■小沢氏無罪を受けての東京新聞・本日4月27日の社説「許せぬ検察の市民誤導」
も素晴らしく読み応えがある内容だが、コラム「筆洗」も同じく検察と新聞を鋭く批判
している点で秀逸である。
ただ一箇所、「小沢氏に道義的な責任は残るが」という部分だけは納得しかねるが。
東京新聞 「筆洗」 4月27日http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2012042702000081.html
「江戸の敵を長崎で討つ」。検察審査会に提出した捜査報告書が偽造されていた驚くべき事実に、こんな言葉が浮かぶ。検察審査会を利用し、自らは起訴を断念した政治家の命脈を絶とうとしたのではないか。そう疑われても仕方のない捜査だった▼民主党の小沢一郎元代表にきのう、無罪判決が下された。小沢氏に道義的な責任は残るが、この裁判の敗者は誰かと考えてみた。強制起訴した検察審査会や指定弁護人ではない。法廷には姿がなかった検察組織である▼ロッキード、リクルート事件など、政治家や高級官僚を立件した輝かしい歴史がある特捜検察も、有罪立証には綱渡りの場面があった。負の遺産は継承されず、残ったのは尊大な世直し意識だった。その姿は無謀な戦争に突き進んだ昭和の軍官僚たちの姿と重なる▼日露戦争は革命思想が浸透したロシア国内の混乱の要因もあり、薄氷を踏む勝利だった。陸軍参謀本部が残したのは、司馬遼太郎さんが「明治後日本で発行された最大の愚書」と憤るほど都合の悪い事実を隠蔽(いんぺい)した戦史だ▼実戦の経験のない若手将校には完勝したイメージだけが残り、その慢心は昭和の戦争で日本を破滅に導いた。二つの戦争で旗を振り続けたのは新聞だった▼筆者は長く検察を取材してきた。特捜検察をおごり高ぶらせた責任を顧みなければならない、と自省を込めて書く。
■昨日はエイプリルフールのツイッターを批判されたNHKについて書いたが
同じ4月1日の東京新聞は、こんなふうにとてつもなくエスプリが効いて面白かった。
最初ちらりと見たときは、いつもと同じ紙面のつくりなので、思わず騙されそうになった

どれも爆笑まちがいなし。拡大して読んでね。
右:日本にいた!? 逆白黒パンダ
左:ウラ原子力ムラの野望 低速増殖炉「みろく」
右:「みろく」の続き 安全神話の決定版? 核のごみは増量
怒力発電も着々 ストレス発散でエネルギー
左:本音のコラム 山口二郎 「外交は任せた!」
口元チェック アホかいな 腹話術合唱団を旗揚げ
大坂の教員「君が代」を特訓
広告もエイプリル・ジョークなのだ(^o^)
■「4月バカ」のジョークも理解できない「ほんもののバカ」なんか
相手にすんな、NHK。
批判したり、勝手に不快になる一部の視聴者に媚びて文章を削除したら、
その文章を面白いと思ったほかの視聴者を、逆に不快にさせてしまうよ。
そうやってビビッて削除したりすることで、自由な報道や表現を狭めてしまう
危険性の方が大きいということに、もっと思いをめぐらせてほしいもんだ。

朝日新聞4月2日http://www.asahi.com/national/update/0402/TKY201204020575.html
「NHK国営化」ジョークを謝罪
NHK広報局の公式ツイッターで、エープリルフールのジョークとして書き込んだ内容が批判を受け、謝罪していたことが2日、分かった。
同局によると、担当者が1日午前0時すぎ、「本日、NHKと全ての民放が合併して国営放送になりました。今後は着物を着たアナウンサーが、やや絶叫気味にニュースをお伝えする予定です」といった内容を書き込んだ。その後、批判の声が数件寄せられたため、同日午前10時40分ごろ、「一部の方に非常に不快な思いをさせてしまいました。思慮不足でたいへん申しわけありませんでした。これ以上、不快な思いをされる方がいらっしゃらないよう、ツイートを削除いたしました」と謝罪し、問題の部分を削除した。NHK広報局は「今後は節度をもった内容を心がけたい」と話している。
■困ったときの北朝鮮とアルカイダ(^^;
国民の目や批判の矛先をかわしたい時の便利なアイテムってかんじかな。
というわけで、今回も北朝鮮の「衛星」発射に便乗して、まるで国家存亡の危機
みたいにまたまた大騒ぎして、イージス艦やらPAC3を配備するんだって。
何年か前にも、まったく同じように騒いでいたっけね。
■北朝鮮が4月に衛星(ミサイル)打ち上げをすることは、去年すでに米国は承知の上
だから、踊らされているのは日本のメディアと国民だけ。
