがグルジアと呼ばれていた頃からウォッチしている。
プーチンにグルジア戦争をしかけて敗北。その後奇行ぶりがひどくなり、
国名がロシア語っぽいという理由で英語風にジョージアに変えたあげく
職権乱用で国外に逃亡。お友だちのウクライナのポロシェンコ大統領に
ウクライナ南部のオデッサ州知事にしてもらったという経緯がある。






11月8日のロシアTVより。
ポロシェンコ政権は汚職問題を放置してる。
よって、オデッサ州知事を辞任しちゃうのだ。





チョコレート王ポロシェンコ(左)に拾ってもらい
ウクライナ国籍ももらったのにね。





議会で、口汚く相手の議員を挑発するサーちゃん。
禁止用語に「ピー」が入り、相手の議員が手元にあったものを
サーちゃんめがけて投げつけた。
何を投げたかはわからないが、一瞬画面が白くなった。
辞任して新党結成か、との噂もあるが
ただ単にまた逃げ出したんじゃない?という声もある(^_^;)







 米大統領選 トランプ氏勝利で世界の多極化が加速
2016年11月09日 (水) | 編集 |

 長い選挙運動期間がやっと終わって、ついにトランプ氏が勝利を手にした。
彼の勝利は前々からわかっていて――少しでも国際政治分析ができれば
当然の結論だが――とはいえ選挙は水ものだし、民主党支持者に有利な
穏やかな天気だし、朝から各国メディアはクリントン優勢と流してるし、円安
も進んでいるしで、もしかしたら…と思って憂鬱な気分になったが、開票が
進むにつれて「おおおっ」と、予想以上のトランプ氏の得票ぶりに笑いが
こみ上げてきた(^-^)

 それにしても米国でも日本のメディアでも、「予想外」「番狂わせ」などの
言葉が飛び交い、そのあまりのアタフタぶりに、さらに笑いがこみ上げた。
『エロイカより…』のエーベルバッハ少佐の言葉を借りれば、「大笑いだぜ!」
といったところか。
何はともあれ、戦争好きのヒラリーの敗北で、シリアを舞台にした第三次世界
大戦勃発の危機が回避されたのは大きな成果だ。
トランプ氏との連携を早くも打ち出したロシアのプーチン大統領、フィリピンの
ドゥテルテ大統領、イギリスのメイ首相といった有望なリーダーたちによって
米国一極から多様な価値観を持つ多極化世界へと移行していくことで、今度
こそ本物の平和と安定がもたらされることを強く願わずにはいられない。






9日、ニューヨークのホテルで、支持者を前に
大統領選の勝利を宣言するトランプ氏(AFP=時事)



     時事通信 11月9日
      http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110900694&g=int       

          「全ての米国民の大統領に」
                 =トランプ氏、勝利宣言-米大統領選

  
【ニューヨーク時事】米国の次期大統領に決まった共和党のドナルド・トランプ氏(70)は9日、ニューヨーク市内のホテルで支持者を前に大統領選の勝利を宣言した。トランプ氏は「これからは団結する時だ。私は全ての米国民のための大統領になる」と誓った。

壇上に登場したトランプ氏はまず、民主党のヒラリー・クリントン氏(69)から電話で祝意を伝えられたと明らかにし、「彼女は長い間、一生懸命に戦った」とねぎらった。また、家族や陣営幹部らを一人ひとり紹介し、自身を支えてくれたことに謝意を示した。

 トランプ氏は「私を支持しなかった人たちにも助言と支援を求める。共に働き偉大な国を一つにできる」と述べ、選挙戦で深まった社会の分断の修復に努める考えを表明。「国際社会に伝えたい。われわれは常に米国の利益を第一とするが、全ての人や国と公平に話し合う。憎しみではなく一致点を見いだす」と強調した。
 トランプ氏は勝利宣言で、スローガン「米国を再び偉大にする」を一度も口にせず、「われわれの仕事は今始まったばかりだ。あなたが誇れるような大統領になりたい。米国を愛している」と結んだ。