激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 安倍・迷走首相ついに「謎の」辞任!
2007年09月12日 (水) | 編集 |

■午後1時前、NHKが辞任のニュースを伝えた。
テレビ朝日が続いて短く報道。他局は相変わらず連ドラやバラエティー番組のオンパレード。そんなこんなの混乱の中で、ようやくテレビ各局がこの辞任ニュースの顛末を流し始めた。

■安倍首相は午後2時から首相官邸で緊急記者会見を開き、正式に辞意を表明した。
ところが、その理由が記者会見を聞いてみても、いまいちよくわからないのだ。

<理由の1>
小沢党首に会談を申し入れ、率直な思いと考えを伝えようとしましたが、残念ながら実質的に断られました。」

<理由の2>
「改革を進めていく決意で続投し、内閣改造も行いましたが、今の状況ではなかなか国民の支持、信頼のうえに力強く政策を進めていくのは困難な状況である。自らけじめをつけることで局面を打開しなけれいけない、と判断するにいたったわけでございます。 」



■きのう所信表明したばかりなのに、この時期になぜ? と誰もが疑問でいっぱいになった。
おまけに小沢に断られたから辞めるとは、びっくりを通り越して笑ってしまう。
海外メディアもこの辞任劇を速報で流した。

この先国会の審議はどうなってしまうのか?
立つ鳥あとを濁しまくりで、世界中に「美しい国」ならぬ「迷走国家」の恥を晒してしまったのだった。




 インド洋での給油の8割はイラク行き
2007年09月11日 (火) | 編集 |


  上の写真:初の洋上補給でパキスタン海軍の駆逐艦(左)に給油する「ましゅう」
       「朝雲ニュース」より
     http://www.asagumo-news.com/news/hp0501/jsdf/seigen/nt0412.htm





       テロ特措法――海上給油の実態とは?


■仕事を終えた夜中、ベッドに寝転びながら「パックイン・ジャーナル」の音声だけ聞いていたら、「アメリカ第五艦隊云々」とかの単語が耳に入ってきたので、あわててメモを取った。
以下、気になった部分を抜粋する(メモ書きなので発言通りではない)。


   「愛川欽也パックイン・ジャーナル」 初回放送9月8日

テーマ2 テロ特措法の成り行きは

アフガンのために作ったテロ特措法。その実態はどうなの? という話の流れの中で…


ジャーナリスト・二木啓孝氏…アメリカの海軍中央司令部と第五艦隊のオフィシャル・サイトに、「日本政府は不朽の自由作戦(イラク戦争の名前)の開始以来、8620万ガロン(33万キロリットル)の燃料を貢献した」――つまり「日本政府はイラクの戦争に33万キロリットルの貢献をしてありがとう」と書いてある。アフガンでなく、イラクの戦争で。
防衛省の発表では、これまでインド洋で給油した総給油実績は38万キロリットルと書いてある。
われわれが行ってるだろうと思ってる38万キロの8割は、実はイラクへ行ってて、第五艦隊のHPではありがとうと書いてある


朝日ニュースターコメンテーター・田岡俊次氏…いや、インド洋の真ん中で給油してるというだけで、イラクに持って行ったとは限らない。給油されている当人でもわからない。これは単にアメリカ側の記述ミスだろう。


二木氏…しかし、ワッと関心が高まった時点で、この第五艦隊のHPはアクセス不能になってしまった。こういうわけのわからない点がようやく今回の国会で明らかになるだろう。
「詳しくはわからない」ということが明らかになるだけでもいい。


田岡氏…なぜアメリカ海軍やパキスタンがあの海をパトロールするようになったか。アメリカがアフガニスタンに行ってアルカイダとタリバンをやっつけるだろうが、彼らがソマリアなどの国外に広がると困るから、逃亡防止のためにパトロールするはずだった。
ところがアルカイダの制圧は成功しないし、タリバンの勢力はどんどん増えるし、またイラク戦争を始めたものだから、防御線を張ってもうしろで大火になってる。
だからすでにアメリカの策略は破綻している。