巨額の防衛費を使ってイージス艦やPAC3を買った防衛省にとっては、メディアが
わーわー騒いで危機感を煽ってくれればくれるだけ、高い武器を配備する理由付けが
できるからありがたいわけだ。メディアの方もおいしい絵が撮れてお得だし。
ところが煽り取材が過熱すると、こんな悲劇も招いてしまう。

写真は毎日新聞。
大津市の名神高速道路で大型トラックに追突されたタクシー
=大津市朝日が丘2の名神高速道路で
2012年3月31日午前0時52分、滋賀県警撮影
毎日新聞 3月31日http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120331k0000e040227000c.html
交通事故:PAC3取材のタクシー追突され2人死傷 大津
31日午前0時5分ごろ、大津市朝日が丘2の名神高速道路下り線の大津インターチェンジで、東京都江戸川区中葛西4の坂本吉章さん(55)運転のタクシーにトラックが追突。タクシーの後部席に乗っていた東京都墨田区向島3、タクシー運転手、谷田幸生さん(41)が頭などを強く打って死亡した。タクシーの助手席に乗っていた番組制作会社の男性(28)は頭を打って軽傷。滋賀県警高速隊は、トラックを運転していた千葉県一宮町、トラック運転手、高梨展(まこと)容疑者(41)を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕した。
高速隊などによると、番組制作会社は日本テレビの委託を受け、地上配備型迎撃ミサイル(PAC3)を乗せて30日夜に航空自衛隊白山分屯基地(津市)から広島県に向かうトラックを追跡取材していた。しかしトラックを見失い、高速道入り口から本線に合流する加速車線に停車していたところ、走行車線からはみ出してきたトラックに追突されたらしい。谷田さんは長距離運転の交代要員だった。【村瀬優子】
■ようやく大手メディアも一連の小沢インチキ裁判の真相に気づいたのか
はたまた小沢氏が無罪になったときのエクスキューズに備えてか(^^; 少しずつ
小沢氏に擦り寄っていく様子が顕著になってきた。
というわけで、今回のロイターによるインタビュー記事を転記する。
ロイター通信 3月15日http://jp.reuters.com/article/newsOne/idJPTYE82E04K20120315?sp=true
インタビュー:消費増税案、強行なら賛成できず=小沢民主元代表
[東京 15日 ロイター] 民主党の小沢一郎元代表はロイターのインタビューに応じ、野田佳彦首相が不退転の決意で進める消費増税について「衆院で法案(の提出・採決)を強行してくれば賛成できない」と反対を明言。法案の成立阻止に向けて、政府側の譲歩・再考を促した。
消費増税をめぐっての話し合い解散は否定。今通常国会での衆院解散・総選挙も「多分ない」と語った。消費税問題をめぐっての野田首相との会談については「会う立場でない」とはねつけた。
政権が命運をかけて取り組む消費増税に反対する理由について小沢氏は、政権交代時の初心に戻って、政治・行政の抜本改革に取り組むことが先決だとし、「根本的な改革を全く行わないで、ただ増税と言うのでは、順序が逆だ」と強調。解散・総選挙の時期に関して今国会中の解散は否定したが、「秋以降はわからない。秋以降、解散うんぬんというより政治そのものがどうなっているかわからない」と政局の混迷を示唆した。
インタビューは14日夕に行った。
インタビューの概要は以下の通り。
──小泉首相以降ほぼ毎年首相が交代して野田首相で6人目、民主党政権で3人目。政策は進まず、政治が機能していない。根本原因と解決策は。
「日本の政治が大きな変わり目にきているということだと思う。戦後の自民党を中心とした政治体制は変えないといけない。経済が右肩上がりで順調に進んでいた時代はそれでよかったが、冷戦も終わり時代が大きく変わった。にもかかわらず、日本は戦後半世紀の政治の仕組みや考え方、手法を変えられないでいる。こういう状況はもう少し続くかもしれないが、そう遠くない時期に克服できると思うし、そうしなければならない」
「官僚機構が日本の政治・経済・社会の前面に出てリードしてきた時代の名残りが、今なお色濃く残っている。自民党から民主党に政権は変わったが、民主党自身の意識が時代の変化についていっていない。悲観はしていないが、時代の変化にぴったり適応できる政権が可能かとなると、もう少し時間がかかるのではないか」
