激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 最近起きたフランス・テロの犯人の多くは、警察も把握していなかった一般人
2017年06月12日 (月) | 編集 |

 安倍政権の推し進める「共謀罪」は、五輪開催に欠かせないテロ対策だと
繰り返し言われているが、本当にそうなのだろうか?
共謀罪があればテロは未然に防げるのだろうか?
そもそも昨今のテロは、どのような人物たちによって起こされてきたのか?
以下、6月8日のフランスのテレビ「F2」で検証したい。






F2のキャスター:
最近のテロは、一見普通の人が起こすものが多い。
フランスはこの1年で7件のテロが起き、実行犯は8人。
全員男性で、年齢は19歳から40歳まで。
そのうち5人がフランス人だった。






実行犯の半数の4人は、情報機関が過激化していることを把握していたが
監視対象になっていたのは3人だけ。
そのうち過去にテロ計画への関与で有罪判決を受けていたのは
マニヤンビルで警官2人を殺害した(2016年6月13日)
ひとりだけだった。






残りの4人のうち2人は、過去に普通法によって裁かれていて
ニース(2016年7月14日)のテロ犯は妻への暴力
オルリー空港(2017年3月18日)で兵士を襲った犯人は
麻薬の密輸入で有罪になっている。
あとの2人、ルーブル美術館(2017年2月3日)で兵士を襲った
犯人と、ノートルダム大聖堂前(2017年6月6日)で警官を襲った
犯人は、警察にも司法にもまったく知られていなかった。






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 上海協力機構にインドとパキスタンが正式加盟
2017年06月11日 (日) | 編集 |

 かねてより私が注目していた上海協力機構(SCO)が9日、カザフスタンの
首都アスタナで開催され、インドとパキスタンのの正式加盟が承認された。
将来的にはこれらの地域が、欧米に替わって世界を牽引する力になっていくだろう。






ロシアTVより(以下も同じ)
記念撮影に臨む各国首脳。
向かって左からインド、ウズベキスタン、中国、カザフスタン
ロシア、タジキスタン、キルギス、パキスタン
…で合ってると思うけど (^_^;)




会議の様子。国連事務総長も参加した。
地政学的には「新G8が誕生した」…ともいえるかな。





インドとパキスタンの参加によって
世界の人口の45%、GDPの25%を
一気にカバーすることになった。
スゴいね。





時事通信より。



 以下は、日本を含めた西側メディアの報道。
これらのメディアは、たとえばNHKの【新たに加盟したインドとパキスタンは
カシミール地方の領有権をめぐって対立しているほか、中国とインドも先月、
北京で行われた国際会議をインドがボイコットするなど関係はギクシャクしていて、
組織の拡大と結束を両立できるのかが課題となりそうです。】
のように、上海協力機構に対する批判や皮肉を付け加えることを忘れない(^^;



      時事通信 6月9日
 

            印パが正式加盟=上海協力機構、初の拡大

【モスクワ時事】カザフスタンの首都アスタナで開かれた中国とロシア、中央アジア4カ国が加盟する上海協力機構(SCO)の首脳会議は9日、準加盟国のインドとパキスタンの正式加盟を承認した。
 2001年のSCO創設後、加盟国が拡大するのは初めて。SCOを欧米に対抗する枠組みの一つにしたいロシアが印パの加盟を主導してきた。




      ロイター通信 6月5日
       http://jp.reuters.com/article/china-sco-iran-idJPKBN18W0FP

         中国、上海協力機構へのイラン加盟を検討へ

[北京 5日 ロイター] - 中国外務省の李恵来・部長助理は5日、中国やロシアなどで構成される上海協力機構(SCO)へのイランの加盟を支持し、今週の会合で協議することを明らかにした。

SCOは昨年、ロシアからの要望があったにもかかわらず、イランの加盟を認めなかった。
李氏は、イランがオブザーバーとしてSCOの活動に長期に渡って「前向きに参加し」、SCO発展に向けた積極的な貢献があったと指摘。「中国はこれを高く評価しており、イラン加盟を支持するとともに歓迎する」と述べた。
また「今回の会合では、イランの加盟について協議を通じた意見の総意や関連規則などに基づき、誠実に検討されるだろう」との見解を示した。
今回、パキスタンとインドがSCOに正式に加盟する見通しで、李氏はSCOの求心力や影響力は高まり続けると述べた。
中国は昨年11月、トルコのエルドアン大統領がSCOに加わる可能性を示唆したことに関し、加盟の検討に前向きな姿勢を示していた。
SCOは2001年に中国、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタンで発足。イスラム過激派やアフガニスタンからの麻薬密輸などの脅威に対抗することを目的としている。