アメリカ(シーファー)はいつもこう言う。
「日本は中東に石油を100%依存している。中東の安定のために日本は協力する義務がある」と。
しかし現実は、産油国は石油を売りたいがアメリカが経済制裁をしてむしろ売らせないのだ。
イラン・イラク戦争中は、石油供給の安定のためにサダム・フセインを支援しろとアメリカはさかんに言っていた。今度は同じ理屈でフセインをやっつけろと言ってきた。なんでもかんでも金を出せと。
アメリカがいなくなったら、もっと自由に石油が入る。

スペイン、イギリス、イタリーなどイラク戦争でテロとの戦いを率先してやった連中は全部、政権担当能力を国民から疑われて退陣せざるを得なくなった。

ようするにテロリストが逃げるのを防ぐためのパトロールで、そのための石油だから、アフガンの復興には何の関係もない。

たぶんアルカイダはパキスタンの北部なんかにおるのだろう。
むしろパキスタンの政府の方がひっくり返りかかっている。


二木氏テロ特措法はパキスタンの支援法になっている。ムシャラフ支援法だ。






       テロ特措法はパキスタン支援法?


■第五艦隊のオフィシャル・サイトの件はそれまでちょっと耳にしていた。
確かにアクセス不能になっている。やっぱり怪しい。

■そしてパキスタン海軍への水と燃料の支援は、両方ともなんとアメリカに次いで第2位だ! これって明らかに軍事支援でなくて経済支援でしょ!


       なるほど、こんな過去の出来事が。


8月22日、あの小池百合子元防衛相がパキスタンのムシャラフ大統領と会談していたのだ。

小池「あなたのお国の艦船に給油活動する根拠になってるテロ特措法が、
    11月1日で期限切れになってしまいますのよ」
ムシャラフ「げげげ。そりゃ困るわ。
    水と石油をくれなきゃ港に引きこもっちゃうから。
    ぜひとも活動の延長をお願い。
    そこんとこ、よ・ろ・し・く」
小池「あらあら、すねちゃって。いいわよ〜ん」





       そして、揺れるパキスタン情勢



■ムシャラフ大統領の天敵・亡命していたシャリフ元首相が帰ってきたのだ。

写真:10日、イスラマバードに到着し、支持者に手を振るシャリフ元首相(AP=共同)


しかし、帰国後わずか4時間で今度はサウジアラビアに追放されてしまった。

14日には、これまた亡命中のブット元首相も帰国する。






      東京新聞 9月11日記事より転載
   http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007091102047858.html

        

 パキスタン シャリフ元首相、再び追放 サウジへ帰国後わずか4時間

【イスラマバード=大場司】パキスタン政府は十日、一九九九年のクーデター後に国外追放され、滞在先のロンドンから同日帰国したシャリフ元首相を逮捕し、サウジアラビアに再び国外追放した。

政敵の脅威はひとまず去ったとはいえ、ムシャラフ大統領の苦境に変わりはない。今月十五日以降に大統領選を控え、大統領と亡命中のブット元首相との連携交渉も停滞。再選への道筋は定まっていない。

 治安当局はイスラマバード空港に到着したシャリフ氏を汚職容疑で逮捕した。同氏は国外退去か訴追かの選択を迫られ、国外退去に同意。特別機でサウジ西部ジッダに着いた。同氏のパキスタン滞在はわずか約四時間だった。

 シャリフ氏率いるパキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派は、同氏の帰国を認めた八月の最高裁決定の侵害だとして猛反発。拘束された幹部の釈放も求め、十一日に全国ストを呼び掛けた。

 政府がシャリフ氏を国外追放したのは、国内で収監した場合、大統領の打倒を掲げる同氏が「反ムシャラフ」の象徴になり、国民の支持を一気に集める可能性があったためとみられる。