──民主党が変わる必要があるということか。
「そう。民主党自身がそのことに気付いてしっかりした政治をすることがベストだ。ただ、どうしても、発想の転換というか、意識の転換が難しいということになれば、次善の策を考えなければならない。しかし、民主党が変わるのは今からでも遅くない。政権交代の時の初心を想い起こして、皆で頑張ろうという思いだ」
「この国の統治機構、官僚支配の中央集権体制を根本的に変えなくてはいけないというのが、われわれの主張であり、マニフェスト(政権公約)だった。それに手を付けないできた結果、民主党政権は、自民党以上に官僚に依存していると言われている。民主党は意識転換ができていない。このままでは、政権交代した意味がない。われわれが公約し、国民が期待した根本的な改革にメスを入れ、改革を進める勇気をわれわれが持つかどうかだ」
「もう一度、初心に戻ってやり直せば、国民の支持は必ず戻ってくる。自民党がだらしないから、民主党がダメでも自民党に支持がいくという状況ではない。それで橋下徹大阪市長のように、大胆と言えば大胆、乱暴と言えば乱暴な改革を主張する人たちに支持が集まり、民主党のお株を取られてしまっている」
──消費増税を20年前から主張していた。今になって引き上げ反対はなぜか。
「当時は直接税が税収の7割を占め、強制的に徴収される部分が多すぎたので、もっと個人の懐にカネを残し可処分所得を増やすために、所得税・住民税を半分にするという大減税と同時に間接税を上げることを主張した。消費税そのものについての議論は、今も否定しない」
「ただ、その後の20年間の激変の中、日本の政治・行政を根本から変えないとダメだ、特に、長年の中央集権の官僚支配ではおカネの配分に無駄が多いということが明らかになった。まずそこを抜本的に変えようというのが民主党の公約だ。それでも財源がまだ足りないということであれば、消費税を上げるしか仕方ないとわれわれも認めている。しかし、根本的な改革を全く行わないで、ただ増税と言うのでは、順序が逆だ。2年半前にわれわれ自身が訴えてきた改革に全力で取り組んで、その後に消費税(引き上げ)で遅くない」
──消費増税法案には反対するのか。
「まだ、大改革から始めることに望みをもっている。たとえば、仮に僕らが(増税法案に)衆議院で反対しなくても、野党が過半数の参議院では通らない。野党も賛成しなければ消費税は通らない」
「税・社会保障の一体改革とネーミングしているが、社会保障のビジョンは何もない。消費増税だけだ。このままでは賛成できないという私の態度は基本的に変わらない。衆議院で法案(の提出・採決)を強行してくればわれわれとしては賛成できないが、どちらにしても参議院ではダメだ。だから、そこはもう少し考え直してやるのではないか」
──野田政権は政治改革・行政改革を消費税増税の前提に努力している。これでは不十分か。
「中央集権体制から地方分権への抜本改革は全くやっていない。衆議院の定数削減は枝葉末節な話だ。定数を減らしただけで、国民が幸せになるのなら、国会議員は皆、辞めたほうがよい。身を切ることは大事なことだ。それがいけないと言っているわけではない。しかし、それは政治の本質ではない。チェンジ、WE MUST CHANGEこそ、最重要課題だ」
──格付け機関も日本の政治の機能不全に注目している。消費増税法案が廃案になれば、日本国債が格下げになり金利が急騰し、日本経済は相当なダメージを受けるとの見方がある。
「そうは思わない。日本の債務残高の対GDP比はよくないが、実質的には資金がまだある。国債も90%以上を国内で消化している。まだまだ国内で国債を消化する能力がある。それは、まだどこかに巨額の資金があるということだ。その意味で、今回、消費税(増税)ができなかったからという理由で、日本の財政がおかしくなることはあり得ない。統治機構の大改革を実施することで、一般会計予算で相当の無駄を省くことができる。独立行政法人、特殊法人に毎年2、3兆円のカネを出している。特別会計そのものの問題もある。それを整理するだけでもかなりのカネが出る。当面は心配ない」
──「まだ大丈夫」と言い続けてきた歴史だ。
「財政再建に一定のメドはつけないといけない。しかし、旧来の政治体制、行政の仕組みをそのままにしていては、議論の意味がないし、財政再建もできない。なぜ、自民党政権から民主党政権に変わったのか。官僚のコントロールのもとでの行政の不公正や無駄を根本から直す、それによって日本全体を立て直すということが、国民に支持されたからだ」