      NHK 6月9日
       http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170609/k10011012731000.html

          上海協力機構にインドとパキスタン加盟 人口30億超に

中国とロシア、それに中央アジアの国々でつくる「上海協力機構」の首脳会議が開かれ、インドとパキスタンの2か国の正式加盟が認められました。加盟国の人口は30億を超えますが、加盟国の間で領有権をめぐる対立があるなど、組織の拡大と結束の両立が課題となりそうです。
(中略)
「上海協力機構」は中国と旧ソビエトの国々の国境問題を解決するために結成された組織「上海ファイブ」をもとに2001年、中国とロシアに中央アジアのカザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの4つの国を加えた合わせて6つの国で発足しました。オブザーバーとしてイランやモンゴルなどの国々も加わっています。
国境を越えて活動するイスラム過激派や麻薬の密輸への対策など、ユーラシア地域の安全保障から経済や文化など幅広い分野にわたって協力を目指しています。
2008年、タジキスタンの首都ドゥシャンベで採択された首脳宣言では「一極化を乗り越える」としてアメリカに対抗する姿勢を前面に打ち出すなど、欧米の対抗軸としても存在感が高まっています。
インドとパキスタンの正式加盟を主導したロシアのプーチン大統領としては、ウクライナ情勢をめぐって欧米と対立する中、両国を取り込むことで影響力を強め、欧米に対抗する狙いがあるものと見られます。






 (+。+)アチャー 賭けに敗れたメイ首相 英前倒し総選挙で
2017年06月09日 (金) | 編集 |

 欲張るとこうなる…という見本のような英国の総選挙である。
強気のメイさんてちょっと気に入ってたんだけど(^^; 
この先、果たしてどうなることやら。





     BBC 6月9日
      http://www.bbc.com/japanese/40217231

       【英総選挙】メイ首相「辞任意向なし」 「宙吊り議会」見通しで
   
 8日に投開票された英下院(定数650)の総選挙で、与党・保守党が議席を減らし、過半数議席を握る政党がない「宙吊り議会(hung parliament)」になる見通しとなった。総選挙の実施を決めたテリーザ・メイ首相にとっては屈辱的な結果で、去就をめぐり圧力が高まっているが、本人に辞任の意向はないという。

 保守党の獲得議席は318(13減)、労働党は261議席(29増)、スコットランド国民党(SNP)は35議席(22減)となる見通し。投票率は68.7%。

 労働党のジェレミー・コービン党首はメイ首相の辞任を求めた。一方のメイ首相は、英国には安定が必要で保守党がそれを「保証する」ことができると述べた。またBBCの取材で、首相に現時点で辞任する意向はまったくなく、組閣に取り組む方針だと分かった。

 BBCのローラ・クンスバーク政治担当編集委員によると、最多議席と最多得票の第一党として、首相は保守党政権を率いるつもりだという。




 あらやだ、スタージョンまでいっぱい議席減らしちゃって(´・д・`)
イラストは21議席減になってるけど、実際は22減。
一方勝利した最大野党・労働党のジェレミー・コービン党首は、ここぞとばかりに
「国民は未来への希望に投票した」だの、「緊縮に背を向けた」と超強気。


huffingtonpostは今回の結果について、こう解説している。

メイ首相は4月、総選挙を前倒しで実施することを表明。保守党は改選前でも330議席を有し、単独過半数を超えていたが、EUとの離脱交渉を前に政治的な基盤を盤石にしたいとの狙いから「伝家の宝刀」を抜いたが、もくろみは失敗に終わった。

当初は保守党の圧勝とみられていたが、高齢者の一部に負担増を強いる福祉政策案をメイ首相が打ち出したことで情勢は一転。有権者から大きな不評を買い、支持率は急落した。メイ首相はたまらず撤回したが、党勢は回復しないまま投開票日を迎えた。