 最近の世論調査でシャリフ氏の支持率は急上昇。大統領側近のアハマド鉄道相は同氏の帰国前、本紙の取材に「英雄にさせる機会を与えてはならない」と述べ、国外追放の方針を示唆していた。

 シャリフ氏の再度の追放にサウジアラビアが協力。二〇〇〇年に同氏の亡命受け入れを仲介したサウジのミクリン王子とレバノンの政治指導者で故ハリリ元首相の息子、ハリリ氏が重要な役割を果たしたとみられる。

 両氏はシャリフ氏の帰国直前の八日にパキスタン入りし、大統領と会談。大統領は両氏とシャリフ氏が帰国した場合の対応を入念に協議し、サウジ側はこの席で再度の受け入れを最終確認した可能性が高い。

 一方、大統領とブット元首相の連携交渉は、与党パキスタン・イスラム教徒連盟クアイディアザム派内で反発が噴き出しており、妥結のめどは立っていない。








 安倍首相は現代の「アンクル・トム」か
2007年09月10日 (月) | 編集 |
■国民に自ら政権選択を迫った参院選で敗北しても、改造内閣後にも次々閣僚の不祥事が発覚しても辞めないのが私の責任と言い張ってきた安倍首相。
ところが一転、ブッシュ米大統領やハワード豪首相との会談で、勝手にテロ特措法にもとづく自衛隊の海外給油の継続を約束して、「これは対外的な公約だ」と公言。
もし活動継続ができなければ内閣を辞する覚悟だそうだ。


国民の怒りの声にはまったく耳を貸さないが、
米国の要請にはすぐさま「職を賭す」覚悟で取り組むって、
いったいあなたはどこの国の首相?

いいえ、あなたは現代の「アンクル・トム」






■『アンクル・トムの小屋』は19世紀にハリエット・ストー夫人によって書かれた小説。
上の絵は、その子ども版をパロったもの(^^;;

忠実で信心深い黒人奴隷トムは、売られていく途中で白人の少女エバを助け、エバの家で大切に扱われて働くことになるが、エバの父の死によって新しい持ち主に売られ、過酷な生涯を終える。

小説は奴隷反対運動の大きな原動力となるが、反面黒人運動家からは白人に都合のよい人物像にすぎないと批判され、白人に媚びる黒人を「アンクル・トム」と呼ぶ場合もある。







 安倍首相「テロ特措法延長できなければ退陣」だって
2007年09月09日 (日) | 編集 |
■朝日新聞 9月9日

http://www.asahi.com/politics/update/0909/JJT200709090008.html


   給油継続できねば退陣示唆、「職を賭す」と言明 首相

 安倍晋三首相は9日午後、シドニー市内のホテルで記者会見し、インド洋での海上自衛隊の給油活動を継続するためのテロ対策特別措置法の延長問題に関し「民主党はじめ野党の理解をいただくため職を賭して取り組んでいく」と表明した。その上で「当然、わたしは職責にしがみつくということはない」と述べ、臨時国会で法案が成立しなければ退陣する意向を示唆した。(時事)




■本当かね?
外国で記者会見しないで、日本で堂々と言ってほしいもんだ。





 台風9号小田原上陸 その3
2007年09月08日 (土) | 編集 |
■今回の大型台風9号の被害について、
本当はこのことが書きたかったのだ。

写真キャプション:
水で川の中に取り残され、消防隊員に救出される男性ら
7日午前、東京都大田区で (東京新聞)

■湯河原→東京を東海道線の電車で往復するたびに、多摩川に架かる鉄橋の下や河川敷に青いテントが増えていくので、いつも気になって窓から眺めていた。このことは以前のブログにも書いたのだが、そのホームレスの人たちが台風9号による多摩川の増水でテントごと流されたとニュースで報じられた。