──消費増税法案を参院で通すために、話し合い解散はあり得るか。
「『話し合い解散』はマスコミが作った言葉にすぎない。民主党と自民党が談合して解散・総選挙を行っても、両方とも勝つわけがない。だから、消費税をめぐって、自民党と民主党が(解散で)合意することはあり得ない。自民党内も腹のなかでは早期解散と思っている人はいないのではないか。『話し合い解散』という言葉が飛び交っているだけで、そういうことはない」
──今年、衆院解散・総選挙はないとの認識か。
「消費税をめぐって、今国会で選挙ということは多分ない」
──ほかのことをきっかけに解散はあり得るか。
「(任期満了の)来年8月までいくかどうかは別にして、秋以降はわからない。秋以降は、解散うんぬんというより政治そのものがどうなっているかがわからない」
──民主、自民どちらも過半数を取れない政治状況で政界再編の可能性は。
「このままで総選挙となれば、どこも過半数は取れない。『大阪維新の会』も過半数を取るほどではないだろう。民主党は間違いなく惨敗する。自民党は増えるか減るかわからないが、増えても過半数は取れない。どの政党も過半数を取れない状況になる。その状況が一番の悲劇だ。日本の民主主義はそれほど成熟していないから、過半数を取れる政党がないと大混乱になる。これだけは避けたい」
──野田首相では過半数を取れる政権にはならないか。
「今のままではダメだ。今のままでは絶対に勝てない」
「民主党も政権を担当してみたがさっぱりダメだという失望感がある。では、国民の支持が自民党に向かうかというと、そうはいかない。民主党にまだ若干の期待感が残っているからだ。われわれが2年半前に訴えた『国民の生活が第一』の政策を1つでも2つでも現実にやってみせたら、国民の支持は必ず戻ってくる。そういう状況にして、民主党政権が継続することが最善、ベストだ」
──橋下大阪市長と連携する可能性は。
「統治機構を変えるという橋下さんの主張は、僕も、基本的には民主党政権も言い続けてきたことだ。今からでも遅くない。民主党政権でそれを実現させれば、国民の支持は必ず戻る。再編や、どこかと連携という必要は全くなくなる」
「それができなかった時に、どういう方法で安定政権をつくるかについてはいろいろな選択肢がある。最善の策、次善の策、三善の策と、いろいろある。現時点では、最善の策で民主党がもう一度よみがえって欲しい」
──党を出ることは。
「僕が党を出る理由は全くない。国民との約束を忘れた人たちの方が党を出なければならない。僕は国民との約束をちゃんと覚えているし、今もそれを実行しようとしている」
──消費税の問題で、野田首相と話をする考えは。
「僕は(1月の)党大会にも招待されていない。(首相と)会う立場でもない。党大会にも呼ばれない人が、呼ばない人と会うということはないでしょう」
(ロイターニュース 吉川裕子 リンダ・シーグ 編集:石田仁志)

ううう、寒いっすね。
猫も毛布をかぶらなきゃ凍えますぜ。
by マヨ
■幸か不幸か、私の部屋のテレビも都合よく壊れたので、新しいものに買い換えた。
やったね

というわけで、朝晩の、つまらない地上波オンリーの視聴から解放された。
食事時には、以前からリビングのテレビで、ほとんどCSかBSまたは録画を見ている。
■で、昨日の朝も早速NHKBSの世界のニュースを見た。
そのときのメモ。身につまされる内容が多い。
大震災と原発事故から1年後のフランスとドイツのニュースは…フランスのテレビは、日本人の82%が脱原発を訴えていると報じた。
ドイツでは2022年までに原発をなくすことを決定。
それでも連邦政府の対応は遅いとドイツ国民は思っている。
その中で、環境省はすばやくきちんと脱原発を進める決意を表明した。
スイス、イタリア、ベルギーも脱原発の方向だ。
(ポーランド、チェコ、リトアニアの原発はそのままだが)
このようにドイツを含めたヨーロッパの3.11以後の関心は、福島原発のその後に
移っている。またヨーロッパの人々の一部は、日本全体が汚染されたと考えている。
そして日本政府や東電やメディアがいかに正しい情報を伝えなかったか、という点に
対して強い批判が起きている。メディアは国民の代弁者のはずだ。
ドイツZDFのハーノ記者は、これまで何度も被災地を取材した。
彼は、ここで再び強い地震が起きれば日本は終わると警告する。
とくに4号機がまた事故を起こしたら、日本だけでなく世界中が大変なことになる。