メイ首相の責任を問う声が党内から出るのは確実で、ロイターは「メイ首相は政治的な求心力を失いすぎて、地位を維持できないかもしれない」などと論評している。




 ま結果はともあれ、国民の声がすぐに選挙に跳ね返るという点は、さすが
デモクラシーがしっかり根づいていて、うらやましいかぎりではあるワ。





 オバマ大統領の光と影 退任演説の裏でポーランドに派兵
2017年01月16日 (月) | 編集 |

 10日、オバマ大統領が退任にあたって最後の演説を行った。
8年前、久々のリベラルな米大統領の誕生に私もワクワクしたものだ。
これで中東の戦火も収まり、世界の行く手に希望の火が灯るだろうと
大きな期待を抱いた。そして日本でもこのオバマ効果に乗って民主党が
圧勝し、奇跡のように政権交代が起こった。

 しかし米国でも日本でも、バラ色の夢は長くは続かなかった。
地検による国策捜査と自民党・メディア・財界の画策で、鳩山小沢政権は
短命で崩壊し、安倍ファシスト政権が君臨する結果となった。
オバマの掲げる理想主義も、軍産・ネオコンにねじ伏せられて早くも色あせ
それどころか経済格差はいっそう拡大し、中東の国々には次々と戦火が
燃え広がったのだった。





写真:ロイター通信



      ロイター通信 1月11日
       http://jp.reuters.com/article/obama-lasetspeech-idJPKBN14V0FN

          オバマ大統領が最後の演説、米国の価値の低下防止を訴える

[シカゴ 10日 ロイター] - オバマ米大統領は10日、シカゴで任期最後の演説を行った。2期8年を振り返り、大統領としての役割を担えたことは自身の人生において光栄だったと言明。国民に対し、米国の価値を守り、差別を受け入れないよう訴えた。

トランプ次期大統領の政策については一部を否定する姿勢をうかがわせた。

オバマ大統領は1万8000人の群衆を前に「米市民としてわれわれは引き続き外部からの攻撃に警戒の目を向けなければならない。われわれの価値が低下するのを防がなければならない」と呼びかけた。

オバマ氏は米大統領選で民主党のクリントン候補の応援演説を行った際、イスラム教徒の入国停止やメキシコとの国境に壁を築くといったトランプ氏の政策への反対姿勢を鮮明にしていたが、この日も自身の立場に変わりがないことを示した。

オバマ氏が黒人として初めて米国の大統領に選ばれたことで、米国が抱える人種差別問題の解決への期待が高まったが、これについては実現が困難だったと認めた。

その上で、若い世代に望みを託し、変革をもたらす力を信じるよう、「私たちにはできる(Yes We Can)」と呼びかけた。最後にオバマ大統領は、「私たちはやり遂げた(Yes We Did)」と振り返り、改めて「私たちにはできる」と繰り返して、演説を締めくくった。











 「核なき世界」を力強く訴えたオバマだが、一方でロシアを激しく敵視して
ついに最後まで攻撃の手を緩めることはなかった。
ロシアに好意的(と思われる)トランプの大統領就任間際の12日、ロシアへの
抑止力強化のための米地上部隊3500名がポーランドに到着した。
オバマがまだ大統領職にあるギリギリの最後で、米ロ間の戦争の火種をまいた
わけである。
オバマ大統領とは何だったのか、われわれは今後しっかり考察していく必要がある。






写真:ロシアTV
ポーランドを進軍する米兵。



      NHK 1月13日
       http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170113/k10010837691000.html

             米軍 ポーランドに新たな部隊派遣

ロシアに対する東ヨーロッパでの軍事的な抑止力を強めるためアメリカが新たに派遣した地上部隊がポーランドに到着し、12日、現地で歓迎の式典が開かれました。

この部隊は、ロシアによるクリミアの併合を受けてポーランドなど東ヨーロッパの軍事的な抑止力を強めようと、アメリカが新たに派遣したおよそ3500人の陸軍の地上部隊で、兵士や装甲車のほか戦車80台余り先週から随時ポーランド軍の基地に到着しています。
12日、西部ジャガンにあるポーランドの陸軍基地ではアメリカ軍とポーランド軍双方の兵士が参加して歓迎の式典が開かれ、ポーランド軍のミカ司令官は「今後、合同訓練を通してどんな任務にも対応できる力をつけるとともに、兵士の絆を深めることができると確信している」と述べ、アメリカ軍との活動に期待を示しました。
アメリカ軍地上部隊は、来月、ポーランドからバルト3国やルーマニア、ブルガリアなどにも移動して、合同訓練を行うことになっています。
これとは別にポーランドとバルト諸国には、ことし春までにNATO=北大西洋条約機構が合わせて4000人規模の多国籍部隊を配備する予定で、ロシアに隣接する地域で軍備が増強されることにロシア側がさらに反発を強める可能性もあります。