            東京新聞 9月8日記事を転載

      “家”手放せぬ 河川敷生活者 3人不明『生活か命かの選択』
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007090802047303.html


 「危ないから退去してください」という行政側からの事前の呼びかけにもかかわらず、河川敷の“わが家”に残った人たちが、台風9号の影響で急激に増水した流れの中で取り残された。東京・神奈川の都県境の多摩川で七日午前、繰り広げられたホームレスの人たちの救出騒ぎ。東京消防庁のまとめでは三十六人が救助されたが、少なくとも三人のホームレスが流され、行方不明となっている。「逃げないから悪い」で片付けてしまえる問題だろうか−。地元自治体なども、対応の難しさに頭を痛めている。(略)

 多摩川の河川敷を管理している国土交通省京浜河川事務所(横浜市鶴見区)によると、河口付近から青梅市までの約六十一キロに及ぶ河川両岸に約九百人のホームレスの人が生活している。(略)

 救助に当たった東京消防庁によると、助けられた人は「寝ていて気付いたら水が来た」「飼い猫がいるから逃げなかった」などと話したという。自分が河川敷に確保した“家”を離れたら別の人に取られると避難に難色を示した人もいた。(略)

 東京・新宿近辺の路上生活者の相談に乗ったり食事などの支援をしている「スープの会」の世話人後藤浩二さんは「河川敷の“家”を拠点に、月二、三万円の現金収入でギリギリの生活をしている人も多い。避難は全財産と生活の拠点を失うことで、生活が持続できなくなるか、命の確保を選ぶかという究極の選択となる」と指摘。「自治体が設けている緊急一時保護センターなどを活用する必要がある」と話している。




■今朝のニュース番組でゲスト・コメンテーターが「レスキューは命がけなんだから、猫がおびえるとかで救助を拒むのはおかしい」などと言っていた。
確かにそうかもしれないが、ずいぶんと冷たい言い方ではないか。
ホームレスを非難する前に、なぜ彼らがこんな河川敷でテント生活を送らなければならないのか、その根本原因をきちんと追求する方が先だろう。
弱いものがこうして片隅に追いやられ、さらに災害で真っ先に命の危険に怯えなければならないこの不当な構図を、いかにしたら断ち切れるのだろうか。

濁流に流されてホームレスが行方不明になったというこのニュースを聞いて、先日大水害に見舞われた北朝鮮から、韓国との境のイムジン川に数体の水死体が流れてきたという報道を思い浮かべた。

北朝鮮と今のこの日本と、いったいどこが違うというのか。








 またまた農水相が辞任――そんな自民党に捧げる本はこれだ!
2007年09月03日 (月) | 編集 |

■ミステリーの女王
アガサ・クリスティーの名作


『そして誰もいなくなった』


イギリスの孤島インディアン島に、さまざまな経歴の男女10人が集まった。いずれもU・N・オーエンという富豪から招待されたのだ。
しかしオーエン氏の姿はなく、晩餐の席でどこからともなく、招待客たちの過去の犯罪をあばく声が響いてくる。
そして童謡「10人のインディアン」の歌詞のとおりに、ひとりまたひとりと殺されていく連続殺人事件が幕を開けた。
果たして最後に生き残るのはいったい誰なのか?




■まったく笑い事ではすまない事態だ。
このままでは安倍内閣の不祥事どころではない、日本そのものが国際社会の信用を失ってしまう。
とにかく政権交代を実現して、たまりにたまった長期政権の長年の汚れを大掃除するしかない。