「原子力ムラ」は日本特有のしくみで、被災地は日本のエリートたちに見捨てられたと
感じている。
日本で起きた今回の事故は4つ――地震、津波、原発そして信頼の喪失である。

写真はロイター通信より
メドちゃんと一緒に勝利宣言するプーチン氏。
■最近にわたり、対米従属・ロシア嫌いの日本政府とマスメディアが反プーチンの
ニュースを流し続け、今回の選挙ではプーチンは過半数を取れない、また大々的な
不正があるだろうとキャンペーンを貼っていた、そのロシア大統領選の投票が4日に
行われ、プーチン氏が投票総数の過半数を獲得して当選した。
NHK 3月5日http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120305/k10013478991000.html
ロシア大統領選 プーチン氏当選
4日に投票が行われたロシア大統領選挙では、これまでの開票の結果、プーチン首相が、投票総数の過半数の票を獲得して当選を決め、大統領に復帰してさらに6年間、ロシアのかじ取りを担うことになりました。
ロシアの大統領選挙は、開票作業が進んでおり、選挙管理委員会によりますと、開票率が86.8%の時点で、プーチン氏が64.8%の得票率で、投票総数の半数を上回り、当選を決めました。
これに先だってプーチン氏は、日本時間の5日未明、クレムリン近くの広場に集まった10万人余りの支持者を前に、メドベージェフ大統領とともに演壇に立ち、「われわれは開かれた公正な戦いで勝利した。偉大なロシアのために支持してくれた人たちに感謝したい」と涙を見せながら、勝利を宣言しました。
プーチン氏は59歳。
2000年から大統領を2期務めたのに続き、この4年間は首相を務め、合わせて12年間にわたってロシアのかじ取りを続けてきました。
大統領の任期は、これまで4年でしたが、憲法改正によって、次から6年に延長され、プーチン体制がさらに長期化することになります。
プーチン氏に対しては、去年12月の下院選挙での政権側による不正疑惑をきっかけに、かつてない批判の声が高まりました。
しかし、選挙戦では、国の安定をもたらしたと実績をアピールし、ほかに有力な候補者がいなかったこともあり、選挙直前で支持を回復させて当選につなげました。
■ロイター通信によると、
出口調査および一部の開票から、プーチン氏の得票率は60%になったとみられている。出口調査によると、対立候補の共産党のジュガーノフ委員長は18%、自由民主党のジリノフスキー党首、および公正ロシアのミロノフ党首、富豪のブロホロフ氏は10%以下にとどまっている。
ジュガーノフ委員長は、選挙は違法、不正だとして共産党としては選挙結果を受け入れないと述べた。
出口調査の段階でプーチンが過半数を獲得していたことが明らかになった。
共産党のジュガーノフ委員長があーだこーだと言っているようだが、ソ連邦を実質的に
破滅させた共産党の時代に本気で戻りたいと思っている人がどれだけいるのか?
エリツィン後の大統領選での得票率が笑っちゃうほど少なかったことを思い出せばいい。
■では日本でも大きく取りあげられた選挙不正はどうだったかというと…、
The Voice of Russia 3月5日 http://japanese.ruvr.ru/2012_03_05/67533113/
国際監視団 大統領選挙の投票状況に満足
ロシアでの大統領選挙は国際的基準に則ったものとなった。そのような中間評価が4日夜、中央選挙管理委員会国際情報センターで開かれたブリーフィングで、独立外国監視グループによって発表された。
セルビアからの監視員は、「今日、多くの国がロシアを手本とすることができるだろう。」と強調している。またイタリアの代表者は選挙について、「印象深く、民主的だ」と評価している。
ハンガリーからの監視員は、欧州議会に対する報告書の中で、「欧州議会選挙においてロシアの経験を活用する」ことを提言する意向を明らかにしている。
またこれに先立つ3月3日には、
http://japanese.ruvr.ru/2012_03_03/67412503/
米国の独立選挙監視人、ロ大統領選に大きな進歩
米国からの独立選挙監視人のクライン・プレストン氏は、モスクワの国際情報センターで記者会見を行い、大統領選挙の準備においてロシアは飛躍的な前進を見せたと発表した。
プレストン氏は、「投票所へのウェブカメラ設置および透明な投票箱の導入を歓迎する」と述べている。