ロシアは反発

アメリカが、ポーランドに地上部隊を派遣したことについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、12日、「ロシアにとっての脅威と見なしている。ロシアの国益と安全を脅かしている」と述べて、強く反発しました。

ロシア国防省は、去年10月、アメリカが主導するNATO=北大西洋条約機構の加盟国の間に位置するロシアの飛び地、カリーニングラード州に核弾頭を搭載できる弾道ミサイルを持ち込んだことを示唆していて、今後もヨーロッパに近い西部で大規模な軍事演習を繰り返すなど、欧米をけん制していくものと見られます。







写真:ロシアTV
ポーランド・ワルシャワの中心地で
米派兵に反対の人々の集会が開かれた。
「ヤンキー・ゴー・ホーム」の文字が見える。






 東ヨーロッパのモルドバとブルガリアで親ロ派の大統領が当選
2016年11月15日 (火) | 編集 |

 米大統領選でトランプ氏が勝ったことから、世界のあちこちで政界再編が
進んでいる。旧ソ連邦の構成国の一つだったモルドバでは11月13日、親ロの
野党候補が大統領選に勝利した。





11月15日の「キャッチ!世界のトップニュース」より。

モルドバでは親欧米政権のもとでEUに加盟する方針を
目指してきたが、EUとの貿易協定にロシアが反発して
経済制裁を加えたので、国内の景気が悪化。





さらに、親米政権の巨額の汚職への批判が高まっていた。






大統領選に勝利した野党親ロ派のドドン氏。
EUとの協定を破棄すると訴える。
今後、ロシア寄りの政策に変更する
可能性が指摘されている。





一方、ブルガリアでも親ロ派のラデフ氏が大統領に当選。
しかし大統領は象徴的な存在なので
モルドバほどの影響力はない。





新大統領のラデフ氏。
むしろ当選の背景には、EUの難民・移民政策に反対する
世論の支持を集めた側面がある。





モルドバとブルガリアの位置関係。
東西の政治がせめぎ合う場所だ。
モルドバとブルガリアの間にあるのはルーマニア、
モルドバの北にはウクライナがある。






 お騒がせサーカシビリ氏、今度はオデッサ州知事を辞任
2016年11月11日 (金) | 編集 |

 このサーカシビリという変人(^^; あまりにお騒がせのろくでなし男で
面白いので、現ジョージアがグルジアと呼ばれていた頃からウォッチしている。
プーチンにグルジア戦争をしかけて敗北。その後奇行ぶりがひどくなり、
国名がロシア語っぽいという理由で英語風にジョージアに変えたあげく
職権乱用で国外に逃亡。お友だちのウクライナのポロシェンコ大統領に
ウクライナ南部のオデッサ州知事にしてもらったという経緯がある。






11月8日のロシアTVより。
ポロシェンコ政権は汚職問題を放置してる。
よって、オデッサ州知事を辞任しちゃうのだ。





チョコレート王ポロシェンコ(左)に拾ってもらい
ウクライナ国籍ももらったのにね。





議会で、口汚く相手の議員を挑発するサーちゃん。
禁止用語に「ピー」が入り、相手の議員が手元にあったものを
サーちゃんめがけて投げつけた。
何を投げたかはわからないが、一瞬画面が白くなった。
辞任して新党結成か、との噂もあるが
ただ単にまた逃げ出したんじゃない?という声もある(^_^;)







 米大統領選 トランプ氏勝利で世界の多極化が加速
2016年11月09日 (水) | 編集 |

 長い選挙運動期間がやっと終わって、ついにトランプ氏が勝利を手にした。
彼の勝利は前々からわかっていて――少しでも国際政治分析ができれば
当然の結論だが――とはいえ選挙は水ものだし、民主党支持者に有利な
穏やかな天気だし、朝から各国メディアはクリントン優勢と流してるし、円安
も進んでいるしで、もしかしたら…と思って憂鬱な気分になったが、開票が
進むにつれて「おおおっ」と、予想以上のトランプ氏の得票ぶりに笑いが
こみ上げてきた(^-^)