 小池百合子に捧げる歌
2007年08月27日 (月) | 編集 |

猫内閣危機管理室のキキ事務官です。
安倍改造内閣がようやく発足しましたね。



猫界のご意見番、お局ミラさまです。
人間界の政治は大変だよにゃ〜ん。



ミラご長老はこの改造内閣をどうご覧で?
最初から泥舟と揶揄されてますが…。



はあ〜、無難でつまらん顔ぶれだね。方向性が見えないし。
ほとんど「♪昔の〜名前で出て〜い〜まあ〜すう」ってかんじ。
名づけて「使い回し内閣」


にゃはは。
ところで、若干一名、泥舟から先に逃げ出したヒトがいましたが。



ネズミ的嗅覚を持った女だね。
ほとぼりが冷めたら、また戻って来たいらしい。
ほーんと、懲りない性格だよね。


(あんたとよく似てたりして。ヒッヒ)
こほん。なにか彼女に捧げる歌があるとかないとか…。



それそれ(^o^)/
この日のために選んでおいた、じゃーん、この歌。



おおっ! 「渡り鳥 はぐれ鳥」
作詞:三浦徳子 作曲:新田一郎 そして歌はジュリー〜〜〜〜!!!



歌詞を一部改ざんしてお送りいたします。
赤字が改ざん部分ね(^-^)
( )の中が元の歌詞。






総理(おまえ)の望み通りに
クビ(冬)になる前に辞めた(帰った)と
やせ我慢で(鼻歌混じり)
見慣れた官邸去った(階段登った)

Ah,Ah,Ah
やり切れないやり切れない
ドキュメント
あいつは何あいつは誰
名前も知らない議員ばかり(つぶやく)

国会(港町)わたし(おいら)渡り鳥
ご指名で(口笛で)またどこか飛ぶさ




思うに、「マダム・スシ」は度胸はいいけど愛嬌が足りなかった。
ジュリーみたいに、この歌の振りで、後ろを向いて「おしりフリフリ」でもすれば、
ちっとは国民の受けもよかったのでは、とゆーのが今回の私の分析です。








 安倍首相インドでパール判事の長男と会う
2007年08月24日 (金) | 編集 |

■さすが「美しい国」の首相は、過去の歴史をも捻じ曲げて美化し、インドまで出かけて恥の上塗りをしたのだった。

写真キャプション:
故パール判事の長男プロシャント氏(右から2人目)と握手する安倍首相=23日午前、インド・コルカタ(代表撮影・共同)






■パール判事とは、極東国際軍事裁判いわゆる東京裁判で日本人被告全員を無罪とする判決を出したインド人判事で、日本の保守陣営や右翼はこの判決を拠り所に、「日本無罪論」「大東亜戦争肯定論」を主張している。





   以下に共同通信8月23日の記事を転載する。
    http://www.47news.jp/CN/200708/CN2007082301000655.html 



      パール判事の長男と面会 首相「感慨深い」


 【コルカタ(インド東部)23日共同】安倍晋三首相は23日、極東国際軍事裁判(東京裁判)でA級戦犯全員の無罪を主張した故パール判事の長男プロシャント・パール氏(81)とインド東部コルカタ市内のホテルで面会した。

 首相はA級戦犯容疑者でもあった祖父の岸信介元首相と交遊があった同氏との初対面に「感慨深い」と感激した様子だった。

 白い民族衣装姿のプロシャント氏は、1966年にパール判事が来日した際、岸氏らと一緒に撮った集合写真を首相にプレゼント。首相は「パール判事は日印関係の礎を築いた1人だ」とにこやかに語りかけていた。