また、プレストン氏は、選挙監視団の活動が円滑に行われるために、多くの改善がなされたと指摘し、「昨年の下院選挙と比べると、疑う余地のない進歩が見られる」と結論付けている。
■たしかにロシアには利権汚職や不正、報道統制、経済格差がはびこっている。
それがプーチン批判となって渦巻いているのは否定できない。
しかしながら、それを大々的に報じる日本のメディアの醜さはどうだろう。
他国の選挙不正をなじる前に、民主党の党首選で小沢氏を抑えて菅氏が当選した
そのからくり、不正をこそしっかり調査して質すべきだったのではないのか。
原発事故の対応や報道でも、かつてのソ連より酷いと世界から嘲笑されていることを
しっかり受け止めるべきである。

毎日毎日冷えますねえ(((=_=)))
ふだんは仲の悪い猫たちも
1ヵ所に寄り集まって寒さしのぎ。
■さて小沢氏強制起訴や東日本大震災、原発事故によって、日本社会を牛耳り
食い物にしている連中の顔がはっきり見えるようになった。
そのひとつが、ジャーナリズムの仮面をかぶった「記者クラブメディア」という
不可思議な存在である。
そしてその結果、今回の栄えある報道の自由度ダウンという栄誉を授けられたのであった。
どの面下げて自らそれを報じたのか、2つの記事を転載する。
産経新聞 1月26日http://sankei.jp.msn.com/world/news/120126/erp12012600250002-n1.htm
報道の自由度 日本、22位に後退
国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は25日、世界179カ国・地域を対象にした報道の自由度ランキングを発表した。日本は前年の11位から22位に後退した。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で過剰な報道規制が行われ、「報道の多元性が制限された」としている。
「アラブの春」の結果、中東諸国ではチュニジアが164位から134位、リビアが160位から154位にそれぞれ上昇した一方、ムバラク政権崩壊後も軍が統治を主導するエジプトは127位から166位に下がった。(ベルリン 宮下日出男)
時事通信 1月25日http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012012500930
日本は22位に後退=「アラブの春」で変動も−報道自由度ランク
【パリ時事】国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」(本部パリ)は25日、世界179カ国・地域を対象とした2011年版の世界の報道自由度ランキングを公表した。日本は前年の11位から22位に後退。同団体は東日本大震災の被災地や東京電力福島第1原発事故で過剰な報道規制が敷かれたことなどを理由として挙げた。
相次ぐ政変で「アラブの春」と呼ばれた中東・北アフリカ諸国では、ベンアリ政権が倒れたチュニジアが前年の164位から134位に順位を上げ、カダフィ体制が崩壊したリビアも上昇。一方、ムバラク政権崩壊後も軍が暫定統治するエジプトは127位から166位に後退し、反体制派弾圧が続くシリアも順位を下げた。
このほか、ニューヨークのウォール街(金融街)での抗議行動で報道関係者が逮捕された米国は、20位から47位に下降。スーダンは170位と引き続き下位だったが、同国から独立した南スーダンは111位にランクされた。

「田中龍作ジャーナル」掲載の写真より
「原発いらない」のシュプレヒコールが湧き上がった。
=19日正午過ぎ、新橋駅SL広場。
写真:田中龍作氏撮影
■お昼から新橋駅の例の広場で(私も昔この広場をよく通った(^^;)野田首相が街頭演説を
行うというので仕事の合い間にテレビをつけたら、白い服の蓮舫大臣がなにやらワーワー
しゃべっている(よく聞き取れない)。
と臨時ニュースが流れて、なんと北朝鮮の金正日総書記が急死したという。
思わず、暗殺か?などと勘ぐってしまった。
実際にはすでに17日に亡くなっていたそうで、たぶんこの後も情報が錯綜するだろう。
で悪運が強いというか、野田氏の街頭演説を待ち構えて不穏な空気に包まれていた新橋駅に
行くことなく、どじょう総理はぬらりと身をかわしたのだった。
共同通信 12月19日http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011121901001444.html