 それにしても米国でも日本のメディアでも、「予想外」「番狂わせ」などの
言葉が飛び交い、そのあまりのアタフタぶりに、さらに笑いがこみ上げた。
『エロイカより…』のエーベルバッハ少佐の言葉を借りれば、「大笑いだぜ!」
といったところか。
何はともあれ、戦争好きのヒラリーの敗北で、シリアを舞台にした第三次世界
大戦勃発の危機が回避されたのは大きな成果だ。
トランプ氏との連携を早くも打ち出したロシアのプーチン大統領、フィリピンの
ドゥテルテ大統領、イギリスのメイ首相といった有望なリーダーたちによって
米国一極から多様な価値観を持つ多極化世界へと移行していくことで、今度
こそ本物の平和と安定がもたらされることを強く願わずにはいられない。






9日、ニューヨークのホテルで、支持者を前に
大統領選の勝利を宣言するトランプ氏(AFP=時事)



     時事通信 11月9日
      http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110900694&g=int       

          「全ての米国民の大統領に」
                 =トランプ氏、勝利宣言-米大統領選

  
【ニューヨーク時事】米国の次期大統領に決まった共和党のドナルド・トランプ氏(70)は9日、ニューヨーク市内のホテルで支持者を前に大統領選の勝利を宣言した。トランプ氏は「これからは団結する時だ。私は全ての米国民のための大統領になる」と誓った。

壇上に登場したトランプ氏はまず、民主党のヒラリー・クリントン氏(69)から電話で祝意を伝えられたと明らかにし、「彼女は長い間、一生懸命に戦った」とねぎらった。また、家族や陣営幹部らを一人ひとり紹介し、自身を支えてくれたことに謝意を示した。

 トランプ氏は「私を支持しなかった人たちにも助言と支援を求める。共に働き偉大な国を一つにできる」と述べ、選挙戦で深まった社会の分断の修復に努める考えを表明。「国際社会に伝えたい。われわれは常に米国の利益を第一とするが、全ての人や国と公平に話し合う。憎しみではなく一致点を見いだす」と強調した。
 トランプ氏は勝利宣言で、スローガン「米国を再び偉大にする」を一度も口にせず、「われわれの仕事は今始まったばかりだ。あなたが誇れるような大統領になりたい。米国を愛している」と結んだ。






 ウクライナのデフォルトについて
2016年01月08日 (金) | 編集 |

 去年の後半はほとんどブログの更新ができず、あれもこれもほんとは
書きたかったのに…というニュースやエピソードがたくさんペンディングの
ままになってしまった。時間があれば、少しずつ拾い上げていきたいと思う。

 で、これもその一つで、私が長年好きだったウクライナがもうなんかエグイ
ことになってるなと、改めて驚いたニュースである。
では、去年12月19日のロシアTVより。






 ウクライナはロシアに対する総額35億ドルの債務の支払いを停止すると発表。
ヤツェニューク首相はこの問題を法廷闘争に持ち込む構えです。
しかしウクライナは事実上デフォルト状態で、いつもウクライナに甘いIMF(国際通貨基金)は突然厳しく、ウクライナへの経済支援を打ち切る可能性もあると言明しました。






 債務支払い停止ーーこれがヤツェニューク政権経済政策がもたらした結果です。
債務の償還期限は20日に迫っているのに、支払える金はゼロです。上は、債務の支払い停止を宣言するヤツェニューク首相。
ヤツェニューク「ウクライナ政府は本日、対ロシア債務37億5千万ドルの支払い停止を宣言します。加えて5700万ドルの債務支払いも停止します」
 この5700万ドルというのは、ウクライナの2つの会社がウクライナ政府の保証のもとで、ロシアの銀行から借りた金です。



いやあ、ヤツェニューク首相がしれっとした顔で「支払い停止を宣言します」と言った時には
まさに「びっくりぽん!」で、まじまじとテレビ画面に見入ってしまった。
この借りた金返さんよ発言には、プーチン政権も「こら、びっくりぽんだす!」と、のけぞったのだった。