 パール判事は東京裁判で「勝者の裁き」に批判的な立場から、少数意見としてA級戦犯の無罪を主張。66年の来日の際には日本から勲1等を贈られた。






■ところがパール判事の真意は保守陣営の勝手な思惑とはかなり違うものであり、日本は無罪などとは一言も言っていない。

たとえば
中島岳志・著
『パール判事 
東京裁判批判と絶対平和主義』
(白水社)
の内容紹介にはこう書かれている。

http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=03166



      「日本無罪論」ではない

 文庫本にして1400ページにもわたるレポートがある。ある裁判に提出するため一人のインド人裁判官が東京で1948年に書き上げた文書だ。
 その裁判とは「極東国際軍事裁判」。いわゆる「東京裁判」だ。ラーダービノード・パールは、十一の国から派遣された裁判官のうち、唯一、この文書で被告人(A級戦犯)全員を無罪と宣した判事であった。
 「日本が無罪」ということではない。この裁判がいわゆる事後法に基づく「遡及処分」=法律が未成立な状態での罪の裁定であり、近代法の原則を無視した戦勝国の一方的断罪の様相を呈するゆえに「法的に被告は無罪」ということなのだ。
 〈戦いに勝てば、その戦争は防衛戦となり、正当化される。そして勝者は敗者を裁く権利をもつ〉……これが慣習化されれば、どのような「侵略」戦争も「自国防衛」の名の下に正当化されることになるだろう。パールはその危惧を、東京裁判を批判する意見書に託したのだ。
 パールは裁判の後も、日本を何度も訪ね、「世界連邦」の樹立と日本の再軍備反対・平和憲法の死守を訴え、発言した。「(原爆を)落とした者の手はまだ清められていない」「武装によって平和を守る、というような虚言に迷うな」と……。






■さらにパール判決自体の正当性を問う事実も最近明らかになった。
「むらき数子情報ファイル 8月23日号」でも紹介されているが、「印パ会会報 第16号」の内藤雅雄氏の論文がそうである。

http://www.geocities.jp/inpakai/kaiho/genko/genko-kaiho_16.html#01

タイトルは『パール判事「異議判決」の虚構』





長いので引用は避けるが、内藤氏はパール判事は事実認識において誤りが多く、中国に対する強烈な反共意識の持ち主でもあると指摘している。
またパールをインドの代表判事と捉える見方も誤っており、彼を任命したとされるネルー首相もパール判決についてこのように述べているのだ。

『あの判決は、インド政府が同意し得ない 多くの見解や理論を表明した。もちろん パール判事は、インド政府の代表として使命を果たしていたのではなく、著名な判事として 個人の能力でそうしていた。』と。







 アメリカのご機嫌取りでは世界から軽蔑、と小沢代表
2007年08月21日 (火) | 編集 |

■酷暑続きに加え、政府の末期的ていたらくで、さらにグタグタ状態の日本列島。
そんな中へ渇を入れるような民主党・小沢代表の容赦ない安倍政権批判に、スッと溜飲を下げた人々も少なくないだろう。
以下に発言を伝えるNHKニュースを転載。



       小沢代表 安倍政権は脳死状態
      http://www3.nhk.or.jp/news/2007/08/21/k20070821000102.html

民主党の小沢代表は、東京都内で講演し、安倍政権について「当事者能力がなく、脳死状態で、秋の臨時国会もいつ開かれるかいまだに決まっていない」と述べ、厳しく批判しました。
この中で、小沢代表は、安倍政権について「当事者能力がなくなったというか、脳死状態で、うんともすんとも言わなくなった。秋の臨時国会もいつ開かれるかいまだに決まっていないが、安倍内閣が無事だったら来月開かれるのだろう」と述べました。また、小沢氏は、ことし11月1日に期限が切れるテロ対策特別法の延長問題について「日本政府はなし崩し的にめちゃくちゃなへ理屈をつけて海上自衛隊の活動を続けているが、アメリカの機嫌を取るために行うのは世界から軽べつされるだけだ」と述べ、延長に反対する考えを重ねて示しました。
8月21日 14時44分



■最初のニュースではこのように伝えていたが、だんだんとタイトルの「脳死状態」発言だけになり、後半の「アメリカの機嫌を取るために行うのは世界から軽べつされるだけだ」がカットされて伝えられるように変わっていった。
政府のクレームでもあったのか。