首相、街頭演説を急きょ中止 金総書記死去で
野田佳彦首相は19日昼、東京・JR新橋駅前で就任後初の街頭演説を行う予定だったが、北朝鮮の金正日総書記が死亡したとの情報を受けて急きょ中止した。
演説では、社会保障と税の一体改革の必要性を強調。歳出削減に取り組む決意も示して消費税増税に理解を求める意向だった。
首相は昨年6月に財務相に就任するまで20年以上にわたり、自らの選挙区である千葉県船橋市内の駅頭で政策を訴え続け「演説の名手」として知られる。8月の民主党代表選では自らを「ドジョウ」に例えて話題になった。先の臨時国会閉会後、周辺に「国民に直接政策を訴える場をつくりたい」と話し、日程調整していた。
■まったくどこの一般市民が、一方的な増税に理解を示すかってんだ。
その昔、まだ稚魚だったどじょうが津田沼駅に立って何かしゃべっている姿を
しょっちゅう見ていたが、特に立ち止まる人もなく、演説の名手と感じたこともなかった。
小泉、安倍元首相らのときも「困ったときの北朝鮮頼み」というか、政権の浮揚のために
ずいぶんと北朝鮮の無謀や暴発が役に立ってきたので、互いに連携しているのかと深く疑って
しまったが、今回も偶然とはいえ、北朝鮮事情が日本の首相をまたもや救ったことになる。
このことを実に的確に分析しているのが、以下の「田中龍作ジャーナル」の記事である。
田中龍作ジャーナル 12月19日http://tanakaryusaku.jp/2011/12/0003356
金正日に救われたドジョウ総理
ただちに大手メディアは「北朝鮮スピン」を発動したのだった。
今後しばらくの間は、テレビも新聞も
北朝鮮の話題で埋め尽くされるだろう。
増税も災害復興も原発事故も、
国民のどじょう政権への怒りの声も
み〜んな北朝鮮のニュースで吹っ飛び忘れ去られるのだ。
■田中聡沖縄防衛局長が、普天間移設の環境影響評価書提出に関する
セクハラ発言で更迭された。
またかという思いだが、28日の夜に沖縄防衛局が報道記者たちに呼びかけて
那覇市で懇親会を開き、そのときに酔った田中局長がポロリと口にしたらしい。
■まず新聞やテレビの記者たちが防衛局の誘いに応じて、なにも疑わずにのこのこと
酒場に出向いて一緒に酒を飲むこと自体にあきれるが、懇親会はオフレコの場だからと
問題発言が出ても隠蔽してしまったその腐った性根にさらにあきれて憤慨した。
ふだんからそうだから何とも思わなかったのだろうし、セクハラ発言もセクハラとは
感じなかったのだろう。
翌朝、田中局長の発言を取り上げたのは、地元の琉球新報だけだった。

写真:琉球新報
【羽田空港に到着した田中聡沖縄防衛局長
=29日午後、東京・羽田空港(松本健吾撮影)】
琉球新報 11月29日http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111129/plc11112911010008-n1.htm
「これから犯すよと言うか」
沖縄防衛局長がアセス提出めぐり発言
報道陣との非公式懇談会で
沖縄防衛局の田中聡局長が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設に関する環境影響評価書提出をめぐり「これから犯すよと言うか」と発言していたことがわかった。29日付の琉球新報が報じた。
琉球新報によると田中氏は28日夜の報道陣との非公式の懇談会で、一川保夫防衛相が米軍普天間飛行場の環境影響評価書の提出時期を明確にしない理由について、「犯す前にこれから犯しますよと言いますか」と発言、年内提出の方針はあるが地元の意向を配慮していることを強調したという。懇談会は那覇市内の居酒屋で行われ、報道機関約10社が参加していた。
田中氏の発言に対し、一川氏は29日午前の記者会見で「どういう状況、メンバーでどんなやりとりがあったのか、全然分からないから、しっかり確認した上で対応したい」と述べた。今後の対応については「沖縄県民や(仲井真弘多)知事をはじめ関係する責任者には気配りをしながら誠心誠意対応するという姿勢だ。しっかりと誠意を持って対応したい」と強調した。
藤村修官房長官は同日午前の記者会見で「事実が本当にそのままなら、『不適切』ではなく、看過できない」と憤りをあらわにした。同日朝に一川保夫防衛相から「本日中に事実関係を調査し、判明した事実に即してしかるべく対応する」との報告があったことを明かし、「官邸としてその状況を注視している」と述べた。
玄葉光一郎外相も同日午前の記者会見で、「事実だったら言語道断だ」と厳しく批判した。