 その(会社の)一つが、1954年の創業で優秀なスペシャリストを大勢抱えるロケット設計会社「ユージュノエ」です。
この会社にも、もはや返済能力はありません。







専門家「ウクライナの国家としてデフォルトを宣言したことになりますね。失業が増え、金のめぐりがますます悪くなるでしょう」







 ヤツェニューク内閣は債務の支払いを裁判で争うとしていますが、そのような反応は奇妙です。IMFは対ロシアへの債務はきちんと返済すべきだと認めていることから、ウクライナ政府の最後の望みは消えました。
しかもIMFは、IMFが主導する予算編成が組めなければ支援を停止すると、次のように警告しています。
「2016年予算、および中期予算に関して、IMFの支援プログラムの目標からはずれた予算が承認された場合、支援プログラムはダメになります」
レポーター記者「支払い停止を宣言することは政治的破たんを意味し、2014年のマイダン革命で政権についた人々には国家運営能力がなかったことを意味します」







親ロシアだった前大統領を追い落とすために、
欧米の傀儡である右派の現政権がクーデターによって誕生した。
しかし現政権内の確執も深まる一方で、最もあからさまな傀儡である
ヤツェニューク首相は誰からもひどく嫌われている。
これは昨年12月11日、議会で演説中の首相がポロシェンコ大統領派の
議員たちにバラの花束を渡されたあと、いきなり壇上から引きずり
下ろされたところ。





その後、議会は乱闘騒ぎになった。
というか、しょっちゅうこんな騒ぎで議事進行どころでない。
ま、今の日本の政治もウクライナを笑えないが。



 ウクライナが公式にデフォルトを認めた。これがロシア大統領とロシア政府の反応です。
ロシアはこの場合、有事の措置として裁判に訴えることになります。このことは度々宣言してきました。
ロシアは長いこと「待ち」に徹してきました。プーチンはウクライナの窮状を理解し、譲歩案を提示しています。それは3年分割返済、1年返済繰り延べというものです。しかしヤツェニューク内閣はこうした好意的な条件を無視し、支払い停止を宣言したのです。
 ウクライナ政府は支払う金がないばかりか、借りる相手もいません。汚職まみれの底なしの樽に金を注ぐ者は、もはやヨーロッパにもアメリカにもいません。アメリカの財務省は、ウクライナの債務の保証国にはなれないと、公式に文書で回答しました。




 日本の報道を見るかぎりでは、ウクライナに関してはクリミア問題も含めて
すべてロシアが悪いといった論調が主流だが、ソ連邦の崩壊から東欧カラー革命など
一連のできごとを通してロシア周辺を眺めてきた私には、納得できない報道も多い。
といって、どちらが正しいといった短絡的な結論も早急に下すべきではない。
常に多角的な視点で相対的に事象をとらえるよう、これからも心がけていきたいと思う。








 七草粥と北朝鮮の水爆実験
2016年01月07日 (木) | 編集 |

 1月も早7日となって、植木屋さんが玄関前の門松を片づけに来た。
お正月ももう終わりだ。ふう( ´Д`)=3
で、本日の朝食は七草粥。





お餅入りの七草粥。
豚汁と焼きたらこ。









 テレビをつけたら、こちらも朝からなにかと騒がしい。
どうやら北朝鮮が水爆実験に成功したらしく、おなじみの女性アナウンサーが
力を込めて原稿を読んでいた(^_^;)
しかし、水爆だって? 聞いた途端にウソだろ、と思った。
なにしろ初期の原爆実験だって、たぶん大量の火薬を爆発させて原爆に見せかけた
んじゃないのと、知人と話したりした経緯があったからだ。

 案の定、日本のテレビはNHKを筆頭に興奮気味で伝えていたし、道行く女性の
インタビューでは、これまた例によって「北朝鮮はほんとに日本に攻めてくるの?」
という調子だったが、さすがに海外のテレビは冷静に分析した報道をしていた。






イギリスBBCの北朝鮮報道。





同じBBCより。
【原子爆弾と水素爆弾の違いは何でしょうか。
原子爆弾は1945年に初めて広島と長崎に投下されました。
原子爆弾の場合、爆発は原子核の核分裂によって生じ
中に閉じ込められていた巨大なエネルギーを放出します。】