しかしここまではっきり言い切るとはたいしたもの。
久しぶりの正論を聞いて胸がすっきりした思いだ。







 「駆けつけ警護」発言のさらなる問題視を
2007年08月17日 (金) | 編集 |

■ひげの隊長こと佐藤正久参院議員の、憲法違反とされている自衛隊の「駆けつけ警護」を認めるべきという発言が、大きな波紋を呼んでいる。
10日のTBSの動画で見てこれはひどいと思ったが、お盆の繁忙期の忙しさに紛れてなかなかブログにUPできなかった。
幸いまだTBSの動画は残っているので、リンクを貼っておく。




       TBSニュース 8月10日     http://news.tbs.co.jp/20070810/newseye/tbs_newseye3630843.html


       「駆けつけ警護」認めるべきで一致

 集団的自衛権に関する政府の有識者会合はPKO=国連平和維持活動を行う自衛隊に対して、憲法上できないとしてきた「駆けつけ警護」を認めるべきだ、という意見で一致しました。

 PKO活動の際の武器使用は、正当防衛や緊急避難などの場合に限られていますが、10日の会議では国連の集団安全保障の問題としてとらえるべきだとする意見で一致しました。

 その上で、正当防衛を超えるとして憲法違反とされるいわゆる「駆けつけ警護」は認めるべきだとする意見が相次ぎました。これは、味方である他国の軍隊が攻撃された場合、駆けつけて応戦するものです。

 こうした事例について、イラクに派遣された陸上自衛隊の指揮官だった佐藤正久氏は、当時現場では、事実上の「駆けつけ警護」を行う考えだったことをJNNの取材に対して明かしました。

 「自衛隊とオランダ軍が近くの地域で活動していたら、何らかの対応をやらなかったら、自衛隊に対する批判というものは、ものすごく出ると思います」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)

 佐藤氏は、もしオランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだったといいます。

 「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)

 懇談会は11月までに集団的自衛権の行使を容認する提言をとりまとめると見られます。しかし、公明党が反対している上、参院選の惨敗で安倍総理の求心力が低下しており、報告書は棚上げせざるを得ないという見方が強まっています。(10日22:50)




<追記> TBSの記事が削除されたので、動画をYouTubeにアップしておいた。







■安倍首相の無能、防衛省内部の権力抗争、そして現場自衛官の憲法無視の暴走と、この国の安全はもはや風前の灯だ。
もし私が他国の要人だったら、この機を逃さず日本を揺さぶっているだろう。優秀なスパイを送り込み内部から切り崩していくまたとないチャンスだからだ。
日本が先の戦争に突入する頃もちょうど今と同じような政治状況だったというから、いかに無謀な戦いを選択したか、実感を伴って想像できようというものだ。
そして再び自ら戦争の火種をつかんでしまったら、その先には悲惨な未来しか待ち受けていない。


昨日の東奥日報に共同通信の関連記事が載っていたので、これも転載しておく。


   
     「駆け付け警護は違憲」 ひげの隊長に公開質問状
     http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20070816010007271.asp

 元陸上自衛隊1等陸佐の佐藤正久参院議員が、イラク復興支援の現場でオランダ軍が攻撃を受けた際、駆け付けてあえて巻き込まれて警護を行う考えだったことを民放ニュースで明らかにしたのは、意図的に緊急状態をつくりだした上での攻撃で自衛隊法や憲法に違反するとして、弁護士ら有志が16日、佐藤議員に公開質問状を送付した。

 「ひげの隊長」として知られた佐藤議員は復興支援現場で指揮官を務め、7月の参院選で自民党比例代表で初当選した。

 集団的自衛権に関する政府の有識者懇談会の内容を伝える10日の民放ニュースで、佐藤議員は「オランダ軍が攻撃を受ければ、情報収集名目で駆け付け、あえて巻き込まれ(警護に)行ったと思う」との発言をした。

 公開質問状では「実質的に正当防衛・緊急避難の要件を満たさず、自衛隊法に違反するばかりか、憲法9条をないがしろにし、自衛隊派遣の国会決定を超えた行動」と批判、真意を問い掛けた。

(共同通信社)