政府は年内に評価書を提出する方針だが、田中氏の発言が沖縄県のさらなる反発を招くのは必至で、防衛省内には「相当マイナスの影響が出る」(幹部)との懸念が広がっている。
■玄葉外相が大きな目をむいて「言語道断」と言ってみたところで、東京・大阪などの
大都市中心、地方切捨ての政治を加速させているオリジナル「官軍」民主党や官僚組織が、
僻地である沖縄を、中央によるレイプ対象とみなしていることは明らかなのだ。
■こうした発言や事件が起きるたびに、私はいつも手塚治虫の『陽だまりの樹』の以下の
シーンを思い出す。
手塚は曽祖父・手塚良庵が幕末明治に生きた蘭方医であることを知り、自らのルーツを
この作品で描いた。その中に1856年に初代駐日領事として伊豆の下田へ着任した
米国人のタウンゼント・ハリスと通訳のヘンリー・ヒュースケンが描かれている。
ハリスとヒュースケンについては新選組ファンなら誰もが詳しく知っていると思うが
『陽だまりの樹』の架空の登場人物で青年武士の伊武谷万二郎は、尊王攘夷思想の持ち主
でありながら幕府からハリスたちの護衛を命ぜられる(余談だが、新選組も元々は尊王攘夷の
志士集団だった)。

『陽だまりの樹』第3巻より。
ハリスとヒュースケンは日本と日本人を理解しようと努力するが
生活習慣や宗教観、倫理観も違い、コミュニケーションの壁は厚い。
清潔好きの日本人に感心したヒュースケンは下田の公衆浴場を見たいと
万二郎に頼み込むが、男女が混浴している姿に大きなショックを受ける。

酒の席で猥談をはじめる日本の役人たち。
今回の居酒屋での懇親会を髣髴させる(^^;
■「この美しい自然 豊かな山野に囲まれながら… なぜ、こうも下品な人間が
生まれるんだろう?」のセリフをいち早く取り上げ評したのが、荷宮和子氏だった。
荷宮の著作『手塚漫画のここちよさ』から、その一部分を引用する。
ここにセクハラの本質が論じられているからである。
幕末に限らず、日本の過去について勉強していくと、あるわだかまりが生まれてくる。そのわだかまりの正体を、手塚がわかりやすい言葉で表わしてくれたのがこの台詞である。
ヒュースケンは、アメリカ大使ハリス付きの通訳として、日本にやってくる。主人公、万二郎と様々な行き違いを生じながら、なんとかコミュニケーションをとろうとする。慣れない土地での生活に苦労しながら、ハリスとヒュースケンは、霊峰富士を初めとする、日本の自然の美しさに魅せられていく。しかし、幕府の男達が、彼らを喜ばせようとしておこなう、様々な接待を苦痛に感じてもいる。日本の男達の持ち出す話題や行動に、どうしてもなじめないヒュースケンが、万二郎にぐちった台詞がこれである。
この台詞は、手塚が異人の価値観を、完全なフィクションとしてひねり出した結果だろうか。いやむしろ、手塚自身が、日本の人間、すなわち「日本の男」に感じていた不信感を、外国人というキャラクターの口を使って語らせたのではないのか。私には、ここにこそ手塚の本音があるように思える。
日本の社会が女にとって住みにくい理由とは、実は「男尊女卑」という女性差別が存在するからではなく、単に男が下品だから、なのかもしれない。下品な男、下衆な男、品性下劣な男が、女に向ける言動は、非常に不愉快なものだ。なかでも、仕事の場面で味わわされる不愉快さは、経済的な不利益という、男にとってもわかりやすい結果をも伴うものだったため「セクハラ」の名で表立って論じられる機会も多かった。雇用機会均等法、育児休業法等はそのひとまずの成果と言えるだろう。
しかし、これまでの論者は、男社会で女が不利益を被る根本原因を、すべて「女性差別」のせいだとしていた。男は女を差別している、ばかにしている、見下している、だから私達はこんなに苦労しているのだ、と。しかし、こう責められた当の男達は、どこか納得が出来ないでいた。確かに、女に生まれた人が損をしている状況はある。男である自分は、その上にあぐらをかいている部分もある。でも、彼女達が責めるほど、女をばかにした覚えも、差別した覚えもない。それなのに、なんで謝らなきゃいけないんだ? と。
どうやら、彼の感想は正しいようだ。本当に、彼は、女をことさらに見下してはいない。ただ、日本で生まれ育った男として、当然身についたふるまいをしていただけなのである。そう、彼は単に下品だったのだ。よその国からやってきた人間ならば、たとえ男同士であってさえも、「付き合いたくない」と感じるほどに。(以下略)

