【一方水素爆弾は原子爆弾を使い、水素の核がくっつく時
つまり核融合を起こした時に生じるエネルギーを利用します。】





【その結果、原子爆弾の何千倍も強力な爆弾になりますが
作るのはもっと難しくなります。】






こちらはフランスのF2テレビ。
【ヨンビョンで、少なくとも10個の原爆を保有しています。】





【北朝鮮の核実験は、自分たちを無視するなと
主張する手段になっています。】
核ミサイルの射程範囲に日本も入るが、
ミサイルに核を搭載する技術がなければ脅威にはならない。




 またロシアのテレビは、こう報じていた。
【今日の爆発の威力はわずか6キロトンで、アメリカが70年前に広島に投下した
原子爆弾の2分の1。水素爆弾の規模としては小さすぎます。
ソビエトが1953年にセミパラチンスクで実験を行った水素爆弾は400キロトンでした。】

 悲劇のセミパラチンスクまで出てきてしまったが、ロシアの分析が正しいと
私は思う。水爆実験には10兆円という莫大な金がかかるそうだし、そんなお金が
北朝鮮にあるとは思えない。
イランと国交断絶したサウジのサルマン国王と同様、金正恩第1書記が中国への
怒りのメッセーとして今回の実験を強行したのではないか。
去年、水爆保有をちらつかした正恩氏に対し、中国は北朝鮮のモランボン楽団の北京
公演を中止した。その直後に正恩氏は水爆実験を命じたわけで、聞き分けのない子ども
が周囲に当たり散らして騒ぐのと同じだ。
まったく、ろくでもない指導者ばかりで、正月早々ため息ばかりだワo(`ω´ )o






 サウジとイランの国交断絶、トランプ氏旋風
2016年01月05日 (火) | 編集 |

 正月早々サウジアラビアがイランとの国交断絶を宣言、バーレーンとスーダンも
これに同調した。ことの起こりは1月2日、サウジ政府がイスラム教のシーア派指導者
ニムル師を、反政府活動を主導したとして処刑。
これに怒ったシーア派国家のイランの群衆が3日、テヘランのサウジ大使館を襲撃。
この騒ぎを受けて、スンニ派のサルマン国王を盟主とするサウジはイランと国交断絶
し、翌4日には航空機の行き来や貿易も停止すると言明した。


 イランとサウジの対立は以前からあったが、新しく即位したサルマン国王は軍事的
にイケイケの人物で、最近の原油価格の低下で国内経済が厳しくなったのに加え、
イラン核合意で欧米との関係がよくなってきたことに反発して、イランとの対立を自ら
選んだものと思われる。


 一方こちらは、アメリカ大統領選で共和党から立候補している噂のトランプ氏。
最初はどうせ泡沫候補だろうと思われていたが、言いたい放題の乱暴な発言が
なぜか米国民に受けて、演説会には多くの聴衆が集まって大受けだという。
日本もそうだが、米国の政治家や市民のレベルが急速に劣化してきているのは
どうしてだろうか。新自由主義経済の行き着く果ての結果なのだろうか。

で、そのトランプ氏。たまには的をついた発言をすることもあって、それも人気の一つ
かもしれない。







噂のお騒がせトランプ氏。



    Sputnik 1月3日
      http://jp.sputniknews.com/us/20160103/1400548.html

         トランプ氏、「ダーイシュ(IS)」の真の創設者の名を明らかに

米大統領選挙に共和党から立候補しているドナルド・トランプ氏は、国際テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」を作った張本人はヒラリー・クリントン氏とバラク・オバマ氏だと暴露した。

AP通信はトランプ氏がミシシッピーで支持者を前に演説しているビデオをYoutube上の自社チャンネルにアップした。そこではトランプ氏はシーア派の指導者のニムル師の処刑に激怒したイラン市民がテヘランのサウジアラビア大使館を襲撃した事件についてエネルギッシュに語り、「ヒラリー・クリントンがIS(ロシアで活動が禁止されているテロ組織「ダーイシュ」)をオバマと一緒に作ったんだ」と豪語している。

元米国務長官だったクリントン氏は米大統領選挙での民主党から有力候補と目されており、トランプ氏とは常に互いを攻撃しあっている。特にトランプ氏がイスラム教徒の米国への入国を禁止する希望を表した直後、クリントン氏はトランプ氏を「ISの最良のリクルート人」と揶揄。クリントン氏のこの非難は、トランプ氏の演説の一部をアルカイダと関係する組織のテロリストらが自分のプロパガンダビデオに使用したことを受けて行われたもの。